トレーナー向け資格

トレーナーの資格を通信で取得?5つの講座の特徴比較

トレーナーの資格を取得したい!と考えていても、なかなか時間が取れず取得が困難だったり、専門学校に通うにも金額が高くて大変・・・というようなことも。そこで今回は、トレーナー資格の通信講座はどのような特徴があるのかを比較していきます。

1)トレーナーの資格とは?

トレーナーといってもスポーツの業界だと、資格の種類は様々です。また、この業界は分野別にどのサポートをするかが明確に分かれているので、一口にトレーナーといっても行う仕事の内容は異なります。

フィットネス・ジムトレーナーの資格内容

フィットネス系の資格内容になると、主にスポーツジムやフィットネスクラブなどで、ニーズに合わせた指導エビデンスに基づいた指導を行うことを目的とした、プログラムの作成・開発や、一人ひとりにあった指導方法を学んでいきます。

体について学ぶことも多く、スポーツインストラクターの指導対象がアスリートであるのに対して、フィットネストレーナーやジムトレーナーは一般の方々、さらに幅広い年齢層の方々に運動指導をするのが大きな特徴になります。

アスリートの指導トレーナーの資格内容

アスリートの指導トレーナーの資格は明確に分類がわかれており、大きく4つに分かれます。アスレティックトレーナーはスポーツ障害に関係する資格で、競技中に思わぬ事故があった際の応急処置などをおもに担当します。メディカルトレーナーは、怪我からの復帰をサポートする資格で、リハビリなどが必要な時に的確な指導を行います。

ストレングストレーナーは、競技特性に応じてチーム全体で取り組むトレーニングと、選手ごとの個性、各ポジションに応じたトレーニングを指導します。コンディショニングトレーナーはアスリートの心身の調子を整えるための資格で、マッサージなどのほかに、メンタルのケアを行うこともあります。

2)トレーナー通信講座の資格取得の特徴とは?

トレーナーの通信講座だと、資格取得に向けて実技などが体感できないのに大丈夫かな・・・と心配になる方々も多いでしょう。ですが、通信だからこそできることもあります。

たとえば、問題の送付、解答用紙の送付などのやり取りを、インターネットを介してやりとりすることができる企業も多くあります。通学制だと、いちいち通学して先生に聞いて、といった手間や時間がかかりますが、インターネットを通じて情報のやりとりを円滑に行えるようになっています。

また、インターネットを通じて、ウェブカメラ機能などでパソコンの前で授業をするところもありますので、通信といえども、通学と大きな違いもなく手軽に授業をうけることができる特徴があります。

3)通信講座で取得できるトレーナー資格5選

パソコンを見る女性

取得できる通信教育資格には上記にもあげた通り様々です。分野別に分かれてどのような資格があるかを確認していきましょう。

フィットネス系トレーナー資格

(1)NSCA Certified Personal Trainer:NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)

こちらの資格はアメリカのNSCA が認定する、主にスポーツジムやフィットネジムの中でパーソナルトレーナーとして活躍する際に役立つ資格となっています。顧客の体力やニーズに個別のアプローチを用いて評価や動機付け、教育、トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う優れた専門的能力を学ぶことが出来ます。

NSCA-CPTは、アスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレーニング指導を行います。そのため、NSCA-CPTはトレーニングの知識に加え、医学的・運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。月1回の添削があり、12回の学習教材を用いて勉強を行います。

期間:6か月

(2)NESTA-PFT

全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会が認定する資格の一つとなります。主にこちらの資格は一般のフィットネスジムや、スポーツジムでのパーソナルトレーナーをはじめとした運動指導を行うことを目標とする人の為に考案・開発された資格となります。

また、幅広いニーズに答えて、パーソナルトレーナーとしての専門知識や専門技術だけに着目した資格ではなく、ビジネススキルについても学ぶことができるようになっています。こちらにもいくつか受験資格があります。

・CPR、AEDの技能に関して定期的なトレーニングを積んでいる(資格認定を受けていることが望ましい)
・日本国籍または、日本で就労可能な在留資格を有する者
・満18歳以上で高等学校卒業以上のもの。またはNESTAが認定する教育カリキュラムの修了者
・次の4つのうち1つ以上を満たすもの
-1年以上のパーソナルトレーナー・フィットネストレーナーとしての実務経験がある
-1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある
-体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している
-NESTAの認定する養成講座・養成コースを受講済である

期間:6か月

引用元: NESTA PFT認定 取得までの流れ 

 

アスリート系トレーナー資格

(1)認定アスレチックトレーナー

ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会(JATAC)が認定する資格の一つです。スポーツ現場で選手が受傷したときの応急処置や傷害の評価、リハビリまでの手順、傷害の予防の方法学ぶことが出来ます。現在ではスポーツ現場に限らず、高齢者の健康づくりなど、職域が広がっているのが特徴です。ですが、この資格はだれでも受けることが出来るわけではなく、以下のことが必要です。

・柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、理学療法士、作業療法士の資格をもち、かつ、「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会」の認定する講習会で所定の単位を取得した人
・NATAの認定トレーナー、日本体育協会の認定アスレティックトレーナー
・スポーツ科学系の専門学校や大学、大学院を卒業し、かつ、協会が認定する臨床医療系とスポーツ学科の必要単位を取得した者。必要単位は協会や関連団体の研修会、または通信教育で取得できます。

これらの条件を満たす人が、「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会」に正会員登録を申請し、認められれば正会員になれます。入会金と会費が必要です。

費用:
・共通科目
・専門科目
・実技試験検定料
期間:1年

(2)ACCA コンディショニングコーチ・養成講座

特定非営利活動法人 アスレティックコンディショニングコーチズ協会が認定する資格の一つです。こちらは、主にスポーツ選手をサポートするための様々な知識や、ノウハウを学習することが出来ます。中でもこちらは、スポーツコンディショニングの基礎知識を習得するコースになっています。

筋肉別の強化方法とストレッチ方法から始まり、スポーツ障害と応急処置、スポーツ栄養学、スポーツ選手がかかえる精神的問題に対応するメンタルトレーニングまで、学ぶことが出来ます。また、テキストの内容に関する質問はEメールで受付しているので、通信講座でもしっかりと知識が身につくといえるでしょう。

期間:約10か月

(3)スポーツフードアドバイザー資格取得講座

一般財団法人JADPスポーツフードアドバイザーが認定する資格の一つです。キャリアカレッジジャパンで通信講座を受けることができます。こちらもアスリート向けの、主に栄養面でのサポートに役立つ資格です。特に、勝つためのカラダ作りのノウハウを学び、スポーツ栄養の専門的知識と実践力を3か月で身につけるための通信講座になっています。

この講座は、オリンピック選手、Jリーガー、プロ野球選手をはじめ、数多くのトップアスリートを指導する管理栄養士の川端理香講師と、トライアスロン世界選手権出場選手の専属コーチである藤田英継講師が全面監修しています。試合で最大限の能力を発揮するための食事、栄養についてプロから学ぶことができます。

期間:約3か月

4)通信教育のメリット・デメリットとは?

笑顔の男性

通信教育には便利なメリットがある反面デメリットもありますので、それらを考えた上でどのようにして資格を得るか考える方がよいでしょう。

メリット

自由に時間を調整して勉強することができる
・料金が通学制に比べて低価格
・繰り返し動画で学ぶことができる

デメリット

硬い意思がなければ継続が困難
・質問がすぐに聞けない ※通信講座による
・コミュニティーができない

通信で資格を手に入れるならスクールがオススメ!

アスピ【東京・横浜】

◆ オススメ度!
★★★★★

◆ オススメポイント!
★取得まで徹底サポートで資格取得率100%  ※取得希望者に限ります

★個別指導だから好きな時に通える
★trainer of the year最優秀トレーナーが監修

◆ 一言コメント
まずオススメしたいのが「ASPトレーナースクール」です。
ASPトレーナースクールは資格サポートや就職サポートがあって、
実技の回数が多いのでおすすめです。

オンライン授業では一対一でトレーナーと映像をつないで学んでいくので、質問ができない・集中力が続かないと言ったデメリットはございません。

卒業生の中には最短2か月でNESTA、NSCAを取得し、パーソナルトレーナーになれた実績もございますので間違いないスクールだと思います。

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Dr.トレーニング【東京・大阪

◆ オススメ度!
★★★★☆

◆ オススメポイント!
★アメリカのジムと提携

★安心の就職サポート
★Drトレーニング主催セミナーが無料

◆ 一言コメント
こちらもトレーナー業界では有名なDr.トレーニングが運営するスクールです。

一番の特徴は、海外最新の知識と技術を常に取り入れており、
就職先もパーソナルジムからプロスポーツ選手の専属トレーナーまで幅広いことです。

オンライン授業では授業後に動画ファイルをお客様に共有するので、いつでもどこでも復習することができます!

また、Dr.トレーニングのスクールは現在海外の最新文献を無料で配布しているので、問い合わせるだけでもおトクです!

Dr.トレーニングの詳細はこちら

TRAINER’S LAB【東京】

◆ オススメ度!
★★★★☆

◆ オススメポイント!
★メディア実績No1

★医師推奨のノウハウが学べる
★卒業後フランチャイズで働ける

◆ 一言コメント
東京にあるスクールで各講師全員が国家資格を所有しております。元大手R社で指導をしていた凄腕トレーナーから座学においては実際の医師が医学の教科書を用いて指導するスクールでございます。全講師が国家資格を所有しているジム様は他にはございません。もちろん、資格の対策講座も実施しておりますので、資格を取りたい方にもオススメのスクールです。

TRAINER’S LABの詳細はこちら

5)通信講座に関するその他のQ&A

ここまで通信講座で取得できるトレーナーの資格について紹介して来ました。ここでは通信講座に関する質問にお答えします。

【Q1】通信講座になると合格率はどうなるの?

やはり、通学制と比べると合格率は下がる傾向にあります。一般的に通信講座は、比較的難易度が低い資格の取得でも、合格率は60パーセントから70パーセントと言われています。そのため、個人でしっかりと理解できるように主体的に学んでいくことが必要になります。

【Q2】受講の有効期限はありますか?

どのような通信講座を受けるかによって、有効期限が変わってきます。また、有効期限がきれても再度受講可能な場合もありますので、受ける資格の期限を受講前に確認しておくようにしましょう。基本的には有効期限が過ぎてしまえば受講は不可能になりますので、抜け漏れがないよう確認しておく必要があります。

【Q3】途中課題はありますか?

これもどのような通信講座を受けるかによって異なります。中には途中課題がないものをウリにしている企業団体もありますので、自分の生活スタイルや勉強方法にあわせてどの通信講座を利用するか検討しましょう。

【Q4】疑問点がある場合はどうすればよいですか?

基本的にどの通信講座でも電話やメール、FAX、郵送にて質問を受付けていることがほとんどです。曜日によって受付時間が異なる講座もありますので、連絡をする際には確認しておきましょう。基本的に郵送の場合は1週間、FAX・メールの場合は2〜3日程度かかると思っていた方がよいでしょう。そのため、時間に余裕をもって質問はまとめておきましょう。また、講座のインターネット視聴ができるサービスを展開しているところもありますので、利用できる場合はサービス内容を確認してみるのもよいでしょう。

【Q5】通信講座が向いている人って?

勉強に対してしっかり攻めの姿勢で行える人は通信講座に向いています。通学制はカリキュラムが定まっており、特に自分自身でスケジュールを立てていなくても、授業は進んでいきます。ですが、通信講座だと自分自身のスケジュールや進捗をしっかりしておかなければ、うまく勉強を進めることが難しくなってしまいます。だからこそ、わからないことはしっかりと自分なりに調べて、常に攻めの姿勢で通信講座を受講するようにしましょう。

他の資格をもっと詳しく知りたい方へ

今回ご紹介した資格以外にも専門資格は多数ありますし、テキスト学習だけでなく、実技研修も兼ねた勉強ができるスクールもあります。

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トレーナー資格の通信制度を利用すれば、本来の通学制の資格取得よりもかなりお安く資格を取得することができます。ですが、その分自分自身の力だけで勉強を進めなければならないので、取得の難易度が高いものだと相当な努力が必要になってきますので、勉強をしっかりと行える環境づくりが大切になるといえるでしょう。

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※掲載店舗は、一部のみです。ご了承ください

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