職業 インストラクター トレーナー向け資格

インストラクター5業種の紹介と目指し方!

一口にインストラクターと言ってもあらゆる種類のインストラクターがあります。ジムでトレーニング指導をしてくれる人だけではありません。そこで今回はエクササイズ別にインストラクターの仕事を紹介し、どのようにすればなれるのかを解説していきます。

そもそもインストラクターとは

インストラクターとは、一般的にはスポーツジムやフィットネスクラブで利用者の指導をする人のことを指します。また、近年の健康ブームでヨガやピラティスといったスタジオも多くなり、そう言った身体を動かすような教室の指導者もインストラクターと呼ばれています。

そもそも国家資格ではない

インストラクターはそもそも国家資格ではありません。つまり誰でもインストラクターになれるということです。とは言え、本当になんの知識も経験もなくインストラクターになれるのかと言えば難しいでしょう。特殊なエクササイズを教えるとなればなおさらです。国家資格はありませんが民間資格はあるので、民間資格の取得をまずは目指しましょう。

民間資格があれば有利

エクササイズにも多くの種類があります。そして、その種類ごとに団体や民間資格が存在します。多くの方がご存知のヨガでは、ヨガの中でも流派がありその流派ごとにインストラクターの資格があります。

そして、そういったエクササイズを教えるインストラクターになるためには、その資格があれば非常に有利になります。では、どのようなエクササイズがあるのか次にみていきましょう。

インストラクターと言ってもタイプは色々!

ダンススクール 風景

日本には本当に多くの種類のエクササイズがあります。前述したようなヨガやピラティスは有名ですが、あまり知られていないエクササイズも多くあります。

そして、そういったエクササイズの多くにインストラクターの資格があります。今回はその中から、ヨガ、ピラティス、エアロビクス、アクアエクササイズ、ダンスエクササイズのインストラクターのなり方を紹介していきます。

5種種類のインストラクター比較

では、さっそく前述した5種類のエクササイズとそのインストラクターのなりかたについて解説していきます。

ヨガインストラクター

ヨガとは、呼吸法と正姿勢に重点を置きながらポーズを行うことで、乱れていた感情を平常心に戻し集中力を高めたり、全身に酸素を行き渡らせることによって新陳代謝を高めたり、心身をリラックスさせる効果があります。

(1)ヨガの種類

ヨガには30種類以上の流派があります。アイアンガーヨガやホットヨガ、マタニティヨガなどは聞いたことがあるかもしれません。そしてこの流派ごとにヨガのポイントや思考法が違ってきます。例えば、アイアンガーヨガは「正しい姿勢を重視して、一つひとつのポーズを細かく丁寧に行う」ことだったり、ホットヨガは「高温多湿の環境で身体を動かしデトックス効果を高める」といった感じです。

(2)ヨガインストラクターになるには

そんなヨガインストラクターになるには、海外や国内のインストラクター認定資格を取得するのが近道です。

海外の認定資格では、世界で最も知られているヨガ団体である全米ヨガアライアンスのRYT200です。国内の認定資格では、NPO法人日本YOGA連盟や一般社団法人全日本ヨガ協会、社団法人ヨガインストラクター協会などがインストラクター資格を認定しています。また、団体によっては職の斡旋や独立支援を行ってくれる場合もあります。

RYT200を取得できるイチオシスクールを紹介!カラダメンテ養成スクール

3つのおすすめポイント

・独立開業スクールも開講
・卒業後のインターンシップ制度
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カラダメンテ養成スクールの基本情報

受講期間 6か月
コース ・IBMA認定 パーソナルストレッチベーシックトレーナー資格取得コース
・IBMA認定 パーソナルストレッチアドバンストレーナー資格取得コース
・IBMA認定 パーソナルストレッチマスタートレーナー資格取得コース
取得可能資格 全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクター(RYT200)
IBMA認定ヨガマスターインストラクター資格証書
IBMA認定パーソナルストレッチアドバンストレーナー資格証書
骨盤調整ヨガインストラクター養成講座修了証
セルフストレッチ講座修了証

ピラティスインストラクター

ピラティスとは、身体に負担をかけず強くしなやかな筋肉をつけることを目的としたエクササイズです。お腹周りを中心に深層の筋肉を意識して鍛えること、骨盤や背骨、肩などの骨格の歪みや偏りを正しい位置へと整えることに重点をおいています。

(1)ピラティスの種類

ピラティスには主に、マットピラティスとマシンピラティスの2種類があります。マットピラティスは、その名の通りマットの上で行うピラティスで、フィットネスクラブのスタジオでもよくやっています。マシンピラティスは、専用の機械や器具を使用して行うピラティスで、高齢者の方や身体に不調のある方でも行うことができます。

(2)ピラティスインストラクターになるには

ピラティスインストラクターになる上でとっておくべき資格は、NPO団体Pilates Method Allianceの認定資格であるPMAピラティスインストラクターです。この団体は、ピラティスの創始者の意思を継承し、ピラティスインストラクターの国際的な指導基準を設定しています。

このPMA認定の教室で学び、資格を取得できれば、日本だけでなく世界でもピラティスインストラクターと名乗ることができます。

エアロビクスインストラクター

エアロビクスとは、ダンス形式の有酸素運動で心肺機能を高める効果があります。全身の持久力を高めることができますが、自由度は高く、楽しさを感じながら行うことができます。

(1)エアロビクスの種類

エアロビクスは流す音楽によって動きは変わってきますが、覚えるべき基本のステップは変わりません。いくつかのステップを組み合わせることでひとつのダンスにしていきます。

(2)エアロビクスインストラクターになるには

エアロビクスインストラクターとして活動するのであれば、AFAAプライマリーフィットネスインストラクター・AFAAフィットネスダンスの資格を取るといいでしょう。この資格は世界79カ国以上で35万人以上が取得している世界標準の資格で、AFAA認定インストラクターとして活動する上で基礎となります。

その他にも、日本フィットネス協会認定のJAFAエアロビックダンスエクササイズインストラクターや、日本エアロビック連盟認定のJFA認定エアロビック指導員もあります。

アクアフィットネスインストラクター

アクアフィットネスとは、文字通り水の中で行うトレーニングで、水圧や浮力を利用して水中ウォーキングやエアロビクスを行います。浮力により膝の関節への負担が少なく、また水の抵抗により身体に適度な負荷がかかるので効果の高い有酸素運動になります。

(1)アクアフィットネスの種類

アクアフィットネスは水泳やウォーキング、エアロビクス、リハビリなどがありますが、流派で別れているというわけではありません。いくつかの団体はありますが、フィットネスの内容が大きく変わるわけではないです。

(2)アクアフィットネスインストラクターになるには

アクアフィットネスインストラクターとして活躍するのであれば、エアロビクス際に紹介したAFAAの認定資格AFAA AQUAや日本フィットネス協会のJAFAアクアエクササイズインストラクターの資格を取るといいでしょう。

また、全米アクアエクササイズの認定するADI&AEA認定アクアフィットネスインストラクター、日本のスポーツメーカーMIZUNOが認定するMIZUNOアクアベーシックインストラクターもあります。

ダンスエクササイズインストラクター

ダンスエクササイズはその名の通りダンスをしながらエクササイズをするものです。ダンスといえばエアロビクスと同じように思いますが、エアロビクスには特有の基本的なステップがあるのに対して、ダンスエクササイズにはそういった細かい決まりはありません。全身運動による身体機能の向上のほか、ストレス発散などの効果もあります。

(1)ダンスエクササイズの種類

ダンス自体にはラテンダンスやボリウッドダンス、ヒップホップ等の種類がありますが、ダンスエクササイズとしては流派等があるわけではありません。しかし、ダンスエクササイズの資格は様々で、それら全てが違う流派と言えるかもしれません。

(2)ダンスエクササイズインストラクターになるには

ダンスエクササイズインストラクターの資格にはラテンダンスを中心としたZUMBA、ラテン、ボリウッド、アフリカン、カントリーなどをミックスさせたDance with Me、フィットネスにダンスを取り入れたCORE 8 FITNESSなどがあります。また、振り付けの知識とフィットネスの知識があれば自分流のダンスエクササイズを考案することもできます。

インストラクターに関するQ&A

エアロビ インストラクター

インストラクターの種類が多くてどれを選べばいいか分かりません・・

自分の興味があるエクササイズをまずは体験しましょう。その中で合うもの、楽しめるものを見つけてください。インストラクターになることを目的にしては、やりたいエクササイズは見つからないしいいインストラクターにもなれません。

複数の資格を取っても大丈夫?

複数の資格を所持してはいけないというルールはありません。仕事の幅が広がる可能性があり、また他のインストラクター資格を学ぶことで元々持っていた資格にも相乗効果があるかもしれません。

仕事をするうえで1番有利なインストラクター資格はなに?

有利なインストラクター資格というものはありません。エクササイズインストラクターの多くはフリーで活動しています。どの資格を取っても、資格を取得後もしっかりエクササイズや参加者を楽しませる勉強をし続けることが大事です。

今回はエクササイズ別のインストラクターになる方法について解説してきました。インストラクターは国家資格ではないですが、各団体の民間資格を取得することでエクササイズの理解を深め、仕事をするうえでも有利に働くことがわかったと思います。

ヨガ、ピラティス、エアロビクス、アクアフィットネス、ダンスエクササイズについて解説しましたが、まだまだ多くのエクササイズがあります。他に興味があるエクササイズがある方はさらに調べて見てください。

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