ジム開業について

パーソナルジム開業で失敗する4つの理由とは!?失敗しない対策も解説

流行の波に乗り、次々と新規出店しているパーソナルジム。

しかし、裏ではひっそりと閉鎖しているジムが多いのも事実です。

パーソナルジムに限らず、起業してからの倒産率は1年以内に80%、5年以内に90%、10年以内に97%と言われており、単純に数字だけで見ると失敗する確率の方が高いと言えます。

しかし開業前に失敗例やその原因を把握し、対策しておくことで失敗するリスクを下げ、最初の起業から成功を収めることは十分可能です。

今回は、パーソナルジムの失敗例やその原因、そして成功するまでのポイントを解説します。

パーソナルジム開業で失敗する理由①立地が悪い

ほとんどのビジネスがそうですが、開業の成功・失敗を大きく分ける理由の一つが「立地」です。

特にパーソナルジムのように週1または2回など、お客様に頻繁に通っていただくビジネスモデルの場合はなおさらです。

よくある失敗例としては、コストを抑えて地価の安い場所に出店したが、ニーズがなく集客が上手くいかなかったということ。

モノやサービスを売るときには、自分がどんなサービスをどんなお客様に提供したいのかというマーケティング戦略が欠かせません。

失敗を防ぐための対策としては単に安いだけの理由で選ばないことであり、ターゲット層に合わせた立地を選ぶことです

高級住宅街で高所得者層を狙うのか、オフィスが多い駅前に出店してOL向けのジムにするのか。

多くの人で賑わうターミナル駅に出店するのかなど、必ずターゲット層を決めてから立地を選択しましょう。

また、ターゲット層がどのような交通手段を使うかによっても立地選びが変わってきます。

駅近、車が通りやすく駐車場があるなどもしっかりと検討してください。

パーソナルジム開業で失敗する理由②資金繰りによる失敗

「器具は最新で高級なものを使いたい」「新築物件で内装は超オシャレにしたい」「とにかく広くて開放的な空間にしたい」など、パーソナルジム開業に向けて夢と期待は大きく広がるものです。

しかしこれらは出費がかさむことが多く、集客に失敗すると資金繰りができなくなり廃業にも追い込まれかねません。

開業に失敗しないためにも冷静に考え、それら全てが本当に必要かどうかを検討しましょう。

資金繰りに困らないためには、小さく始めることです。

失敗する理由①と同じくまずはターゲット層を決め、ターゲット層が求めているものや必要なものだけを揃えるようにすると、無駄な家賃や器具などで余計な出費を抑えることができます。

特に器具や鏡、アメニティなどの購入は大きな出費となるため、本当に必要かどうかを見極めましょう。

逆に床の荷重や水回りなど、修繕費などで逆に出費が増えてしまうこともあります。

鉄筋コンクリートの造りで1階の物件を選ぶ、女性向けであればシャワーを必ずつけるなど、必要な部分には適切にお金をかけましょう。

パーソナルジム開業で失敗する理由③サービス内容がよくわからない

あなたのパーソナルトレーナーとしての強み、他のパーソナルトレーナーと差別化できるポイントは何がありますか?

強みや差別化ポイントとしては「美尻作り」「裏ももの引き締め」「アスリートの競技力アップ」「肩こり改善」など様々なものがあります。

パーソナルジム開業に失敗する原因の一つが、それらの強みや差別化がお客様に伝わっていないことや、そもそも作っていないことです。

実はこの原因は、ターゲット層が決まっていない人によくある失敗です。

個人のパーソナルジムが開業に失敗せず、勝ち残るためには強みをしっかり打ち出すことが。

特に大事なことは、市場調査を行い悩みや問題などを把握したうえで、それらの解決策を自身の強みとして打ち出すことです。

市場にマッチしたものを強みとして打ち出すことで、選ばれやすくなります。

パーソナルジム開業で失敗する理由④集客に力を入れていない

当たり前ですが集客ができなければ売り上げをあげることはできず、資金繰りが苦しくなってしまいます。

せっかくパーソナルジムを開業しても、これではすぐに廃業してしまうでしょう。

集客に失敗しないためにはターゲット層を決めること、SNSや新聞広告など、ターゲット層がどんな媒体からあなたのジムを知るのかなど、適切な集客戦略を練って情報発信をしておくこと。

別の記事で集客にはどんな方法があるのかを紹介しています。ぜひチェックしておいてください!

参考:パーソナルトレーナーも知っておきたい!集客に役立つ方法を14個紹介

小規模開業でも大成功を収めているパーソナルジム

パーソナルジムを自宅の一室で小さく開業し、年収1,000万円以上の大成功を収めている「AOKI JYUKU」というジムが愛知県名古屋市にあります。

参考:独立からたった1年で年収1,000万円達成!名古屋のパーソナルトレーナーをインタビュー

AOKI JYUKU代表トレーナーの青木さんにお話を伺ったことがあるのですが、パーソナルジム開業にかけた初期費用は「フロアマット」「パワーラック 」「バーベル」「ダンベル」「ウォーターサーバー」のみで50万円以下に抑えたそうです。

また、ランニングコストはウォーターサーバーの水代のみ。ジムは元々あった自宅の一室のため家賃は増えていません。

パーソナルジム開業前は「お金をかけないとお客様に来てもらえないんじゃないのか?」という不安がある方もいるのではないでしょうか?

しかし、AOKI JYUKUのように初期費用やランニングコストを大きく抑え、年収1,000万円以上を達成することは十分可能です。

AOKI JYUKUはこれまで解説した失敗する理由を全て潰しており、これが大成功の秘訣となっています。

パーソナルジム開業に失敗したくない方はAOKI JYUKUをぜひ参考にしてみてください。

パーソナルジム開業で失敗したくないあなたへ

パーソナルジムの開業で失敗してしまった方の原因を4つ紹介しました。

パーソナルジムの開業・経営を成功させるにはパーソナルトレーナーとしての専門性のみでなく、マーケティング戦略をしっかり練っておくことが大切です。

今回紹介した失敗例を反面教師に、適切な対策を立てておきましょう。

とはいえ「立地」「集客」「マーケティング」に頭を悩ますパーソナルトレーナーの方も多いのではないでしょうか?

トレーナーエージェンシーではこれまで何度もパーソナルジム集客を成功させてきた専門家が、パーソナルジム開業に失敗したくない方をマーケティング面でサポートしています。

・良い立地は競合が多く、勝てるか不安である
・市場に何が求められているかを知りたい
・意外な穴場があるなら、そのエリアの出店を検討したい

無料相談を受け付けているので、気になる方はぜひ相談してください。

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※掲載店舗は、一部のみです。ご了承ください

服部拓也

パーソナルトレーナー

服部拓也

大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。

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