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ジムインストラクターの本音まとめ!男女・年齢別の本音とは

トレーニングが好きで将来はパーソナルトレーナーや、ジムのインストラクターを目標にしている方も多いでしょう。しかし、トレーナー・インストラターはトレーニングやお客様の関わりの中で、本音はどう思っているのか、今回はそのまとめをお伝えします。

1) ジムのインストラクターは具体的にどのようなことをしているのか?

ジムのインストラクターは、大抵ジムの利用者にマンツーマンで指導を行ったり、フロントや受付に立って事務作業を行っています。しかし、決してそのようなことだけをしているわけではありません。では、具体的にはどのような仕事をしているのでしょうか。業務内容をご紹介します。

職種内容1:トレーニング器具の点検・清掃

スポーツジムやフィットネスジムには、必ず様々なトレーニングマシンが置いてあります。マシンを使うにあたっては、もちろん利用者の安全が第一となります。

トレーニングマシンが故障していないか、不具合がないか、などを点検し、もし破損していれば修理をする必要があります。利用者の安全を守るためには欠かせないのがマシンの点検・清掃です。スポーツジムやフィットネスジムで、この業務は重要な仕事内容の1つになります。

・トレーナーの本音

僕はもともと筋トレが好きで、ジムにも通っていました。そしてトレーナーになるために資格を取得し、今はジムに勤務しています。もともとジムに通っていたときには、夜遅くまでの営業時間ギリギリまでいると、使っていないマシンを点検・清掃しているのを目にしていました。実際にその業務を自分でも体験する機会がありました。僕はほとんど苦ではなかったので大丈夫でしたが、マシンも数多くあり大変で、時には手が黒く汚れたりする時があります。(M君: 20代)

職種内容2:トレーニングメニューの作成

ジムは若い人からお年寄りまで幅広く利用しています。その利用者も自分に適しているトレーニングメニューでトレーニングを行っています。個別に適した一連のトレーニングメニューを作成するのも、ジムのインストラクターの大事な仕事です。利用者のすべての人が同じメニューを行っているわけではありません。筋力や体格、性別・運動能力は人それぞれ違うのです。

トレーニングメニューを組むときは一人で考えるケースもありますが、他のインストラクターと相談して作成する時もあります。利用者が最終的にどのような目標を持っているのか、希望や要望に応えながらトレーニングメニューを立てていきます。利用者の要望を最優先として考え、それを取り入れながら利用者と相談してトレーニングメニューを組んでいきましょう。

・トレーナーの本音

最初トレーニングメニューはどのように組んだらよいのか分かりませんでした。最初は他のインストラクターと一緒に作っていました。その時の先輩に言われたのが、「お客さんの要望が最優先で、最終的に目指している体型に少しでも近づけてあげられるようにしっかりコミュニケーションをとることが大切。」と言われて本当にその通りだなと実感しています。今は、一人でメニューを作成しているのですが、そのメニューが好評だったようでとても感謝されました。(Sさん: 20代)

職種内容3:スタジオでのレッスン

マシンでトレーニングを指導するほかに、エアロビクスやダンスといったスタジオを使ってエクササイズもします。スタジオレッスンでは受講しているお客さんの前に出て、見本となるように楽しく盛り上げてエクササイズをします。

・トレーナーの本音

私は最初、大勢の前に出て見本となる動きをするのが恥ずかしかったのですが、徐々に慣れていきました。初めの頃はサブでレッスンしていましたが、今はメインで入らせてもらっています。失敗することもありますが、皆さんが明るく接してくれるので全然気にならなくなっています!みんなで楽しく元気に運動することをモットーに、日々頑張っています。(Aさん: 30代)

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2) ジムインストラクターのメリットは?

メリット1:トレーニングをするようになる

ジムのインストラクターになることによって、今まで少ししか行っていなかったトレーニングも、日数を増やしてトレーニングするようになります(実際にそのような方もいらっしゃいます)。

それに今までは全く知識のなかったトレーニングのやり方や、メニューの組み方をお客さんに指導することで自分の身になります。それを実践してトレーニングができるので、引き締まった体型へと変わっていくでしょう。

今までは仕事などでスポーツジムやフィットネスジムに通うことが苦だった方も、「ジムのインストラクターになってから、本来の勤務時間よりも早く来てトレーニングを行ったり、夜遅くまでトレーニングを行ったりして、定期的に自分を追い込む時間を作っています」という人も少なくありません。

メリット2:トレーニング以外の知識も身につく

ジムではトレーニングの知識だけではなく、体を引き締めるためには食事も気を使わなくてはなりません。ジムのインストラクターは常に他のお客さんに見られる仕事なので、引き締まった体型やかっこいい体の方がビジュアル的にも良いでしょう。

そのためトレーニングの知識以外に食事面の栄養学、生活習慣の見直しなどさまざまな知識が身につきます。トレーニングの成果を出すために正しい生活を送ることや、食事に関することなどをお客さんに伝えることで、自分も気を使って生活するようになったなどの意見もあります。

女性ですと、「体や肌の調子が良くなった」という声や、男性ですと「規則正しい生活を送るようになった」という方もいらっしゃいます。トレーニング以外の知識も身につき、自分の健康にも気を配って生活できるようになることは、大きなメリットとなることでしょう。

メリット3:お客さんからの感謝

時にはお客さんから感謝の言葉をいただくこともあります。まったくトレーニングをしたことのない初めてのお客さんを担当した時に「ゼロからのスタートで目標とした体型まで達する事ができたとき」トレーナーもお客さんも何よりの喜びです。

お客さんの共通の目標を持ち、自分が作成したトレーニングメニューで食事・生活面の指導を行って、その結果目標を達成する事ができたら、大きな達成感となります。お客さんから「ありがとうございました」や「またお願いします」などの感謝の言葉を頂けたらとても嬉しいですよね。また頑張ろうという自分の励みにもなります。

3) ジムインストラクターの注意点って?

給料が安い

ジムのインストラクターは、その他の職種に比べると収入が比較的低い事は事実でしょう。決してそんなに高くはないです。一人暮らしの場合は生活は満たされているかもしれませんが、家族・所帯を持つ方は比較的厳しい傾向にあります。

インストラクター以外に、他の仕事をしている方もいます。就職先としてインストラクターで一生やっていくというのは正直難しく、独立をする場合、またはカリスマの人気トレーナとなれれば現実味を帯びてくると言えるでしょう。しっかりとお客さんの成果を出す事ができて、指導する回数も増えれば給料アップにもつながります。

体調管理が大切

インストラクターはお客さんの前に出るので、体調管理が万全でなくてはなりません。しかし、具合が悪い時や気分が優れない時も、自分のお客様とのセッションが入っている場合などは出勤をしなければいけないケースもあります。

お客さん相手で常に明るく元気に対応しなくてはならないので、体調管理が大変だという方も少なくはありません。体調や気分がよくなければ、指導にも影響しパフォーマンスが悪くなり、お客さんに迷惑をかける事が無いとは限りません。シビアな世界ではありますが、自分の体調管理はしっかりとする必要があります。ジムにはさまざまな方がいますし、風邪を引いている方も中にはいるので十分注意が必要です。

シフト制で自由に休みが取りづらい

ジムインストラクターは基本的にはシフト制のため、他のスタッフが休むとその穴を代わりに埋めなくてはならない時もあります。季節によって病気で休む人が多くなると、その人の分も埋めなくてはならないので、もともと休みの日でも出勤しなくてはいけなくなる場合もあります。そのため自分の予定が立てづらいということがあります。

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4) ジムインストラクターの本音とは?

ジムのインストラクターは実際この職種についてどのように思っているのか、本音を調査したのでいくつかご紹介します。

良いと思った点

・健康維持につながった(44歳女性)

・コミュニケーション力がつく(35歳男性)

・感謝される職業だと思う(28歳男性)

・体を動かすことが習慣になった(22歳女性)

・とても感謝される(27歳男性)

良くないと思った点

・体調が悪くてもやらないといけない(30歳男性)

・休みがとりづらい(27歳女性)

・給料が安い(40歳男性)

・いつまでできるか不安(45歳女性)

・常に新しいプログラムを要求される(30歳女性)

などの意見が多く見受けられています。

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5) ジムインストラクターに関するその他のQ&A

【Q1】病気にかかった時は休養をして良いの?

理由が明確な場合は、休養は基本的にはもらえるでしょう。スタッフ同士で、お互いの休みを調整してほしいと頼まれるケースもあります。もちろん何度も同じような理由で、出勤ができないというのはタブーです。相手はお客さんなので、パーフェクトな体調でよりよい指導を行ってあげる必要があります。

【Q2】トレーニングは必ずしなくてはいけない?

ジムでインストラクターをやっている人の中には、マッチョの人もいれば、細い人もいます。しかし、筋肉がある人に指導される場合と、不健康な方の場合、どちらの方が説得力があるでしょうか。このように考えると、ボディビルのように鍛え上げる必要はありませんが、ある程度の筋力量や健康的な体系が求められるでしょう。

【Q3】トレーニング指導以外にデスクワークも多い?

トレーニング指導のほかにも事務的なことも多いです。ジムの企画のミーティング、トレーニングのメニュー作り、またはクレームの対処なども含めて様々です。慣れてくれば苦ではないでしょう。そのような仕事も全て行えてインストラクターと言えるので、慣れるまでは勉強が必要になるでしょう。

ジムのインストラクターは実際どのような職業なのか、実際のトレーナー経験のあるのリアルな声をもとにご紹介しました。ジムのインストラクターにも良いことや、注意の必要なこともありますが、それも含めてインストラクターですので、自分にとってのやりがいを見つけて取り組んで見ましょう。

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