トレーナー向け資格

運動初心者にも使える!オススメトレーナー資格2選

パーソナルジムに通うお客様は、ほとんどが「トレーニング初心者」です。

彼らに対して、いきなり重いダンベルやバーベルを持たせたり、BIG3で追いこんだりすると、短期的なダイエットは成功しても、リバウンドや怪我を招いてしまうかもしれません。

パーソナルトレーナーに求められるのは、お客様の体の状態を把握することと、適切なトレーニング種目を幅広い手段で提供できることです。

今回は、この2点のポイントを解決するのにぴったりな、2つの資格をご紹介します!

TRX

TRXは重量を扱わないトレーニングツールです。

その応用度は非常に高く、初心者からスポーツ上級者のお客様まで、「ダンベルよりもこっちの方が好き」と選ばれることが多いという特徴を持っています。

それぞれ体の基本的な動きを行いやすい道具を使うため、運動初心者のお客様のレベルアップが非常に行いやすいというメリットもあります。

  • 機能的な体の使い方ができない方に対して、体の使い方を覚えやすい運動指導ができるようにしたい方
  • 大きなマシンを置くスペースの確保が難しく、なるべく少ない道具で複数種目を指導したい方
  • より安心感のあるトレーニング指導ができるようになりたい方

こうした条件に該当するお客様に、ぴったりなトレーニング方法です。

TRXの場合は紐が固定されているため、筋力が少ない方にありがちなスクワットの際に尻餅をついてしまうなどの不安が解消されます。

FMS

FMSとは『ファンクショナル・ムーブメント・スクリーン』の略で、姿勢や動作に関わる評価を行うための資格です。

目的は、トレーニングをする前に動作を評価して障害になり得る身体の問題点を見つけ出し、それを基に改善エクササイズを行い、改善されたか再度チェックしていきます。

  • お客様から『今の姿勢や動作で悪い部分はどこですか?』と言われても答える自信が無い方
  • 順手と逆手の持ち方によるトレーニング効果の違いなどを理屈で説明できない方
  • そもそも解剖学視点でトレーニングを考えたことが無かった方

FMSを通じて解剖学的理解が得られると、そうでないトレーナーとの説得力に雲泥の差が生まれます。

当然、プログラムのクロージング率やリピート率にも影響するでしょう。

私個人の意見としては、全てのパーソナルトレーナーが知っておいた方が良い資格であると思います。

【参考】結果を出すパーソナルトレーナーになるための資格『FMS』

まとめ

トレーニングは体の使い方など、運動初心者のお客様には大変な点がたくさんあります。

そんなお客様の大半は、「どうしてこれができないのかわからない」と、自分の体の状態を説明できない方ばかりです。

この点を理論的に語れるトレーナーは、それだけで大きな信頼を勝ち取れます。

ぜひパーソナルトレーナーとしてキャリアアップしたい方は、これら2つの資格の勉強をしてみてください!

また、こうした専門資格ではなく、基礎からパーソナルトレーナーの実力をつけたいという方はトレーナースクールなど実技で学びを得られる教育機関に通うのもオススメです。

トレーナーエージェンシーでは全国から選りすぐりのスクールをまとめています。気になる方はぜひ、下の一覧をチェックしてみてください!

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服部拓也

パーソナルトレーナー

服部拓也

大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。

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