NSCA-CSCSの資格解説!受験条件・勉強法・活用方法
パーソナルトレーナーの認定資格を発行している団体の中でも、NSCAはとても有名です。この団体が発行する資格にNSCA-CPTがありますが、実はもう1つ、トレーナーには馴染み深い資格があります。
それが、NSCA-CSCSという資格です。
今回は、この資格がNSCA-CPTとどう違うのかに触れつつ、資格試験の受験条件、難易度、勉強法などを徹底解説します!
NSCA-CSCSはNSCA-CPTとどう違う?
つまり、NSCA-CSCSというのはNSCAという団体が発行している認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト資格です。
NSCAが発行している資格にはCPTとCSCSの2種類があります。
CSCSはCPTの上位資格と言え、一般のお客様よりもスポーツ選手やアスリートなどの指導を目的としたトレーナーを対象としているのです。
NSCA-CSCSの受験条件・授業料など
実際にNSCAのサイトでも記載されている事柄や、よくある疑問も踏まえて試験の詳細を紹介します。
NSCA-CSCSの受験に必要な条件
NSCA-CSCSの受験資格を得るためには、以下の3条件を満たしていることが必須です。
- 下記(1)、(2)、(3)のいずれかに該当する者
(1) 学校教育法が定める4年制大学の卒業者または大学4年生の卒業見込み者。
(2) 学校教育法が定める4年制大学、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構、または海外の大学より学位(学士・修士・博士)を授与された者。
(3) 高度専門士*の称号を付与された者。学部不問。出願時に、4年制大学の卒業証明書もしくは卒業見込み証明書、または学位取得を証明する書類(学位授与証明書、修了証明書)、または高度専門士の称号取得を証明する書類が必要。 - 出願時および受験時に、NSCAジャパンの会員(正会員、学生会員、英文会員)であること。
- 出願時に有効なCPRおよびAEDの認定を保持していること。
出願時に有効なCPRおよびAEDの認定を保持していない場合は、受験日の1年後までに、有効なCPRおよびAEDの認定証のコピーを提出すること。
NSCA-CSCSの試験日程
NSCA-CSCSの会場
ピアソンVUEのテストセンター営業日、予約状況によりますが、任意の会場で受験が可能です。
NSCA-CSCSの試験はマークシートで実施
CSCS認定試験は、「基礎科学」と「実践/応用」の2つのセクションに分かれており、両セクションに合格することでCSCS資格取得ができます。
試験問題は、3つの選択肢から1つの解答を選ぶマークシート方式です。
・CSCS基礎科学
スコアード問題80問とノンスコアード問題15問の計95問で構成されており、試験時間は1時間30分です
・CSCS実践/応用
スコアード問題110問とノンスコアード問題15問の計125問で構成されており、試験時間は2時間30分です。
・NSCA-CSCSの受験料
NSCA-CSCS認定試験 | 49,300円 |
CSCS認定試験基礎科学セクションのみ CSCS認定試験実践応用セクションのみ |
それぞれ33,400円 |
NSCA-CSCSの難易度は、それほど高くなさそう?
気になるNSCA-CSCSの問題難易度ですが、認定試験の合格率は約50%です。約半数が合格していると考えると、しっかり勉強すれば合格は難しくないと言えますね。
ちなみに、NSCA-CPTの認定試験の合格率は約65%。やはり、上位資格だけあってやや難易度は上がっています。
NSCA-CSCSは認定校や講座で効率的に勉強しよう
テキストと問題集がありますのでこちらを購入し、この問題集を中心に解いていくのが最も効率的で合格率が高いでしょう。
①まずはテキストを見ずに問題を解く。この際、自信が無い問題にチェックをしておく。
②採点を行い、各章ごとの正解率を出す。
③正解率が低い章から順番に
1:間違えた問題
2:チェックを付けた問題 の順でテキストを見ながら勉強する。
これを各項目で繰り替えすのです。
また、NSCAは受験対策講座を東京や大阪で実施しています。より合格に近づきたい方は参加することをおすすめします。
NSCA-CSCSの認定を目的としたカリキュラムを組んでいる学校やスクールもあるので、そこをうまく活用するのも有効です。
独学が難しいと感じたら、こちらの路線に切り替えていきましょう。
NSCA-CSCS資格取得後の活動方法は?
NSCA-CSCSは基礎資格であるNSCA-CPTの上位資格ということもあり、パーソナルトレーナーはもちろん、アスリート向けトレーナーとしても活動の幅を広げられる可能性があります。
現役トレーナーでも、NSCA-CPTの取得率は高いけれどNSCA-CSCSの取得率となると…その数はガクッと落ちます。
中には、この資格を持つだけの高い知識を生かして、トレーナー養成スクールで働く方もいるほどです。
NSCA-CSCSはパーソナルトレーナーのキャリアアップに有効
法律的な視点から見た場合、パーソナルトレーナーになるために資格は必要ありません。
日本国内においてパーソナルトレーナーの資格には国家資格は存在せず、全て民間の団体が発行しています。
勉強したことがない全く無知の人でも『私はパーソナルトレーナーです!』と言ってしまえば、無資格での活動も特に問題ありません。
その上で、NSCA-CSCSのような資格を持つことは、トレーナーのキャリアを積む上で大きな信頼に繋がります。
資格取得で専門知識を勉強することはとても重要です。それに加えて、実践を通じてスキルを培える環境があれば最高ですね。
実は最近、パーソナルトレーナーの需要増加に伴い、全国でトレーナーとして知識とスキルを学べ、資格取得や就職支援を行なっているスクールが増えています。
社会人よりも通いやすく費用も大学・専門学校よりぐっと抑えることができるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください!

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