北海道ハイテクノロジー専門学校で学べる、スポーツを仕事にするための基礎知識とは?

スポーツや医療とハイテクノロジーを組合わせたカリキュラムで、高く評価されている「北海道ハイテクノロジー専門学校」

IT分野では3つの学科・スポーツ分野では3つの学科・医療分野では2つの学科があり、2021年からは「宇宙・ロボット学科」と「AIスマートアグリ学科」が新設されています。

国家資格の取得も可能で「全員就職」をあげているほどです。

スポーツや医療とハイテクノロジーを組合わせたカリキュラムは全国的に見ても珍しく、先端の技術を短期間で身につけられることが最大の魅了でしょう。

この記事では、北海道ハイテクノロジー専門学校の各専攻科の授業内容や取組み、入試に関する情報や学費について紹介していきます。

※この記事は北海道ハイテクノロジー専門学校とのタイアップ企画となっています

北海道ハイテクノロジー専門学校とは

まずは北海道ハイテクノロジー専門学校が、どんな専門学校なのかを紹介していきます。

歴史・活動内容・提携しているスポーツ組織について詳しく紹介しているので、北海道ハイテクノロジー専門学校の理念を入学前に知っておきたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

北海道ハイテクノロジー専門学校の歴史

北海道ハイテクノロジー専門学校は昭和63年に開校した、高度な知識と技術を兼ね備えている職業人の育成に特化した専門学校です。

社会のニーズに合わせて柔軟に対応しながら運営しており、これまでに1万人以上の卒業生を輩出しています。

人間教育が得意で、特にグローバル人材の育成に力を入れているので、高度な技術だけでなく、在学中に「キャリアに関する知識」の獲得も目指せます。

北海道ハイテクノロジー専門学校の活動内容

北海道ハイテクノロジー専門学校では、以下3つの理念に基づいて指導をおこなっています。

  • 実学教育
  • 人間教育
  • 国際教育

実学教育では、ビジネスマインドを持てる「仕事ができる人」を養成するために、見て(LOOK)・体験して(TRY)・聴いて(LISTEN)・考える(THINK)の流れで学習する「体験学習」に重点をおいています。

また、北海道ハイテクノロジー専門学校では、即戦力になるためには知識や技術以外にも、コミュニケーション能力やリーダーシップ能力が必要と考えています。

そのため人間力を高めるカリキュラムを組込んでおり、産学協同イベントや卒業制作・卒業研究・ボランティア活動などをグループワークでおこない、対人スキルの獲得も大きな目標です。

国際教育とは単純な言語能力ではなく、広い視野で物事を捉えられる国際的な感性を育むことを指します。

「自分を愛することの出来ない人に、他人を愛することは出来ない」をモットーに、日本人らしさを尊重した上で、他国の価値観や文化の違いを理解しようとする視点を育成しています。

北海道ハイテクノロジー専門学校提携のスポーツ組織

北海道ハイテクノロジー専門学校では、以下の4つのプロスポーツ組織と提携しています。

  • レバンガ北海道
  • エスポラーダ北海道
  • ノルディーア北海道
  • レバンガ☆SAPPORO

プロスポーツ組織以外にも「植松電機」や「HELICAM株式会社」などの、各業界のトップ企業とも提携しており、超実践的なカリキュラムが実現しています。

在学中にプロの仕事や業界の先端技術を学べるのは、実際のプロスポーツ組織の試合や練習に参加できる、北海道ハイテクノロジー専門学校ならではの強みでしょう。

北海道ハイテクノロジー専門学校の専攻科

北海道ハイテクノロジー専門学校では、6つの学科が用意されています。

  • 鍼灸師学科(3年制)
  • 柔道整復師学科(3年制)
  • 救急救命士学科(3年制)
  • ITメディア学科(3年制)
  • 宇宙・ロボット学科(3年制)
  • AIスマートアグリ学科(3年制)

学科ごとに強みや学習環境が異なるので、入学を検討している人は参考にしてみてください。

鍼灸師学科(3年制)

鍼灸師とは、鍼や灸を使いツボを刺激することで、自然治癒力を最大限に高めることでケガや病気の治療をおこなう仕事です。

副作用が極端に少ないことから、スポーツ分野だけでなく、医療業界や美容業界からも注目されており、活躍できるフィールドは多岐にわたります。

国家資格を取得できることはもちろん、スポーツクラブや陸上大会にも帯同できるので、鍼灸院や鍼灸接骨院(整骨院)では、即戦力として歓迎されるでしょう。

鍼灸師が取扱う鍼には「銀鍼」と「ステンレス鍼」の2種類がありますが、銀鍼をマスターするには高い技術と経験が必要不可欠です。

鍼灸師学科では、在学中から銀鍼の実践練習をおこなっており、鍼の正確さ・速さを競う「鍼コンテスト」で多くの優勝者を輩出しています。

柔道整復師学科(3年制)

柔道整復師とは、骨折・脱臼・打撲などの、骨や関節の外傷に対して「手技のみ」で治療や整復をおこなう医療専門職です。

柔道整復師が患者さんから求められるスキルは、主に「治療」「トレーニング」「コンディション」の3つです。

柔道整復師学科は、この3つのスキルを実践的に学ぶことで、患者さんを永くサポートできる柔道整復師を3年間で目指します。

また、100名の高齢者が機能訓練をおこなっている、福祉施設「ラ・デュース恵み野」や500名以上の子どもが登録しているスポーツクラブ「北海道ハイテクACアカデミー」が施設内に併設されているので、実体験を通して柔道整復師のスキルを習得を目指せます。

救急救命士学科(3年制)

救急救命士とは、救急車に同乗して病院までの搬送中に、救急救命の処置をおこなう仕事です。

教員は全員が消防職員が勤めており、1992年に開校して以来、多くの救急救命士を輩出している伝統的な学科で、道内に58か所ある消防本部全てで卒業生が活躍しています。

卒業後は主に「消防士」や「救急救命士」などの公務員として就職するため、国家資格の「救急救命士国家試験」に合格することが最大の目標です。

ITメディア学科(3年制)

ITメディア学科には、

  • デザイン・CG専攻
  • eスポーツ専攻
  • ゲームクリエイター専攻
  • ドローン専攻
  • ホワイトハッカー専攻
  • データアナリスト専攻
  • プログラマ専攻
  • AI専攻
  • VR専攻

上記、9つの専攻が用意されています。

半年間の基礎知識学習を終えてから専攻を決めるので、自分の「やりたいこと」が定まっていない人でも問題ありません。

また、ITメディア学科は自分の専攻以外の授業も受けれる「カスタム時間割」を採用しています。

業界のトップ企業や団体と提携しており、プロジェクトにも参加できるので、実践力が身につくだけでなく、企業とのコネクションも獲得できることがITメディア学科の魅力です。

宇宙・ロボット学科(3年制)

ロケット製造や宇宙開発に関する先端技術を学べる「航空宇宙開発専攻」では、提携企業の植松電気が運営している施設に通って、ロケットの部品製造から打上げまでの工程を体験学習します。

「AIロボット開発専攻」では、公共空間や家庭内で活躍している「サービスロボット」や、工場の組立て作業などをおこなう「産業ロボット」の開発技術の習得を目指しています。

ロボット業界最大手の「株式会社安川電機」のロボットや、AIを使用した「パワースーツ」など、先端の設備と機器を導入予定です。

AIスマートアグリ学科(3年制)

スマートアグリとは、ICT・AI・ロボットなどを活用して効率化を追求して、機密化や高品質生産を目指す新しい農業の方法です。

農業は昔から3K(キツい・汚い・危険)のイメージがありましたが、5G時代の到来で新3K(効率よく・かっこよく・稼げる)が提唱されています。

施設内にある新型植物工場システムでは、LEDを光源としているので、季節に関係なく野菜の栽培が可能です。

校舎の敷地面積は札幌ドームの1.5倍で、食品加工室・開発室・クリーンルーム・産業用マルチルーター・実験園場などが用意されています。

北海道ハイテクノロジー専門学校の取組み

北海道ハイテクノロジー専門学校では、知識と技術を育む「専門教育」と、人間力を向上させる「キャリア教育」を複合的におこなうことで実践的な学習を促しています。

また、国際的な視野と語学力を養うことで、卒業後のグローバルな活躍にも期待できるでしょう。

高度な実践力を磨くために用意された、さまざまな取組みを紹介していきます。

スポーツトレーナー育成の取組み

「医療・スポーツ」両方の知識と技術を兼備えた、コーチングスキルの高いスポーツトレーナーを育成するために、北海道ハイテクノロジー専門学校では、以下4つの実習を繰返しおこなっています。

  1. 現場実習・演習
  2. レポート
  3. グループワーク
  4. トレーナーアドバイス

実習には、実際の現場で活躍しているトレーナーが、グループワークに参加してくれます。

教科書の内容を覚えるだけでなく、自分だけのトレーナーバイブルを構築して、卒業後にスポーツ業界や健康業界で、マネージャーとして活躍できる人材を育成することが狙いです。

スポーツ鍼灸を学ぶ取組み

スポーツ現場の即戦力をもった鍼灸師を育成するために、リアルな経験を積める環境が用意されています。

学内に併設されているクラブチームの練習や大会への帯同や、学外の鍼灸治療院で治療法を学ぶ治療法実習などに参加することで、現場でしか学べない臨機応変な対応や、柔軟な考えが身に付くでしょう。

また、全道高校陸上大会と高校陸上新人戦では「コンディショニング・ブース」を運営しており、大会前の調整から治療の補助、選手の受入れなど、現場で求められる全般的なスキルを育みます。

中国「浙江中医薬大学」とは、姉妹校提携をしているので、希望する人は北海道ハイテクノロジー専門学校と同時に「浙江中医薬大学」への海外留学が可能です。

資格取得のための取組み

北海道ハイテクノロジー専門学校では、資格取得のために「国家試験対策強化合宿」をおこなっています。

2泊3日のスケジュールで実施されるこの合宿は、講習を受けて知識や技術を向上させるだけでなく、寝食を共にすることで「クラス一丸となって国家試験に臨む」仲間意識を芽生えさせることが最大の目的です。

また、試験に落ちてしまった人には卒業後も次回試験に向けて、教材の提供や郵便での添削など、さまざまな試験対策を無料でサポートしてもらえます。

入試情報

ここからは、入試情報について紹介していきます。

AO入試や一般入試以外にも、さまざまな制度があるので確認しておきましょう。

AO入試

AO入試は毎年9月1日から、ネットでの願書受付が開始します。

AO入試とは、受験生の能力ではなく「人間性」を重視した入試制度で、筆記試験がありません

成績優秀者は最大で50万円の減免を受けれるなど、多くのメリットがあります。

2020年には入学生の約76%がAO入試を受けているほどで、オンラインでの面談も可能になったので、入学を検討している人はぜひ利用しておきましょう。

一般入試

一般入試の出願受付期間は10月1日〜3月25日まで、選考方法は「書類選考」と「面接」の2つです。

面接は実際に北海道ハイテクノロジー専門学校で受けるか、Zoomによるオンライン面接での受験となります。

高等学校を卒業している人であれば、社会人の人でも受験可能です。

高校推薦入試

高校推薦入試を受験できるのは、

  • 北海道ハイテクノロジー専門学校を専願すること
  • 入学年の3月に卒業見込みがあること
  • 在学校の校長から推薦があること

上記3つの項目をクリアしているのみです。

また、社会人の人が高校推薦入試を受験するには、

  • 高校卒業程度認定試験に合格している
  • 高等学校卒業と同等以上の学力と認められている

上記2つの項目をクリアする必要があります。

試験会場や提出書類は一般入試と同じですが、試験日は年によって異なります。

指定校推薦入試

入試の方法や会場などは高校推薦と同じですが、試験日の日数が他の入試制度よりも少ないので、事前に確認しておいた方がいいでしょう。

受験するには、在学中の高等学校で指定校推薦の枠を獲得して、北海道ハイテクノロジー専門学校を専願する必要があります。

特待生制度

北海道ハイテクノロジー専門学校では、独自の特待生制度を設けています。

一般入試以外の、AO入試・高校推薦入試・指定校推薦入試を受験する人は、全員チャレンジ可能で「学科特待」もしくは「筆記特待」の結果が、上位15%以内に入れば「特待生」として入学できます。

特待生に選ばれた人は、初年度の学費が最大で50万円減免となるので、AO入試・高校推薦入試・指定校推薦入試を受験する人は挑戦しておいた方がいいでしょう。

その他の制度

家族が農業を営んでいる人が、初年度の学費が10万円減免となる「跡取り減免制度」や、兄弟や親が滋慶学園グループ校に在籍・卒業していた人が、初年度の学費が10万円減免となる「兄弟姉妹・保護者特待生制度」など、減免制度が充実しています。

また、柔道整復師学科・鍼灸師学科のみですが、卒業した学科以外に再入学した場合、授業料が半額になる「Wライセンス減免制度」もあります。

6年で2つの資格取得が可能なので、スポーツ業界で幅広く活躍したい人は、ぜひ「Wライセンス減免制度」を検討してみてください。

入試までのスケジュール

それでは次に、入試までのスケジュールを確認しておきましょう。

ここでは、北海道ハイテクノロジー専門学校の公式サイトの情報を元に、2023年入学予定の選考日や出願受付期間を掲載しています。

2022年度上半期スケジュール

選考日 出願期間 AO入試 高校推薦入試 指定校推薦入試 一般入試
2022年9月25日(日) 9月1日(木)〜9月24日(土) 第1期 ◯

2022年度下半期スケジュール

選考日 出願期間 AO入試 高校推薦入試 指定校推薦入試 一般入試
2022年10月16日(日) 9月25日(日)〜10月15日(土) 第2期 ◯ ◯※10/1〜受付開始 ◯※10/1〜受付開始 ◯※10/1〜受付開始
2022年11月6日(日) 10月16日(日)〜11月5日(土) 第3期 ◯
2022年12月4日(日) 11月6日(日)〜12月3日(土)
2023年1月15日(日) 12月4日(日)〜1月14日(土)
2023年2月5日(日) 1月15日(日)〜2月4日(土)
2023年2月26日(日) 2月5日(日)〜2月25日(土)
2023年3月5日(日) 2月26日(日)〜3月4日(土)
2023年3月26日(日) 3月5日(日)〜3月25日(土)

オープンキャンパスなどのイベント情報

オープンキャンパス日程情報 13:00〜15:00

2022年3月 5日(土)・13日(日)・19日(土)・21日(祝)・26日(土)・27日(日)・30日(水)

2022年4月 2日(土)・9日(土)・16日(土)・23日(土)・29日(祝)

2022年5月 3日(祝)・4日(祝)・7日(土)・14日(土)・21日(土)・28日(土)

2022年6月 4日(土)・11日(土)・19日(日)・25日(土)

2022年7月 9日(土)・16日(日)・23日(土)・24日(日)・27日(水)・30日(土)・31日(日)

2022年8月 3日(水)・5日(金)・6日(土)・11日(祝)・13日(土)・14日(日)・20日(土)・27日(土)

2022年9月 3日(土)・10日(土)・17日(土)・24日(土)

2022年10月 1日(土)・8日(土)・15日(土)・22日(土)・29日(土)

2022年11月 5日(土)・12日(土)・19日(土)・26日(土)

2022年12月 11日(日)・17日(土)

2023年1月 7日(土)・14日(土)・21日(土)・28日(土)

2023年2月 11日(祝)・18日(土)・25日(土)

2023年3月 11日(土)・18日(土)・19日(日)・21日(祝)・25日(土)・26日(日)・29日(水)

個別相談は平日毎日おこなわれています。

学費について

それでは最後に、学費に関する情報を紹介していきます。

学科ごとの学費だけでなく、サポート制度や北海道ハイテクノロジー専門学校独自の奨学金制度についても紹介していきます。

基本の学費

鍼灸師学科

  • 1年次:1,270,000円(税込)
  • 2年次:1,070,000円(税込)
  • 3年次:1,070,000円(税込)

柔道整復師学科

  • 1年次:1,270,000円(税込)
  • 2年次:1,070,000円(税込)
  • 3年次:1,070,000円(税込)

救急救命士学科

  • 1年次:1,380,000円(税込)
  • 2年次:1,195,000円(税込)
  • 3年次:1,235,000円(税込)

ITメディア学科

  • 1年次:1,200,000円(税込)
  • 2年次:1,155,000円(税込)
  • 3年次:1,155,000円(税込)

宇宙・ロボット学科

  • 1年次:1,200,000円(税込)
  • 2年次:1,105,000円(税込)
  • 3年次:1,105,000円(税込)

AIスマートアグリ学科

  • 1年次:1,200,000円(税込)
  • 2年次:1,155,000円(税込)
  • 3年次:1,155,000円(税込)

学費サポート制度

学費や生活費などをサポートしてくれる奨学生制度は、高等学校に在学中から申込みが可能です。

また、基本的には一括納入ですが、高等学校に在学中に予約申込みを申請した人は、授業料のみ分割での納入が可能になります。

初回交付時のみ増額できる「入学時特別増額貸与」や、家計が急変した場合に奨学金を申込みできる制度など、柔軟な対応で学生の「学びたい気持ち」をサポートしてくれるでしょう。

各種教育ローン・奨学金・給付金

低金利で豊富なプランから選べる「日本政策金融公庫・教育ローン」や、無理なく借りて返済プランが多い「信販系教育ローン」など、さまざまな学費支援制度が設けられています。

北海道ハイテクノロジー専門学校と提携していない、ローン会社や各種団体の相談にも応じてくれるので、学費のことで悩んでいる人は「個別相談会」への参加をオススメします。

まとめ

今回は、北海道ハイテクノロジー専門学校の各専攻科の授業内容や取組み、入試に関する情報や学費についてお伝えしました。

学内には、屋内型陸上競技施設・最新器具が揃えられたトレーニングルーム・柔道場・テニスコート・野球場などが設置されています。

将来スポーツ業界で活躍したい人や、国家資格を取得したい人にとって、まさに理想的な環境でしょう。

オープンキャンパス・スペシャルイベント・個別相談会など、さまざまなイベントを開催しているので、興味のある人は参加してみてはいかがでしょうか。

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YUMI

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某情報誌とサイトの編集者として15年以上勤務し、自身も編集者時代からダイエットとリバウンドを繰り返した経験を持つエディター兼ライター。現在はダイエット関連の記事を400本以上担当しつつ、3児の母として日々育児に奮闘している。

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