鍼灸師の資格の難易度はどのくらいでしょうか?合格率や合格ラインから検討します!
鍼灸師とは東洋医学の専門家であり「はり師」と「きゅう師」の国家資格が必要な職業です。
資格の難易度を判断するために、受験資格や試験の合格ライン、過去5年間の合格率などさまざまなデータから検討しました。
令和2年度に実施された鍼灸師の国家試験の合格率はおよそ73%を記録しました。
これから受験を検討している受験生のために、鍼灸師の難易度とどのような勉強が必要か紹介します。
鍼灸師とは東洋医学の資格の一つ!
鍼灸師とは東洋医学の一つである鍼(はり)と灸(きゅう)を用いて、全身のツボを刺激する職業です。
薬や手術などの西洋医学による治療方法ではなく、患者の痛みの部位や経緯など患者から聞き、最適なツボを刺激します。
鍼灸治療では医療用の金属の鍼で身体にあるいくつものツボを刺激して筋肉や神経をやわらげる鍼治療や、燃やしたもぐさによる温熱の刺激でコリや疲れを取る灸治療で、人の自然治癒力を高めます。
近年、鍼灸の効果がWHO(世界保健機構)などにも認められ、世界的に注目を集めています。
現在では病院や鍼灸治療院の医療分野だけでなく、美容やスポーツ医学にも鍼灸の技術を応用した美容鍼灸師やスポーツトレーナーとしても活躍しています。
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はり師ときゅう師の国家資格!
そもそも「鍼灸師」という資格はなく、「はり師」と「きゅう師」という2つの国家資格に分かれています。
しかし一般的に「鍼治療」と「灸治療」を一緒に扱っている治療院が多いことから「鍼灸師」と呼ばれています。
はり師ときゅう師の国家資格を取得することで鍼灸師として活躍することができます。
ここでは年に1回実施されるはり師ときゅう師の国家試験について紹介します。
受験資格
国家試験の受験資格は、3年以上、文部科学大臣の認定校・厚生労働大臣の認定養成施設・都道府県知事の認定養成施設で、はり師ときゅう師に必要な知識と技能を修得したものです。
あるいは視覚障害がある場合、5年以上、文部科学大臣の認定校・厚生労働大臣の認定養成施設・都道府県知事の認定養成施設で必要な知識と技術を習得したものに受験資格が与えられます。
試験日
毎年1回、2月下旬に国家試験が実施されます。
はり師ときゅう師の試験日は同じ日に実施されるため、体力と集中力が継続するように日頃から準備することが重要です。
試験内容
医療概論(医学史を除く)・衛生学と公衆衛生学・関係法規・解剖学・生理学・病理学概論・臨床医学総論・臨床医学各論・リハビリテーション医学・東洋医学概論・経絡経穴概論・はり理論・きゅう理論・東洋医学臨床論
ただし、きゅう師とはり師の国家試験を同時に受けようとする場合、受験者の申請によってきゅう理論・はり理論以外の一方の共通科目試験を免除できます。
試験方法
四肢択一のマークシート方式の筆記試験です。
受験費用
- はり試験・きゅう試験の受験手数料:14,400円
- 両方を受験する場合:28,800円
参考:きゅう師国家試験の施行|厚生労働省より
鍼灸師の難易度は高い?
厚生労働省の発表より、令和2年度のはり師の合格率は73.6%、きゅう師の合格率は74.3%でした。
過去5年間と比較しても、平成29年を除き、毎年6〜7割程度の合格率を記録していました。
試験の難易度はそれほど高くないといえます。
その理由を合格率・合格ラインに基づいて紹介します。
過去5年間の合格率
【はり師の過去5年間の合格率】
| 年度 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
| 平成27年(第24回) | 4,775 | 3,504 | 73.4 |
| 平成28年(第25回) | 4,527 | 3,032 | 67.0 |
| 平成29年(第26回) | 4,622 | 2,667 | 57.7 |
| 平成30年(第27回) | 4,861 | 3,712 | 76.4 |
| 令和元年(第28回) | 4,431 | 3,263 | 73.6 |
【きゅう師の過去5年間の合格率】
| 年度 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
| 平成27年(第24回) | 4,732 | 3,550 | 75.0 |
| 平成28年(第25回) | 4,443 | 3,010 | 67.7 |
| 平成29年(第26回) | 4,555 | 2,845 | 62.5 |
| 平成30年(第27回) | 4,655 | 3,656 | 78.5 |
| 令和元年(第28回) | 4,308 | 3,201 | 74.3 |
参考:過去の受験者数 – 東洋療法研修試験財団より
合格ライン
はり師ときゅう師の国家試験の配点はどちらとも1問1点の合計150点満点です。
合格ラインは90点以上(60%)と定められています。
そのため合格者数の上限はなく、専門学校などの養成学校に入学し、在学中に国家試験に備えた勉強することが重要です。
合格者数の上限がなく合格点を越えればいいことから、試験の難易度はそれほど高くないといえます。
ほかの国家資格の合格率はどうか
鍼灸師に類似した国家資格として「あん摩マッサージ指圧師」「柔道整復師」「看護師」があげられます。
- あん摩マッサージ指圧師の合格率:84.7%
- 柔道整復師の合格率:64.5%
- 看護師の合格率:89.2%
はり師ときゅう師の国家試験に合格するために必要な3つのこと
はり師ときゅう師の国家試験の合格率は7割程度、合格者の上限がないから試験の難易度はそれほど高くないと書きました。
しかし、国家試験は年に1度しかないため、2つの国家資格取得を目指す場合、全力で取り組めるようにさまざまな準備が求められます。
そこではり師ときゅう師の国家試験に合格するために抑えるべき3つのポイントを紹介します。
養成学校に通う
鍼灸師を目指す場合、まずは鍼灸を学べる学校に通うことが必須です。
現在、日本にある鍼灸の養成学校のうち、ほとんどが3年制の専門学校のため専門学校に進学することがオススメです。
専門学校は国家試験に対して高い合格率を誇るだけでなく、鍼灸師としてその後のキャリアを支えるための学びが多くあります。
鍼灸師としてだけでなく、あん摩マッサージ指圧師の国家資格も取得できる専門学校や、鍼灸とスポーツ関連の資格が取れる学校、独立開業に関してサポートする専門学校などがあります。
専門学校の選び方として、合格率と将来のキャリアに活かせる学びができる専門学校がオススメです。
試験対策の勉強をする
鍼灸師の国家試験は3年間かけて学ぶ専門学校がほとんどです。
専門学校での学びは、高校までに学ぶ内容ではなく専門性が増した、生理学や解剖学、東洋医学に関する知識などを身につけます。
さらに暗記科目ではなく、鍼灸師として現場で活躍することを見越した実践的な内容も国家試験には含まれます。
3年次は国家試験の勉強だけでなく、長期間に渡る臨床実習も実施されるため、1・2年次から基礎知識をコツコツと定着させる必要があります。
専門学校によっては、模擬試験の実施や補講補修授業、国家試験対策講座を独自に開催しています。
公式HPからも確認できるので、ぜひ興味のある専門学校にそのような講座が開いているかご確認ください。
通過点である
受験勉強に一番大切なことは、国家試験は通過地点であるという認識を持つことです。
国家試験では聞き慣れない医療用語や症状名が出題されることがあります。
しかし、鍼灸師として現場で働いてみたら当たり前の言葉かもしれません。
そのため、試験勉強でやる気がなく辛い時は、理想の鍼灸師を頭の中で思い描き、やる気を復活させましょう。
そのためにも鍼灸師の国家試験はゴールではなく通過地点という認識が大切です。
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鍼灸師の国家資格は勉強すれば合格できる!
鍼灸師の資格に関してお分かりいただけたと思います。
過去に実施された「はり師」「きゅう師」の国家試験の合格率が7割という数字だけ見ると難しくなさそうですが、実際は年に1回の本番に全力が出せるように多くの準備が必要です。
さらに3年間、専門学校などに通う必要があることから経済的な負担もかかります。
気を抜かず、毎日コツコツと勉強することが求められます。











