ジム経営は儲からない?経営に失敗しないためのポイントを徹底解説!

ダイエットや人生100年時代に向けての健康維持などに興味を持つ人が増えている今、新規オープンのフィットネスクラブやスポーツジムを街中で多く見かけるようになりました。

高齢化が急激に進む日本社会において、フィットネス業界の需要は今後も伸びていくことが予想されています。

このような市場的な背景から、フィットネスジムのトレーナーとして働きたい人が現在急増しています。また、このフィットネスブームの波に乗り、将来的には自分自身もジムの経営をしてみたいと思っている人も非常に多いです。

ジム経営を成功させるためには、フィットネストレーナーとしての実力だけでなく、経営に失敗しないためのポイントや経営にかかる費用などを把握しておく必要があります。

しかし、ジム経営のための情報はトレーナーになるための情報に比べるとまだまだ少ないため、情報収集が難しいと感じている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、ジム経営で失敗しないためのポイントやジム経営の年収の目安、かかる費用などを解説していきます。

ジム経営を考えている人は是非最後まで読み、ご自身のトレーナーキャリアの参考にしてください。

フィットネスジム経営の市場動向

巷では、フィットネス業界の需要は伸びているといわれてはいますが、実際のところはどうなのでしょうか。

フィットネスジム経営の市場は、実際に現在拡大し続けている状態で、全体の市場規模はおよそ5,000億円にも上るとされています。新型コロナウイルスの影響で一時は減少傾向にあったものの、現在は回復し拡大傾向に戻っている状態です。

歴史を振り返ると、フィットネスジム経営の市場拡大は、1970年代から1980年代にダンスやテニスの人気が高まるにつれて大きく成長したことから始まります。

その後、バブルが崩壊した影響でジムの市場規模は一時的に縮小しましたが、経済が回復に向かい、スポーツや健康、ダイエットなどに興味を持つ人が増えるにしたがって、フィットネスジム経営の市場は再び拡大し始めました。

現在では、フィットネスクラブだけでなくパーソナルジムやヨガスタジオ、ピラティススタジオなど、様々な特徴を持ったジムが誕生していることから習い事感覚でジムに通う人も増えて、さらに人気が加速しています。

また、高齢化社会に合わせたシニア向けのジムなど、お客様のバックグランドに寄り添ったジムなども高い評価を得ています。

以上のような、専門性や利便性に注目したジムが増えたことや人生100年時代やダイエット・健康ブームなどの時代背景も考えると、フィットネスクラブの市場は今後も拡大し続ける可能性が非常に高いといえるでしょう。

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ジム経営は儲からない?気になる年収の目安

ジム経営を始めてみたいけれど、儲からないのではないかと不安に思っている人も多いかもしれません。事実、ジム経営の年収の目安はどのくらいなのでしょうか。

ジムの経営は、成功すれば年間1,000万円以上稼ぐことも十分に可能な仕事です。

主な収入は顧客からの入会費用と月額の会費のため、会員数が増えれば増えるほど収入が増えます。また、複数の店舗を経営すれば会員数の増加につながり、さらなる収入アップが期待できるでしょう。

ただしジムの実際の収入は、会費や物販の利益から必要経費を引いた金額です。

必要経費には、

・人件費
・家賃
・光熱費
・設備費
・工事費
・広告宣伝費

などが含まれます。

年収として1,000万円以上稼げるというのは、あくまでもジム経営に成功した場合です。集客が思うように行かず必要経費だけが膨れ上がると、収入が得られないかもしくはマイナスになってしまう恐れもあるので注意してください。

ジムの経営を始める際は、開業後の成功率を高める努力が不可欠です。そのため、まずはジム経営で失敗しないためのポイントについては必ず押さえるようにしましょう。

ジム経営で失敗しないためのポイントは、後程詳しくご紹介します。

ジム経営を始めるべき理由とは?

ジム経営を不安に感じている人もいますが、現時点ではジムを始めるべきという意見が多いのが実際のところです。

本項では、ジムを始めるべきという意見の根拠を探っていきます。

ジム経営を始めるべき理由として挙げられる、

・パーソナルジムの市場規模と成長性
・ジム会員からの会費で安定的な収入が見込める
・粗利率が高い

の3つの理由について以下で詳しく見ていきましょう。

ジム経営を始めるべきか迷っている人は是非参考にしてください。

パーソナルジムの市場規模と成長性

ジム経営を始めるべき理由の1つ目として、パーソナルジムの市場規模の拡大と成長性があることが挙げられます。

前述のとおり、現在ジムの市場規模は拡大傾向にあります。ジムの会員数も年々増加しているため、成長性も十分にあるといえるでしょう。

以上のことから、ジム経営は成功する確率が高く新規参入する価値があると考えられているのです。

では、具体的にどのようなことが市場の拡大と成長性に繋がっているのでしょうか。

市場が拡大し続けている具体的な理由は次の3点です。

・ジム通いの目的やトレーニング方法が多様化している
・ジムを利用する中高年世代が増えている
・児童向けサービスの需要が増えている

それぞれついて以下で詳しく説明します。

ジム通いの目的やトレーニング方法が多様化している

フィットネスジムの市場が拡大している理由としてまず挙げられるのは、ジム通いの目的やトレーニング方法が多様化していることです。

以前は、ただダイエットをしたい人や筋肉を鍛えたい人などが主にジムに通っていました。

しかし現在では、

・きれいなボディラインを目指してボディメイクをしたい人
・健康寿命を延ばしたい人
・パソコンを使う仕事などをしていて運動不足を解消したい人

など様々な目的でジムを利用する人が多くなっています。

また、目的によってトレーニング方法も多様化していて、目標達成が効率よくできるようになっていることや女性専用ジムなどのある一定の客層に独自のサービスを提供するジムが増えていることも市場の拡大に影響を与えています。

ジムを利用する中高年世代が増えている

ジムを利用する中高年世代が増えていることも、市場拡大の大きな理由になっています。

以前ジムに通う人は、筋肉増強やダイエットなどを目標にしている若い人が中心でした。しかし、先述の通りフィットネスジムに通う人のニーズは多様化しており、中でも高齢化社会や人生100年時代を見据えて、介護を避けるためにジムでトレーニングをする中高年世代の会員が増え続けています。

以前に比べて寿命は確実に長くなっていますが、いくら長生きしても健康でなければ幸せとはいえません。

「年を取っても自分の足で歩きたい」

「人の世話にはならず自分で人生を楽しみたい」

というのは、多くの人が望んでいることではないでしょうか。また、最近の研究によると筋トレには認知症を予防する効果があることが示唆されています。

そのため、今後も多くの中高年世代が身体も頭も健康でいるためにジムに通い続けることが予想されます。

児童向けサービスの需要が増えている

フィットネスジムの市場拡大には、高齢者の需要増加だけでなく児童向けサービスの需要が増えていることも影響しています。

最近、スマートフォンやタブレットが普及していることやゲームの人気が高まっていることで、子供の運動不足が深刻化しています。

子供の運動不足は、骨や脳の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。また、運動不足が原因で、高血圧・糖尿病といった生活習慣病や自律神経の異常による精神疾患をも引き起こしかねません。

そのような事態にならないために、子供にスポーツをさせたいとフィットネスジムに通わせる親が増えています。

フィットネスジムの中には、水泳や体操教室だけでなく姿勢の矯正や跳び箱や鉄棒、かけっこなどの体育の成績を良くしたい子供たちのための、子ども向けパーソナルジムを展開しているフィットネスジムもあります。

以上のように、以前はジムに通わなかった客層がジムを利用するようになったことで、フィットネスジムの市場は拡大しているのです。

ジム会員からの会費で安定的な収入が見込める

ジム経営を始めるべき理由の2つ目は、ジム会員からの会費で安定的な収入が見込めることです。

前述のとおり、フィットネスジムの主な収入はジム会員が毎月支払う会費です。ジム会費は、物販などの売上と違い毎月の金額が決まっているため、会員がジム会員をやめない限りは毎月安定した収入を得られることになります。

通常、独立・開業すると収入が不安定になりやすいです。また、開業すると雇用されている時には必要のなかった様々な経費がかかることになりますので、収入が不安定な状態で経費を支払うことに不安を感じ、独立・開業を断念する人も多いです。

その点、フィットネスジムを経営することは、継続顧客を獲得することができれば一定程度の安定した収入が得られ、他の業態と比較して経営しやすい業態といえるでしょう。

ただし、会員が継続して通う可能性が低いダイエット専用ジムなどでは、安定した収入が得られにくいので開業時は注意が必要です。なぜなら、ダイエットジムなどのほとんどは、会費ではなく2か月間のコースなど決まった期間でのトレーニングに対して価格を設定しているからです。

しかしそのような場合は、コースごとの費用を高く設定できるため1度で多くの収入を稼げることが期待できます。

粗利率が高い

フィットネス需要の高まりや収入源の見通しの立てやすさの他、粗利率(※)が高い業態であることもジム経営を始めるべき理由になっています。
※粗利率:売上総利益の割合を示した数字で、「粗利率=(売上高―売上原価)÷売上高×100」で表されます。

通常、仕入れた商品を売る卸売業は粗利率が低くなりますが、ジム経営は、売上高である顧客単価を高く設定できることに加え、商品在庫を抱える必要がないので粗利率が高くなります。

粗利率は収入に直結する数字で、粗利率が高いということは高収入を得られる可能性や経営が成功する可能性が高いことを意味します。

また、人件費を節約するために経営者自身がトレーナーとして勤務すれば、更なる高収入が期待できるでしょう。

ジム経営で失敗しないためのポイント7選

ジム経営を始めるべき理由は分かりましたが、成功する可能性が高いとはいえ無計画に開業すべきではありません。手当たり次第に開業してしまっては失敗するのは目に見えています。

ジム経営で成功し高収入を得るためには、時代背景や人々のニーズなどを認識した上で経営に失敗しないためのポイントについて押さえ、事前に準備することでジム経営の成功率を極力上げることが何よりも重要です。

本項では、

・トレーナーとしての実績を積みジムの魅力を引き上げる
・初期費用を抑えてローコストハイリターンを目指す
・利便性の高い立地で開業する
・ターゲットを決め1つのコンセプトに特化させる
・高齢者・低所得者が利用しやすくする
・フランチャイズに加盟して集客しやすくする
・独自のサービスで付加価値をつける

の7つのポイントについて以下で詳しく説明します。

ご自身がオープンしたいジムをイメージしながら、7つのポイントについてチェックしてみて下さい。

トレーナーとしての実績を積みジムの魅力を引き上げる

ジム経営で成功するには、まずトレーナーやスタッフの質(実力・実績)を高めて、ジムの魅力を引き上げることが大切です。

当然ですが、フィットネスジムの経営はお客様あっての商売です。そのため、お客様に信頼してもらい継続して通ってもらうことが結果的に経営を成功に導きます。

お客様にとっての1番のジムの魅力は、トレーナーの実績の高さや質の良さです。いくらトレーニングマシンなどの設備が整っているジムでも、トレーナーの質が悪ければリピーターは絶対に増えません。

トレーナーが目標を効率よく達成させてくれるかやトレーナーの人柄が良いかが、お客様がジムに通い続けるか判断する上での最重要ポイントになります。

お客様に満足していただけるようにトレーナーは、トレーニング指導の高いスキルや解剖学、運動生理学、栄養学などの専門知識、コミュニケーション能力などを身に付けるようにしましょう。

また、ジムで働くトレーナー以外のスタッフの感じの良さも必要です。

特に小規模なジムは、大手のジムに比べてお客様からの信頼を得にくい傾向にあります。そのため、名の知られていないジムほど、信頼をいち早く獲得するためにトレーナーやスタッフの質を上げることが重要です。

初期費用を抑えてローコストハイリターンを目指す

初期費用を抑えてローコストハイリターンを目指すことも、経営者として成功するには必要なことです。

ジムをオープンしてから経営が軌道に乗るまでは会員数も少ないため、通常利益はあまり期待できません。利益が出ないと経営は難しくなりますが、初期費用を抑えることができればたとえ収入が少なくても経営を継続しやすくなります。

では、具体的にどのように初期費用を抑えれば良いのでしょうか。

ジム経営の初期費用として大幅にかかるものの1つに、トレーニングマシンなどの高額設備があります。初期費用を抑えるためには、トレーニングマシンの数を減らすことを考えてみましょう。

マシンの数が減れば在庫リスクを減らせます。また、器具を使わない自重トレーニングを中心としたジムなら、トレーニングマシンを用意する必要もなくなります。

その他、保証金を節約して初期費用を抑える方法もあります。

店舗を借りてジムをオープンすると一般的に保証金などがかかります。そのため、店舗ではなく保証金のないマンションの1室などを借りてジムをオープンすることも初期費用の節約になるでしょう。

利便性の高い立地で開業する

利便性の高い立地で開業することは、ジム経営を成功させやすくする重要なポイントです。実は、お客様が継続的にジムに通う要因の1つに、ジムへの通いやすさがあります。

駅の近くやオフィス街にジムをオープンすれば、仕事帰りや学校帰りの人たちに利用してもらいやすくなり、住宅地にジムをオープンすれば、主婦などの育児・家事で忙しいファミリー層の会員を獲得できる可能性が高くなるでしょう。

また、利便性の高い立地で開業することにより、毎日忙しくジムへ通うことを諦めていた人たちも会員のターゲットにすることができます。

ただし、立地が良いからといって必ず会員数が増えるというわけではありません。会員数を増加させるためには立地が良いだけではなく、かつサービスも充実していることも必要です。

ターゲットを決め1つのコンセプトに特化させる

ターゲットを決め1つのコンセプトに特化させることも、大手のジムなどに対抗するために非常に役立ちます。

新規参入するジムの経営で重要なことの1つは、多くのお客様に注目され、他のジムに埋もれないようにすることです。

小規模なジムは、ジムの設備やトレーニングマシンの数、ジムのブランド名などにおいてはどうしても大手のジムには敵わないことが多いため、新規参入してもお客様に注目してもらえないことも珍しくありません。

そこで必要なのは、特定の目的やエクササイズに特化したジムを展開することで、他のジムとの差別化を図り、お客様のニーズに応えることです。

例えば、目的に特化したジムには、

・ダイエットに特化したジム
・筋トレに特化したジム

などがあります。また、エクササイズに特化したジムのことを「ブティックジム」といいますが、ブティックジムの中には、

・サーフボードスタンドを使用した「サーフィンブティック」
・水中で筋肉を効率的に鍛えられる「水中ブティック」
・自分の限界にチャレンジできる「ぶら下がりブティック」
・こころとからだのリフレッシュを目的にした「瞑想ブティック」
・帽を振り回してカロリーを消費する「スティックブティック」

などのユニークなものもあります。

地域の人のニーズや競合店を調査して、オリジナリティあふれるジムをオープンすると注目度が高くなり、集客につながるでしょう。

高齢者・低所得者が利用しやすくする

前述のとおり、現在フィットネスジムの会員の多くは高齢者が占めています。そのため、高齢者や低所得者、年金受給者が利用しやすいジムにすることで、ジム経営が成功する可能性を高めることができます。

また、高齢者は若者に比べて周りとのコミュニケーションを積極的にとる人も多く、お互いの情報を直接やり取りする機会も少なくありません。そのため高齢者がジムを利用しやすいと感じれば、それが口コミとなり、たちまち地域内に広がることも期待できます。

年金受給者の高齢者や低所得者をジムに呼び込むには、施設の利用のしやすさに加えて入会金無料などのキャンペーンを行うことも有効です。

ジムは高いからと敬遠していた人たちを新しいターゲット層にすることによって、会員数をさらに増やすことが期待できます。

フランチャイズに加盟して集客しやすくする

ジムの経営に不安があり、成功する自信がいまいち持てない場合は、フランチャイズに加盟して集客しやすくするというのも良い方法の1つです。

フランチャイズに加盟すれば、以下のような様々なサポートを受けることができます。

・開業するジムの立地の調査
・経営や集客、人材育成などのノウハウの共有
・知名度やブランド力の利用
・事務作業や管理業務

以上のようなサポートを受けることで、未経験者でも参入しやすくなります。

一方で、フランチャイズに加盟するデメリットには、加盟料やロイヤリティが発生することや他のフランチャイズ店舗で起きたトラブルの影響を受けることがあることなどがあります。

メリットとデメリットの両方を考えてメリットが多いと判断した場合は、フランチャイズを考えてみましょう。

独自のサービスで付加価値をつける

先程、コンセプトの特化による他のジムとの差別化についてお話ししましたが、コンセプトだけではなく独自のサービスで差別化を図ることも集客に繋がります。

独自のサービスとは例えば、

・理学療法士や管理栄養士などの高度な資格を持ったトレーナーがいる
・珍しいトレーニングマシーンを導入している
・オンライントレーニングにも対応している
・24時間年中無休でいつでも利用できる
・タオル・ウェア・シューズなどのレンタルサービスがある

などのことです。

他のジムには見られないお客様が飛びつくようなサービスを提供し、それをアピールすることで集客がよりしやすくなります。

ジム経営にかかる費用とは?

ジムを経営する上で、必要経費の種類を把握しておくことは経費削減するためにも非常に重要です。

本項では、ジムの経営にかかる経費にはどのようなものがあるかついて挙げていきます。

経費には、イニシャルコスト(開業資金)とランニングコスト(運営費用)の2つがあります。

イニシャルコスト

・物件の賃貸契約
・内外装の工事費
・マシンの購入費
・広告宣伝費

などが挙げられます。

ランニングコスト

・家賃
・従業員にかかる人件費や研修費
・光熱費
・マシンのメンテナンス費用
・清掃費

などが挙げられます。

経営者は、イニシャルコスト・ランニングコストのそれぞれがいくらかかるのか、その他どの経費を節約すべきかなどを考える必要があります。

先述の通り、単価設定の裁量が大きく高い粗利率を保持できる業態ですので、正しく必要経費を使えているのか確認するようにしましょう。

ジム経営に資格は必要?

ジム経営に資格は必要なのか、悩む人もいるのではないでしょうか。

結論から言えば、フィットネスジムの経営自体に資格有無は必要ありません。

ただし、お客様からの信頼を得て継続的な集客、ひいては収入源を確保するためには資格を取得することが必要です。

そこで本項では、資格取得の有用性について詳しく解説します。

経営自体に資格有無は必要ない

重ねてにはなりますが、ジム経営をすること自体に資格の有無は関係ありません。

開業届などの届け出や施設に応じて、消防法や公衆浴場法などの法律を遵守すれば、無資格でもジムを開業・経営することは可能です。

ただしお客様からの信頼を得るために資格取得は必要

ただし、ジムは開業・経営するだけでは意味がありません。ジム経営は成功させてこそ意味を成します。

ジム経営を成功させるにはお客様からの信頼を得ることが非常に重要ですが、その信頼を得るためにはトレーナーとしての高度な指導スキルや専門知識、コミュニケーションスキルを身に付けることが不可欠です。

トレーナーの資格は、トレーナーに必要な専門知識やスキルを持っていることの証明になります。そのため、ジム経営に資格は必要ないものの、経営を成功させるのに資格取得は必要といえます。

トレーナーにおすすめの資格は、認知度の高いNSCA-CPTのような資格です。

トレーナーの養成スクールに通いながら資格を取得すれば、専門知識や指導スキルだけでなく、マーケティングスキルも身に付けることができるため、よりジム経営の成功に近づくことが期待できるでしょう。

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まとめ

今回の記事では、ジム経営で失敗しないためのポイントやジム経営の年収の目安、かかる費用などを解説してきました。

市場が拡大傾向にあり、安定的な収入が見込めるフィットネスジムの経営は、今狙い目の事業といえます。

しかし経営で成功するためには、むやみやたらにジムをオープンするのではなく成功率を上げるための様々な事前準備や戦略が必要です。

また、開業や経営をするのに資格は必要ありませんが、お客様からの信頼を得るためには認知度の高いトレーナーの資格は取っておくべきでしょう。さらに、マーケティングスキルやコミュニケーションスキルなどの経営に必要な能力も身に付けておくべきです。

トレーナーの養成スクールである「トレスク」では、トレーナーの資格取得のサポートはもちろんのこと、独立・経営に向けたアドバイスやサポートも行っています。

将来的にジム経営を視野に入れている方は、トレスクようなトレーナー養成スクールを活用することで独立・経営に役立つ資格やスキルを身に付けることから始めてみてください。

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