ボディメイクとは?ダイエットとの違いや基本的な流れも紹介!

美しいボディラインを実現する手法として、男性・女性の性別に関係なくボディメイクが注目されています。ボディメイクの意味はなんとなくわかるけど、正確な意味や何をすればいいのか、具体的なイメージが湧かない人も多いと思います。

この記事では、ボディメイクとは何か?をダイエットとの違いを踏まえて解説します。ボディメイク継続のコツも紹介しているので、ボディメイクに興味のある人はぜひ参考にしてください。

ボディメイクとは?

雑誌などでも取上げられる事の多いボディメイクですが、一般的には美しい身体づくりのためのトレーニングや食事制限を意味します。サイズダウンだけでなく、筋力トレーニングやエクササイズをして身体を引締め、気になる部分を重点的に美しく整えていきます。

とはいえ、ボディメイクには決まった定義はありません。トレーナー業界・エステ業界・ダイエット業界・矯正下着業界など、さまざまな業界で「ボディメイク」の用語が使用され、それぞれ意味が異なります。

この記事ではパーソナルトレーナージムなどトレーナー業界のボディメイクを解説しています。体重の増減だけではなく、トレーニングによる理想のスタイルの実現を重視したボディメイクです。

ボディメイクとダイエットの違いとは?

ボディメイクはダイエットとはまったく異なるものす。ボディメイクは、女性誌や女性向けWebサイトでも多く取上げられる事もあって、ダイエットの一つの手法と誤解されるケースもあります。

そこで、ボディメイクとダイエットを混同しないように、ダイエットの本来の意味を解説したうえで、ボディメイクとの違い・ボディメイクに取組むメリットを解説します。

ダイエットとは?

美容・健康のために減量するのがダイエットです。ダイエットの重要なテーマは「いかに痩せるか?」で、食事制限・運動・半身浴などさまざまな手法で減量します。

「ダイエット=体重の減量」のイメージが一般的になっていますが、もともと英語の「diet(ダイエット)」には「痩せる」意味はありません。
dietは日常的な食事制限による健康維持や肥満防止を意味する言葉です。肥満率(BMI30以上の肥満者の割合)の高さが社会問題の一つとなっているアメリカなどでは、ダイエットはオーバーカロリー対策の文脈で使われています。

日本のダイエットの意味は海外とはやや異なります。

しかし、近年では日本においても体重制限のみのダイエットは健康に良くないとの共通した認識が一般的になっており、注意喚起されるようになっています。

ボディメイクとダイエットの違い

減量目的のダイエットは手軽に実践できます。例えば、食事の頻度や量を減らし摂取カロリーを少なくすれば短期間で体重は落ちてきます。

これに対してボディメイクは減量ではなく見た目の美しさが重要になるため、ボディバランスはそのままにサイズダウンをします。見た目をキレイにするためには、基本的にはトレーニングが必要で、効果が実感できるまでにはある程度の期間を要します。

ボディメイクは体型維持がしやすい

ダイエットの落とし穴として取上げられるのが、リバウンドの問題です。リバウンドとは、一時的に減量を達成できても、目標が達成されたり、ある程度の成果が見えてきたりしたあとに再び体重が増える状態を意味します。

ボディメイクは、リバウンドのリスクが小さく、体型維持がしやすいのが特徴です。その理由として、トレーニングで筋力が増加して基礎代謝が高くなって脂肪が燃焼しやすくなるためです。筋肉によってスタイルもキープされるため、見た目の美しさも実現しながら健康的に体型を維持する事ができます。

ボディメイクは何をするの?

美しい身体づくりといっても、具体的に何をするのかがイメージしづらい人もいると思います。ボディメイクには筋力トレーニングが必須とはいえ、同じ部位ばかり鍛えていてもバランスの取れた美しい身体にはなりません。

ボディメイクで美しい身体づくりをするための3つのポイントを解説します。

まずは筋トレでベースづくり

ボディメイクは、美しく見せたい部位の重点的な筋力トレーニングからスタートしましょう。例えば、お尻を美しく見せたい場合にはスクワットを重点的にしてお尻の筋肉を引締めます。スクワットをすると、太もも・ふくらはぎ・臀部の筋力アップや血行改善につながり、ヒップアップ効果が期待できます。

男性の場合は逆三角形のスタイル、女性の場合はくびれのある美しいボディラインが理想的と考えられています。筋トレーニングを始める際には、理想のスタイルをイメージして目標を実現するために鍛えるべき部位を決めてトレーニングします。

筋トレーニングを習慣化し筋力量を増やせば、代謝がアップして痩せやすい身体になる事が期待されます。

有酸素運動で脂肪燃焼

脂肪燃焼にはウォーキング・ジョギング・サイクリングなど有酸素運動を実施します。筋肉トレーニングとあわせて有酸素運動を取り入れる事で、より効果的に脂肪を燃焼させる事ができます。

筋トレーニングによって成長ホルモンが分泌される事で、有酸素運動の脂肪燃焼効果がアップするとされています。そのため、有酸素運動を取入れる際には、筋トレーニングのあとにするのが良いでしょう。有酸素運動にかける時間としては、最低でも20分以上かけておこなうのがオススメです。

食事はたんぱく質中心に

ボディメイクをおこなって行く際には、日常で取入れる栄養素も重要になってきます。筋力トレーニングを取入れながらおこなうボディメイクでは、たんぱく質を意識した食事が大切です。

たんぱく質は筋肉を構成する重要な栄養素であり、筋肉の分解や筋肉の維持・発達のためにも大切です。たんぱく質が不足するとケガをしやすくなったり、筋力量が減少したりしてしまいます。ボディメイクを効果的に進めるためにも、たんぱく質を中心にした食事を摂るように心がけましょう。

たんぱく質が不足しそうなときや積極的に摂取したいときには、プロテインを摂取するのも良いでしょう。プロテインを活用する事で、カロリーや脂肪の過剰摂取を抑えつつ、効率良くたんぱく質を摂取できます。

ボディメイクのポイント

ボディメイクは長期的に取組むのが理想で、少なくとも2か月間は必要です。継続的に取組めば、ボディメイクが習慣化し、徐々に効果が実感できるようになります。

もちろん、筋力トレーニングや食事の制限を毎日継続するのは簡単ではありません。そこでポイントとなるのが、明確な目標設定です。

例えば、2か月間で体重を何kg落とす、○月までにシックスパックを実現するなど、数値や見た目で確認しやすい目標を立てる事でモチベーションを維持しやすくなります。

ボディメイクに取組んでいる期間中、自分自身の外見・体重・体脂肪率・ウエストなどを記録して、常に状態を把握するのが大切です。

まとめ

ボディメイクは、筋力トレーニングと食事制限により理想のスタイルに近づける事です。体重の減量をおもな目的とするダイエットと異なり、ボディメイクはおもに筋トレや有酸素運動で見た目の美しさを実現します。

ボディメイクの効果が表れるにはやや時間がかかりますが、基礎代謝がアップするためリバウンドしにくいメリットがあります。ボディメイク実現のために、適切な目標を設定し長期的に取組んでください。

PR トレーナー求人情報

※掲載店舗は、一部のみです。ご了承ください

nishio

nishio

トレーナー向け記事ランキングarticle ranking

カテゴリ 一覧

パーソナルトレーナー向け