職業 資格 NESTA パーソナルトレーナー

NESTA−PFTの問題集についてわかったことをまとめました

NESTAについて取得しようか考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、「どのくらいの期間で取れるのだろう?」「何を学べるのだろうか?」「実際に学んだことを活かせるのだろうか?」等と悩んでいる方が多くいると思います。

そこでこの記事では、調べても分からないNESTA取得までの道のりを実際の体験をもとに紹介します。

この記事を読まれることでみなさんのイメージが鮮明になれば幸いです。

★目次
・NESTAの各コースの簡単な説明
・NESTAの教科書について
・NESTAの問題集について
・NESTAの教科書の各章で学べること
・WEBコースとは通信講座のようなもの
・WEBコースはどれくらいで終わるのか
・WEBコースの添削具合
・事前講習でやること
・事前講習で休憩時間はあるのか
・事前講習の実施時間などから考える過ごし方
・事前講習のちょっとした他の活用の仕方
・事前講習のやり方から考察するNESTAの考え
・いざとなればの試験対策
・当日の試験のこと
・NESTAを勉強してよかったと思ったこと
・結局NESTAの資格を取ればトレーナーとして仕事ができるのか
・NESTAは知識の軸!
・YOUTUBEの動画だけでは限界がある話
・パーソナルトレーナーの資格に関する質問はこちら

NESTAの各コースの簡単な説明

NESTAには3つのコースがあります。ダイレクトコースゼミコースWEBコースです。

ダイレクトコース

ダイレクトコースはNESTAが提供している授業や通信講座を受講しないで直接試験を受けるコースです。

このコースの受講条件として、実務経験が1年以上あるいは体育系の学校を卒業していること等あります。NESTAの教科書をみてだいたいわかるというのであれば、問題ないかと思いますが当てはまる人はほとんどいないと思います。

ゼミコース

ゼミコースは決められた日程に授業を受けに行ってから試験を受けるコースです。授業といっても1年間あるわけではなく、合計32時間(4日間)のタイプ16時間(2日間)のタイプの2つです。私はゼミコースを受講していないので予想になりますが、この短期間でテストに出そうなところをかいつまんでやっていくのだろうと思います。

というのも、NESTAの教科書は全部で220ページあるので、そんな短期間で全て網羅することは非常に難しいと考えるからです。「えっ、テストに出そうなところを教えてくれるの!?」と思われるかもしれませんが、これに対する私の考えは後述することにします。

WEBコース

WEBコースは私が受講したコースです。3つのコースのうち最も安いということと、講義のためにまとまった時間がとれないという理由でこのコースを選択しました。章ごとに教科書の内容に関する問題を20問くらい書かれたワードファイルがメールで送られてくるので、追記する形で答えを書いて送信する感じです。

時間が経つと、担当講師から添削されたものが返ってきます。14章まで全て終わると、試験前日に事前講習を受講することになります。WEBコースの詳細や事前講習については後述します。

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NESTAの教科書について

NESTAの試験を受験するには教科書を購入しなければならないと公式サイトに記述されています。費用はなかなかのお値段です。専門書の中でも高いほうじゃないでしょうか。中身の内容の濃さをふまえても高い気がします。私ももちろん購入しましたが、事前講習の日や試験当日に自分のテキストかどうか確認されることはありませんでした。

NESTAはどのように購入したかどうか確認しているのでしょうか。サイトからの購入履歴を確認しているとすれば、少し大変な作業になると思われますが詳細は不明です。もしかしたら、知り合いから借りても問題ないかもありません。あるいは、フリマサイト等から購入するなど。もしそのようにされる際は自己責任でお願いいたします。

教科書の文章に関してですが、少し読みにくかったです。というのも、極論ですが高校生が英文を直訳した感じです。または、グーグル翻訳にかけたときみたいな感じです(流石にグーグル翻訳ほどひどくないですが)。NESTAはアメリカでできた資格なので元の教科書の文章は英語で書かれています。具体的には、あんまり日常で使わない単語がでてきたり、文法が少し硬い感じです。

みなさんも英語を和訳するときは電子辞書などで単語を検索してからやっていたと思いますが、出来上がった文を見てみると硬い文章になっていなかったでしょうか。この文章の読みにくさが、NESTAの試験の不合格率を高めているといっても過言ではないとさえ思いました。余談ですが、NSCA-CPTなどの他の資格に関しても外国の団体が元を作っているので教科書は読みにくいことが予想されます。

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NESTAの問題集に関して

NESTAには教科書とは別に問題集が存在します。試験と同じ4択の選択式の問題集です。実際の試験よりかはレベルが簡単に設定されています。問題集と回答集のセットでこちらもなかなかのお値段です。

じゃあかなり分厚いのかと言われればそうでもなくて、ページ数は80です(各ページにだいたい4問くらい)。章のタイトルだけのページとかもあるので問題数は結構少ないです。1、2日で終わります。

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NESTAの教科書の各章で学べること

「NESTAって何が学べるの?」と思う人はたくさんいると思います。一応公式サイトに各章のタイトルが書いてあるので記述します。また、簡単にどんなことが学べるのか一言記述したいと思います。

1章:NESTAパーソナルトレーニングシステム
NESTAが考えるパーソナルトレーナーの志について学習します。

2章:運動生理学
人が動くにはエネルギーが必要で、そのエネルギーをつくる方法についてなど学びます。また、神経の種類、筋肉の構造、骨の特徴などです。

3章:運動機能学と機能解剖学
みんなが避けて通る筋肉の起止と停止についてです。また、各筋肉の機能についてです。例えば、大胸筋は肩関節の水平内点に関わるなど。もっと細かい筋肉の機能についても学習します。

4章:生体力学
クライアントの動きが正しいかどうかは生体力学を知っていると判断しやすいです。例えば、モーメントアームとか聞いたことがあると思いますが、そんな感じのことを学習します。

5章:柔軟性
トレーナーは筋トレを教えるだけでなく、ストレッチも説明します。ストレッチをするときに体で何が起きているのかなどを学びます。

6章:栄養と代謝
3大栄養素などについて学びます。基本なので実践的な内容は含みません。

7章:特別な集団
妊婦の方や高齢者など、工夫した内容を考えないといけない人についてです。

8章:評価
クライアントの運動レベルの評価や体組成の測定方法などです。

9章:プログラム設計
この章はわりとおもしろいかもしれません。運動レベルにあったメニューの組み方などです。

10章:エクササイズ実践
ベンチプレスなど実際の種目の解説が写真付きで解説されています。

11章:安全管理・けがの予防と救急措置
血圧の異常など体に異常がある人に対する対策です。

12章:パーソナルトレーニングのビジネス
独立してやる事と、どこかに所属してやる事の違いやビジネスをする上での志についてです。志レベルなのであまり実用的な内容ではない感じです。

13章:売り上げとNESTAシステム
4ページしかありません。クライアントの目標を達成させるためのコミュニケーションの心構え的な内容です。

14章:成功の秘訣
宣伝の方法とか、異業種との連携方法について簡単に学習します。

引用元:NESTA PFTテキスト

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WEBコースとは通信講座にようなものである

それでは私が受講したWEBコースについて詳しく説明していきたいと思います。WEBコースは前述の通り、言わば通信講座のようなものです。みなさん、小学生や中学生のときに進研ゼミをやっていたことがある人も多いのではないでしょうか。

毎月届く冊子にテストの回答用紙が付いていて、回答を記入したら封筒に入れて所定のところに送付します。何日か経つと赤ペン先生が赤ペンで丸をつけてくれたり、間違っていたら正解とポイントなどを記入してくれました(もしかすると、今はやり方が違っているかもしれません)。

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WEBコースはどれくらいで終わるのか

そこで、気になるのは「回答を送付してからどのくらいの期間で添削が返ってくるのか」ということです。

結論を言ってしまうと、こちらが回答を記述したワードファイルを送付した日の翌日には基本的に返信がきます。土日祝日関係なくです(年末年始は除く)。なので、最速で2週間くらいで終わります(公式サイトの口コミをみると平均約3か月)。もっと早く終わらないのかと思われるかもしれません。

検証はきちんとできていないですが、おそらく1日に2章分を解くことはできても流石にその返信が当日中に2つとも返ってくるまではいかなかった記憶があります。

ただし、1日で2章分こなすには割と時間を割く必要がありますので基本的には難しいと思われます。個人差はありますが、私は1章分を解くのに2時間くらいかかりました。この2時間という数字ですが、とりあえず提出することだけを考えて早めにやった結果の数字です。なので、きちんとやろうと思えば3、4時間かかると思います。

あまりにも適当な回答をし過ぎると担当講師から「もう少し丁寧にやりましょう」などとコメントがつくので注意です。私は直面しませんでしたが、最悪の場合は再提出もあるそうです。

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WEBコースの添削具合

返信はかなり迅速な対応をしてもらえることがわかりました。さて、ここで気になるのは添削の具合ですよね。個人差はありますが、そのスピードの分もあるせいか私には味気ない添削に感じました。

公式サイトの口コミでは「他の資格の通信講座とは違い、無機質な添削用の講師とは違って非常に充実した学習を進めることができました」と書いていますが、あまり鵜呑みにしない方がいいと思われます。

NESTAの公式サイトの口コミ投稿の仕組みは、問題として講座の感想を述べてくださいというのがあるので、たくさんの感想のうち良いものだけがピックアップされている感じです。口コミは良いのと悪いのがあって初めて成り立つことを思い出してみてください。Amazonとかでもそうしていますよね。

実際の添削というのは合っていれば「OK」のみ、もう少し内容が欲しいと思われると赤字で追記間違っていれば文章による解答を追記してもらえる感じです。試験前に添削をしてもらったワードファイルを見返していたのですが、あまりタメになるようなことは追記されていないなという印象でした。

例えば、この問題の解答は難しいなと感じて少しアバウトな感じで書いていても「OK」になっていたりします。少し追加でポイントが欲しかったなと思うことが多々ありました。また、教科書まるまるコピペの修正もあったので残念でした。

以上のことから踏まえると、テスト勉強のために見返す用にある程度きちんと自分で解答を作っておくことをオススメします。

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事前講習でやること

事前講習は試験前日に指定の場所で8時間くらいかけて試験対策をします。8時間で何ができるんだと思われるかもしれませんが、教科書を使ってテストに出るところをかいつまんで教えてくれます。

例えば「ここ毎回でるんで覚えておいてください」「ここほぼ毎回でるんで線を引いておいてください」「このページは全く出ないので飛ばします」などと言ってくれます。このことからわかることは、試験には数種類のパターンがあるということです。

例えば、試験A、試験B、試験Cという冊子があり、問題はa,b,c,d,e,f,g,h,i,jの10問あるとします。試験A(abcde)、試験B(abhij)、試験C(abcfg)という構成だったとすると、a,bは100%で出題、cは67%で出題、defghijは33%で出題ということになります。身近な例でいくと、運転免許の試験もこのような感じだったと思います。

また、理解しにくいところは白板を使ったり、身振り手振りを使って教えてくれます。私の担当だった講師の方はトレーナーとしてのキャリアが長かったようで非常にわかりやすい内容でよかったです。

パーソナルトレーナーのためのスクールについて書いたノートでは担当の方の説明にそっけなさを感じたというようなことを書きましたが、やはり人によって説明は全く違うなと改めて感じた1日でした。

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事前講習で休憩時間はあるのか

その他のこととしては、休憩時間があるかどうかについて話します。トレーニングをしている方なら食事もきちんとしたいと思いますが、安心してください。きちんと休憩時間はあります。

8時間の講習のうち、お昼1時間と1時間半おきくらいに5分くらいのトイレ休憩があります。実質、8時間も講習自体はないということがわかります。

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事前講習の実施時間などから考える過ごし方

以上のことから、事前講習では出るところがだいたいわかってしまうということがわかりました。そうすると、ほとんど勉強しなくてもいいのではないかと思われるかもしれませんが、実際は油断しない方がいいです。

事前講習が終了するのが19時半で、試験開始が翌日の10時半です。事前講習が終わって帰宅し、夜ご飯とお風呂などを済ますと寝るまであまり時間がありません。しかも、翌日は地味に早い10時半から始まります。

また、事前講習と試験は日本三大都市の東京、名古屋、大阪の3つのみで、遠方から来る方は移動時間が結構かかります。往復でかなりかかってしまう人は勉強時間を確保するためにホテルを予約してもいいかもしれないくらいです。

この短時間で出るところを一から暗記しようとすると時間的に無理だと思います。なので、やはり事前講習までにある程度勉強しておく事をおすすめします。

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事前講習のちょっとした他の活用の仕方

事前講習ではだいたい30人くらいの受講生に1人の講師が講義をする形で進められます。席の位置は決められていないので、自由に席を選ぶ事ができます。そこで、できるのであればトレーナーとして現役っぽい人の横に座ってみてください。

私の経験談をお話すると、たまたま横に座っていた人がパーソナルトレーナージムを経営している方でいろいろと話をすることができたからです。「現役っぽい」と言われるとわかりにくいかもしれませんが、いろいろと判断材料を挙げるとすると「年齢が30以上」「清潔感がある」・・・などでしょうか。

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事前講習のやり方から考察するNESTAの考え

実際の試験では事前講習でやったことが結構出題されました。個人差はありますが、こんなに教えてといて大丈夫なの?ってくらいです。この状況を踏まえて考察してみると、NESTAはどんどん資格保有者を増やしたいのではないかと考えます。

この業界にはきちんとした教育期間で勉強をしてきた人たちが少ない傾向があります。そのため、このような事前講習がないと試験レベル自体はそんなに難しくなくても、合格率が著しく低くなってしまう可能性が考えられます。その結果、受験する人が少なくなり、結局はお金が入らなくなっちゃいますよね。

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いざとなればの試験対策

WEBコースにおいてNESTAで合格するにはいくつかコツがあると思います。前述しましたが、やはり重要なのは事前講習です。何が出るか教えてくれるわけですが、流石にここでそれを書いてしまうとまずいので書けません。しかし、出るところを押さえないで220ページの内容を全て理解しようとするのも費用(時間)対効果が低いなと感じています。実際資格なしでトレーナーをやっている人もいるくらいです。

例えば、事前講習で横に座った現役トレーナーの方にお話を聞くと、資格の内容を実際の現場で使用したことはほとんどないと言っておられました。それでは、あまり時間をかけないで合格するにはどうしたらいいか。

それは、2回受験することです。1回目は出題傾向を掴みに行くために捨て身でいきます。このやり方はWEBコースのやり方ですが、ゼミコースを受講できるのであればゼミコースをオススメします。ゼミコースでも、1回目で無理そうだったらあまり気張らずに2回目に向けて計画するのもありだと思います。

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当日の試験のこと

当日の試験時間は2時間です。この時間が問題数に対して少ないのか、多いのかということについて記述していきたいと思います。事前講習で講師の方が「最後に計算問題がありますが、時間切れで解けない人がいます」と言われていました。そのためできるだけ早めに問題を解くように心がけましたが、実際は意外と時間があまりました。

具体的には、1周して見直しのためにもう1周できたくらいです。個人差はあると思いますが一つの参考にしてみてください。ちなみに、早く解き終わって終了10分前くらいでなければ早期退出ができます。早期退出者は30人くらいいた受講生の中で1人くらいでした。

当日の出題の感じとしては、問題集より少し難しくなった感じです。というのも、細かい内容(数字など)をきちんと覚えていないと解けない問題がたくさん出題されます。例えば、数字となると心拍数、血糖値、年齢などたくさん挙げられます。また、問題文では「正解を選べ」と「誤りを選べ」の両方を混ぜてきますので冷静に落ち着いて一つ一つ処理していく事が大切です。あとは、マーク式なので回答がズレないように注意してください。

この他にも状況を説明するとすれば、当たり前ですがトイレに行きたくなったら担当講師に伝えれば行くことができます。また、席は自由なので後ろの席の方がいいとかこだわりがあれば早めに着くようにすることをオススメします。

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NESTAを勉強してよかったと思ったこと

NESTAを勉強してよかったと思うことはいろいろありますが、ぱっと思いつくことは、解剖学をきちんと覚えるきっかけになったという事です。恥ずかしい話ですが、私自身起止停止に関しては少しうろ覚えになっている部分がありました。とは言っても、教科書に書いてあることは少し簡単です。何が簡単かというと、筋の起止・停止の位置が少しアバウトということです。

例えば、上腕二頭筋の起止が肩甲骨としか書いていません。「起止停止」って最近だと聞いた事がない人はほとんどないと思いますが、実際にきちんと覚えている人はトレーナーくらいだと思ってます。

趣味でトレーニングをしている人できちんと詳細に覚えている人はほぼ皆無でしょう。趣味でやってる人でも数年かけて覚えていくのかもしれませんが、トレーニングをやってる人は早く覚えた方がいいです。トレーニングの質が少し上がりますので。

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結局NESTAの資格を取ればトレーナーとして仕事ができるのか

NESTAを一通り勉強して感じたことは、素人がこれ1冊勉強して現場に立てるかどうかと言われれば難しいという事です。基本の基本はこれでいいですが、これをもとに現場でどう使うかです。足りないところとか使いにくいところが必ずあるので、自分の知識を深く広くしていく必要があります。

運転免許で例えたいと思います。自動車運転免許はNESTAと違い技能講習があるので、比較しにくいところもありますが、運転免許を取得すれば公道を走ることができます。人によって少し差がありますが、運転できちゃうんですよね。一方、NESTAはというと素人が取得したとしてもお客さんを前にすると手も足も出ないと思います。感覚ですが、運転免許が100としたらNESTAは10くらいでしょうか。

パーソナルトレーナーの仕事は多岐に渡るのでなかなかカバーしにくいところもありますが、やはり実践的な内容がないところがもうちょっとという感じです。なお、NESTAはスペシャリスト資格というより特定のニーズに特化した資格があります。例えば、サプリメントに特化した資格など。もし、もっと実践的な内容を座学で勉強してみたいのであれば、このようなものに挑戦してみてもいかもしれません。

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NESTAは知識の軸!

NESTAは基本の基本だと言いました。こんな事言うと、あんまり必要がないのかなと思われるかもしれません。しかし、このご時世、基本のキすら抜けて応用ばかりに目がいってしまい、トンチンカンなことを言っている人はたくさんいます。一人でしかトレーニングをしたことがない人にはわからないかもしれませんが、合同トレをよくする方やジムでアルバイトをした事がある人はよく直面するのではないでしょうか。結構変なことを言っている人がザラにいます。

このあやふやな知識のまま現場に立つとクライアントの質問攻撃には到底耐えることができないので非常に注意が必要です。一つの知識の軸を身につけるためにもNESTAは必要であると考えます。

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YOUTUBEの動画だけでは限界がある話

みなさん、YOUTUBEで筋トレYoutuberの動画は見られますでしょうか。4、5年前まではそんなにアップロードされていなかったですが、ここ最近はカネキンさんを始めとしたたくさんの方の動画があります。ひと昔前までは、情報を得るとしたら本とかでしたが、今は動画である程度確認できるようになって便利になりました。

趣味でトレーニングをするだけだったらこれだけでもいいですが、仕事にするにはこれだけでは足りないと断言します。というのも、かなりクオリティの高い動画もあるにはありますが、トレーナーの仕事は多岐に渡るのでそれをカバーできるくらいは充実していません。

また、クライアントは女性のお客様や筋肉に左右差のある方、柔軟性が低い方などなどトレーニングに慣れていない人が多いです。なので、このような人用にエクササイズプログラムを組む必要があります。動画では普段トレーニングをしている方のメニューなので直接当てはめることは難しいことがほとんどです。

そもそもYOUTUBEというのは娯楽です。つまり、受動的に楽しむものです。受動的にやるだけの知識なんて大したものではないので、自ら勉強しなくてはならないと考えます。例えばですが、YOUTUBEの動画を見る人はよく会いますが、起止停止の位置まで覚えている人はほぼ会ったことがありません。以上のことから、YOUTUBEからしか情報を得ていない人はNESTAのような資格勉強をして基本を勉強することをオススメします。

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最後に

最近ふと思ったのが「NESTAを手に入れたからトレーナーとしてやっていける」のではなく、「トレーナーとしてやっていける器があるからNESTAを持っている」ということです。私の周りでもトレーナーになりたいと思っている人はたくさんいます。NSCAやNESTAの資格を取るつもりだと言い張っていますが、いつまでたっても勉強をし始めないんですよね。

まあ資格が全てではないですが、そんな人は他に何か努力をしていることもない場合が多いです。NESTAの回し者ではないですが、資格取得を機にトレーナーとして成長しフィットネス業界を盛り上げていただければ私も嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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NSCA-CPTや他の資格をもっと詳しく知りたい方へ

今回ご紹介したNSCA-CPT以外にも専門資格は多数ありますし、テキスト学習だけでなく、実技研修も兼ねた勉強ができるスクールもあります。

より確実な方法でパーソナルトレーナー業界の就職をかなえたい。そんな方は、トレーナーエージェンシーのLINE@でお気軽にご相談ください。

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パーソナルトレーナースクールを卒業し、某ジムにてパーソナルトレーナーとして活動中。これからトレーナーになろうと考えている人向けにTwitterアカウントを作成 ネガティヴツイートは多いが本当は人想い。 TwitterDMから相談受付中 TwitterID:@muscle2019

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