コンテスト系

IFBBプロカードは誰の手に?マッスルコンテストジャパン オーバーオール・プロビキニ編

世界で最も権威を持ったボディビル団体であるIFBB。なんと日本でも、大会を制した選手にはIFBBより正式にプロ資格が付与されるプロクオリファイが開催されました。

マッスルコンテストジャパンとは?

マッスルコンテスト
1988年に創立され、アメリカ国内の主要なボディビル団体であるNPCや、プロボディビル団体であるIFBBの大会を数多く主催。
現在ではアメリカでだけではなく、世界各国で国際基準のボディビル大会を開催しており、2019年には日本にも初上陸を果たす。
2020年には、国内大会の「マッスルコンテスト東京(1月13日)」と国際大会の「マッスルコンテストジャパン(2月11日)の2大会が開催される。

日時
2020年2月11日

会場
カルッツかわさき

競技カテゴリ
・ビキニ(プロクオリファイ/ノービス/マスターズ35+/マスターズ40+)
・フィギュア(プロクオリファイ/マスターズ35+/マスターズ40+)
・ウィメンズフィジーク(プロクオリファイ)
・メンズフィジーク(プロクオリファイ/ノービス/マスターズ35+/マスターズ40+/ティーン)
・クラシックフィジーク(プロクオリファイ)
・ボディビル(プロクオリファイ/ノービス/マスタ−ズ40+/ティーン)

IFBBプロってなに?どうやったらなれるの?

YouTubeや各種SNSで、IFBBプロという肩書きを名乗る選手を見たことがあるのではないでしょうか?
他の多くのスポーツ同様にボディビルの世界にもプロ資格というものが存在します。

世界最大のボディビル団体IFBBから認定された選手がIFBBプロです。その称号を得るためには、高レベルな戦いを制する必要があり、多くのボディビル競技者の憧れとなっている存在です。

もともとはアメリカ国籍がなければIFBBプロになることは実質不可能でした。しかし2018年以降はプロクオリファイと呼ばれる、プロカードをかけて競われる大会が世界各国でも開催されるようになりました。

プロになる門戸が世界中の人に開かれ、レベル・名実とともに高まりを見せはじめています。

IFBBプロになるためには?

IFBBプロを志望する選手はまず、地区大会に位置付けされるリージョナル大会に出場する必要があります。
今回のマッスルコンテストでも、リージョナル大会としてマッスルコンテスト東京が2020年1月に開催されました。
マッスルコンテスト東京コンテストレポート

リージョナルに出場した選手は、プロカードが発行されるプロクオリファイに改めて挑戦することになります。国際大会に位置付けされるプロクオリファイには、プロカードを求めて世界各国から選手が集まります。しかも、IFBBプロの栄冠を手に入れることが出来るのは、各カテゴリに対して1人のみ。非常に厳しい戦いとなります。

IFBBプロ資格は誰の手に?オーバーオール審査結果

通常ボディビル競技では、身長・体重別に階級が分けられています。今回のマッスルコンテストジャパンも階級制となっており、それぞれの階級のチャンピオン同士が比較され決定する総合優勝・オーバーオールに勝利した選手がプロカードを手にすることになります。

それでは今回誕生したばかりのIFBBプロ選手達を見ていきましょう!

各階級別の順位情報はこちら

ボディビル

体重によって分けられた5つの階級の優勝選手たちが比較されます。チャンピオンがずらりと並ぶ光景はとても迫力がありますね!

プロカードを手にしたのは、圧倒的なバルクと余裕のステージパフォーマンスを誇っていたスラチャイ・プランゲイム選手。

クラシックフィジーク

ボディビルとフィジークの要素どちらも併せ持つ競技であるクラシックフィジーク。各階級を勝ち抜いた実力者たちが競います。

その中でも筋肉のバランス・美しいポージングで抜きん出たオーラを放っていたゾウ・ユンチャオ選手

ウィメンズフィジーク

ウィメンズフィジークのプロの座を手にしたのはメラニー・ブナオ選手。(本大会のウィメンズフィジークカテゴリは1階級のみ)

フィギュア

ウィメンズフィジークで優勝したメラニー・ブナオ選手がなんとフィギュアでも総合優勝を果たし、2冠を達成!

メンズフィジーク

メンズフィジークのオーバーオールを制したのはブトヤ・ブワナット選手。

特にフロントポーズをとったときには、つい視線が奪われてしまうインパクトのある選手でした。(右から2人目)

 

ビキニ

ビキニのオーバーオール審査は非常に接戦のように思われました。

他カテゴリは外国人選手がプロの座を攫って行きましたが、唯一ビキニは日本人である福田志保選手が快挙を遂げました。

今回新たに誕生したIFBBプロ選手たちの今後の活躍が楽しみですね!

プロビキニ戦

マッスルコンテストジャパンのもう一つの目玉イベントが、プロビキニの大会です。日本ではまだ開催例が少ないプロ選手同士の戦いが繰り広げられる注目度の高いイベントでした。

激戦を制したのは、タイ出身のニッタヤ・コンサン選手(中央)。3位に終わった昨年に比べ、アウトラインのメリハリをつける筋肉を強化して実力を上げていました。

優勝したニッタヤ選手は、世界最高峰のボディビル大会であるミスターオリンピアへの出場権を獲得しました。
タイ出身ながらも、日本で着々とキャリアを積むニッタヤ選手の挑戦から目が離せません。

マッスルコンテストの詳細・最新情報は
マッスルコンテスト公式ウェブサイトへ

 

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