職業 トレーナー パーソナルトレーナー 上級ホリスティックコンディショナー(JHCA-HCAD) トレーナー向け資格

パーソナルトレーナーの資格『JHCA-HCAD(上級ホリスティックコンディショナー)』

・上級ホリスティックコンディショナー(JHCA-HCAD)について
・資格取得のための方法
・取得後はどんな活動方法があるのか?

近年パーソナルトレーニングジムが次々とオープンしていることや2020年の東京オリンピックに向けて健康志向が高まっていることで、『パーソナルトレーナー』という職業を耳にすることも多くなってきました。

同時に、パーソナルトレーナーを目指す方も増えたのではないでしょうか?

そんな、パーソナルトレーナーをこれから目指す方の悩みとしては以下のことがあるかと思います。

・パーソナルトレーナーになるにはどうしたら良いのか?
・未経験でもなれるのか?
・取得後はどのように活動するのか?

そしてここで出てくる疑問が以下ではないでしょうか?

『資格は必要なのか?』

現在色々な団体がパーソナルトレーナーのための資格を発行していますが、今回はその中でも業界として有名なホリスティックの最上級資格である上級ホリスティックコンディショナー(JHCA-HCAD)の資格の特徴や難易度などを紹介します。

上級ホリスティックコンディショナーとは?

(JHCA-HCAD)は『Japan Holistic Conditioning Association』(日本ホリスティックコンディショニング協会 )が発行する『上級ホリスティックコンディショナー』の略。

そして、JHCHが発行している資格には以下の3種類があります。

・JCHA-FC
・JCHA-HC
・JCHA-HCAD

今回紹介する上級ホリスティックコンディショナー(HCAD)は、ホリスティックの中で最上級の資格となり、パーソナルトレーナー活動が認められているジムも多いです。

よりハイレベルなセッションを提供したいパーソナルトレーナーの方は上級ホリスティックコンディショナーの取得が有効な手段となるでしょう。

この資格取得をしたいという方が気になることは、どんな勉強方法で合格できるのか?ということではないでしょうか?

次はそこについて触れていきます。

上級ホリスティックコンディショナーの効果的な勉強方法

上級ホリスティックコンディショナー資格試験は、以下の2種があります。

①筆記試験
 A) セミナーベーシックコースおよびアカデミーベーシックコースに基づく基礎理論
 B) 総合的なメニュー作成・プログラミング
②指導ロールプレイング
 セミナーおよびアカデミーコースにのっとったFNC(機能的神経-筋コンディショニング)とFJC(機能的関節コンディショニング)およびFRC(機能的リカバリーコンディショニング)に基づくテクニックでケア・エクササイズも含めたアプローチをおこなう

試験対策は、協会が出版している以下の教材を活用するという方法があります。

①ホリスティックコンディショナーNO.1(スキージャーナル社)
②パーソナルトレーナーズバイブル(スキージャーナル社)
③機能解剖学分野の関連図書
④コンディショニングに関する基礎理論関連図書

問題集が無いため、テキストをしっかりと理解する必要があります。

また、定期的に資格別の講習会が開催されているため、こちらの参加をすることで効果的に勉強を進められるでしょう。

今回紹介している上級コンディショナーは実技試験が無いため、体力面に不安がある方にとっては安心かもしれないですね。

この試験をパスすると晴れて資格取得者となり、念願のパーソナルトレーナー活動も可能となります。

資格取得後はパーソナルトレーナーとして活動することを望んでいる方が多いかと思います。そんな方は実際にトレーナー活動をしている方の活動状況が気にななるかもしれません。

次に、実際にどんな活動をしているのかをご紹介いきます。

上級ホリスティックコンディショナー取得後の活動方法

パーソナルトレーナーとしての活動方法は主に以下のものがあります。

・パーソナルトレーナーの会社で従業員として活動する
・フリーのパーソナルトレーナーとしてフィットネスクラブと契約して活動する
・個人でジムを持って独立開業する

今回紹介している上級ホリスティックコンディショナーの資格は、ホリスティックコンディショナー(HC)を取得している人が対象となるため、この資格を目指す時点ですでにトレーナー活動をしている方が多いでしょう。

活動方法としては特に大きくは変わらないか、またはタイミングを見て独立するという方法が多いと思います。

パーソナルトレーナーとしての更なるレベルアップをしたい、より多くのお客様に満足してほしいというトレーナーの方にはこの資格取得は非常に良い選択となるでしょう。

次は試験詳細を紹介します。

上級ホリスティックコンディショナーの試験詳細

●資格を取るために何が必要?

JHCA-HCADを取るために、下記の受験資格を満たしていることが必須になります。

①JHCA会員であること
②当協会公認ホリスティックコンディショナーの認定者であること
③当協会主催セミナーアドバンスコース以上、またはアカデミーアドバンスコース以上の修了者

ホリスティックの資格は特に学歴などの経歴で判断されることがないため、未経験の方でも比較的目指しやすいパーソナルトレーナー系資格と言えるでしょう。

ただ、今回の上級ホリスティックコンディショナーはすでにホリスティックコンディショナーの資格を取得している必要があり、段階を踏んでの取得となるので注意してください。

【参考】パーソナルトレーナーの資格『JHCA-HC(ホリスティックコンディショナー)』

次に、試験詳細を紹介します。

●試験内容

①筆記試験
A) セミナーベーシックコースおよびアカデミーベーシックコースに基づく基礎理論
B) 総合的なメニュー作成・プログラミング

②指導ロールプレイング
セミナーおよびアカデミーコースにのっとったFNC(機能的神経-筋コンディショニング)と
FJC(機能的関節コンディショニング)およびFRC(機能的リカバリーコンディショニング)に
基づくテクニックでケア・エクササイズも含めたアプローチをおこなう

●金額

認定試験合格後、ライセンス登録料が別途かかります。

●日程

9月の年1回の開催となっています。

会場

東京会場 日本ホリスティックコンディショニング協会
(東京都港区芝 5-3-2 アイセ芝ビル B1 階)

ここまで、試験詳細を紹介しました。

最後に、本当に資格は必要なのか?

ここについて触れていきます。

結論、上級ホリスティックコンディショナーは必要か?

今回紹介した上級ホリスティックコンディショナーは、トップアスリートからオン・ザ・ベッドの半健常者まで幅広く対応できる、よりレベルアップしたパーソナルトレーナーになる目的の資格でした。

レベルアップを目指すトレーナーは、資格取得が非常に有効です。

ただ、パーソナルトレーナーになるために、法律上では資格取得は必ずしも必要ではありません

なぜなら、パーソナルトレーナーの資格には国家資格は存在せず、全て民間の団体が発行しているもの。

極端に言うと、勉強したことがない全く無知の人でも『私はパーソナルトレーナーです!』と言ってしまえば実質、活動はできてしまうのです。

しかし、これはあくまで法律上でのみの話。

当然ながら、資格の有無は知識、指導力、そして信頼にも関わります。

そしてそれは、身体作りの専門家として以下のテーマにも影響します。

お客様の理想のカラダを作ることができるか

お客様が興味を持っていることはトレーナーの資格や知識などではなく、『お客様自身を本当に変えてくれるかどうか』

ここが重要であり、つまりカウンセリングスキルと指導スキルが重要になります。

パーソナルトレーナーの資格の中には実技が伴わなくても取得可能なものも多く、これらは知識は確かに身に付きますが肝心な指導スキルやカウンセリングスキルの向上は難しいでしょう。

もし、あなたが単に資格取得のみでなくパーソナルトレーナーとしての即戦力になるために資格を検討しているとのであれば、知識のみでなく指導やカウンセリングスキルを学べる方法を選択して頂きたいです。

ただ、現在社会人の方はこれから大学や専門学校へ通うのはあまり現実的ではないかもしれません。

そこでオススメな方法は、パーソナルトレーナー養成スクールに入ること。

スクールに入った場合、知識と指導スキルはもちろん、カウンセリングなどの接客術も学ぶことができることが大きなメリットとなります

また、体系立てられたカリキュラムなので独学よりも遥かに効率良く、必要なことが身に付くため、最短でパーソナルトレーナーとしてデビューできるでしょう。

下記に無料説明会も開催しているオススメのパーソナルトレーナー養成スクールを紹介しておきますので、気になる方はぜひご覧ください。

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服部拓也

パーソナルトレーナー

服部拓也

大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。

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