スポーツフードスペシャリストを解説|資格の活かし方
アスリートのフード関連の資格の一つに、スポーツフードスペシャリストがあります。
世の中にスポーツ関連や栄養関連の資格が増えるなか、スポーツフードスペシャリスト検定の概要・難易度・取得した場合のメリット・資格の将来性などはどのようになっているのでしょうか。
この記事では、スポーツフードスペシャリストの資格概要をはじめ、取得方法や仕事への活かし方を紹介します。スポーツ関連の仕事に就きたい人は、ぜひ参考にしてください。
スポーツフードスペシャリストとは?
最初に、スポーツフードスペシャリストの概要を解説します。
スポーツフードスペシャリストとは?
スポーツフードスペシャリストは、一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)とフォーミー(formie)が主催する民間資格です。
スポーツと食事の関連性についての知識を学び、クラブ活動に励む子どもやアスリート一人ひとりの身体に合わせた食事の指導ができるプロフェッショナルです。
資格取得に向けた学習により、スポーツの種目や競技のレベル・性別・世代別の食事の取り方や目的・コンディションに合わせたスポーツフードレシピなどを学ぶことができます。その知識を活かし、アスリートが競技で活躍できる身体づくりをサポートします。
一般社団法人日本能力教育促進協会の概要
学ぶ人が活躍できる場を作るために、資格試験の創設やセミナーを開催している団体です。食・栄養・美容・心理学など多数の資格試験を企画・運営しています。
フォーミー(formie)
スマートフォンで気軽に学習したり、資格取得を目指したりできるよう、幅広い資格講座を提供している通信資格ポータルサイトです。すべての講座が初心者から学習できるように作られています。
テレビや雑誌で多く取上げられ、注目が高まっています。
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
・トレーナー資格試験の力試し模擬問題
・うまく行く人/いかない人の違い
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スポーツフードスペシャリスト資格概要
スポーツフードスペシャリスト資格の取得要や費用・難易度を解説します。
スポーツフードスペシャリストの資格の取得要件
スポーツフードスペシャリスト資格は、指定のオンライン講座を受講し、Web上でのテストに合格すれば取得できます。オンライン講座と資格試験はセットなので試験の単独受験はできません。
スポーツフードスペシャリストの認定講座の受講方法
オンライン講座は、一般社団法人日本能力教育促進協会・フォーミーのいずれかのWebサイトから申込みできます。最終的に、同じ申込み画面(フォーミー)にたどり着きます。
登録手続きはオンライン上で手軽にできます。無料体験講座で一部を受けてから正式に講座に申込むか決定できます。
検定試験
認定講座の受講完了後にオンラインで検定試験を受けます。
合格基準は公表されていませんが、受験された人の口コミを見る限りでは不合格になった人はあまりいません。
スポーツフードスペシャリスト資格試験にかかる費用
スポーツフードスペシャリスト資格取得にかかる費用は34,000円程度です。
認定講座と検定試験代・テキスト代(オンライン)が含まれた金額です。認定試験が不合格になった場合、1,500円程度で再受験できます。
試験難易度
合格率は非公表です。フォーミーは基礎から学んで気軽に資格を取得できるのがコンセプトで、スポーツフードスペシャリスト資格も同様です。資格取得が取組みやすく、受講する認定講座の内容をしっかり把握することが合格への近道です。
スポーツフードスペシャリストの資格取得方法は?
スポーツフードスペシャリストの資格取得方法を解説します。
スポーツフードスペシャリストの受験資格は特にない
スポーツフードスペシャリストの受験資格は特にありません。唯一必要とされる受験資格は、認定講座の修了です。
フォーミーによると、認定講座はアスリートの食事や栄養学を学んだ経験がない人でも1か月程度で学習を終えられます。基礎から気軽に取得できる資格試験です。
独学での学習は可能?
スポーツフードスペシャリスト試験は、認定講座の受講が前提になっており独学で受験はできません。認定講座の学習で必要な知識は十分に得られるため、認定講座のほかに予備校に通ったり、自分自身で市販テキストを購入したりする必要はありません。
認定講座はオンラインでいつでも受講できるため、好きなタイミングで試験に向けた学習をすることができます。
スポーツフードスペシャリストは仕事に役立つ
スポーツフードスペシャリストを仕事にどのように活かすのかを見ていきましょう。活かし方を踏まえて資格取得を目指せば、将来のキャリア形成に役立ちます。
スポーツトレーナーは仕事の幅を広げられる
すでにスポーツトレーナーとして活躍している人は、スポーツフードスペシャリストの取得によって仕事の幅が広がります。選手やクライアントに必要となる食事の知識・理解が深まり、パフォーマンス向上や食事を通じたケガをしにくい身体づくりに貢献できます。
管理栄養士や調理師のような栄養・食事関連の免許所有者を除き、スポーツトレーナーが単独で献立を考えたり調理したりする機会はないでしょう。資格取得で学んだ知識を活用して、アスリートに食事や栄養などの面でもアドバイスでき、トレーナーとしての信頼度アップにもつなげられます。
手軽に取得できる事も魅力
スポーツフードスペシャリスト資格の取得は、費用面でも学習難易度の面でも手軽さが魅力です。特に未経験者にとって、短期間で資格が取得できる点やスマートフォンのみでも受講できるなど、ハードルが低いのがとても魅力的です。
ほかのスポーツ系の資格や栄養系の資格取得を検討中の人が、学習のファーストステップとしてチャレンジするのも効果的です。
スポーツフードスペシャリストの将来性
スポーツフードスペシャリストは、とても将来性のある資格です。現在のスポーツと食事に関する状況やニーズが高まる根拠を解説します。
スポーツ系の資格のニーズが高まっている
スポーツ関連の資格のニーズ・人気が高まっています。背景には、健康志向の高まりやパーソナルトレーニングジムやフィットネスクラブに通う人の増加などがあります。
スポーツフードスペシャリスト資格の認知度は現段階ではあまり高くありません。しかし、スポーツに関連して食と健康を支えるスポーツフードスペシャリストのスキルは社会ニーズに直結しており、スポーツ系資格はこれからも需要が高まる事が予想されます。
ほかのスポーツトレーナー系の資格との併用でさらに仕事の幅が広がる
スポーツトレーナー系の資格は、スポーツフードスペシャリストのほかにも日本体育協会公認のアスレティックトレーナーなど多数あります。
スポーツ関連の資格とスポーツフードスペシャリストの資格を合わせて取得すれば、仕事の幅は大きく広がります。食事のメニューやトレーニングメニューの提案、アスリートからの相談対応など、幅広くアスリートをサポートできます。
スポーツ系の資格のほかに、スポーツフードスペシャリストとの関連性が高い資格に管理栄養士・調理師免許があります。アスリートの献立作りや調理にチャレンジしたいときには、栄養・調理系の資格とともにスポーツフードスペシャリストの資格を取って活躍の幅を広げましょう。
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まとめ
スポーツフードスペシャリストは、スマートフォンのみで取得を目指せる資格で、手軽さが大きな魅力です。スポーツ・健康関連の資格は、とてもニーズが高まっているので、この分野でのステップアップの一つとして取組むのに向いています。
予備知識なしで始められる・大学や専門学校に通わなくても取得できる・自宅でオンライン受験できるなど、スポーツフードスペシャリストは手軽に取得できる資格です。栄養士やスポーツ関連の資格保有者は、仕事の幅を広げるチャンスにもなります。ぜひ、挑戦してみてください。