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10代~60代まで幅広い?ヨガインストラクターの年齢事情まとめ

ヨガインストラクターというと若くてきれいな人を思いうかべる人が多いのではないでしょうか。もう年だからヨガインストラクターになれないと思っている方も多いのが事実です。ヨガインストラクターに年齢は関係があるのか、紹介していきます。

1)ヨガインストラクターになるには年齢は影響する?

ヨガはいろいろな年代の人に楽しまれているフィットネスです。
では実際にヨガを始めて、インストラクターになりたい!と思った時に、年齢はどのくらい影響があるものでしょうか?
ヨガを始めたのが40代という人も多いですから、年齢とお仕事の関係は気になるところ。
そんなヨガインストラクターと年齢の関係はどのようになっているのでしょうか。

ヨガインストラクターに年齢は関係ない

ヨガインストラクターに年齢は関係ありません。ヨガインストラクターというと、20代30代の若いインストラクターが多いイメージですが、ヨガは肉体を酷使する運動ではないので想像以上に年配のインストラクターが多いのです。

50代60代で活躍しているインストラクターもいます。ヨガの学びは年齢を重ねていくにつれて深くなるものですし、年配のインストラクターのほうがヨガの教えを説くのに説得力が増します。

ヨガを実施する人は各世代にいる

ヨガジャーナル日本版の「日本のヨガマーケット調査」によると、ヨガ一年以内実施者の割合は20代が19.9%、30代が19.2%、40代が23.4%、50代が15.8%、60代が21.6%と各世代まんべんなくヨガを実施しています。ヨガのマーケットは広いので、年配のインストラクターの需要はあるのです。

人生経験を活かせるヨガインストラクター

ヨガレッスンに通ってくる生徒さんたちはストレス解消やリフレッシュ、心身の悩みの解消を求めている方が多いです。50代60代の生徒さんの心身の悩みは、若いインストラクターではなかなか理解できないかもしれません。同年代のインストラクターであれば、年配の生徒さんの悩みを理解でき、的確なアドバイスができるでしょう。

生徒さんのニーズに応えることが大事

一言でヨガと言っても、シニアヨガやマタニティヨガなど様々な分野があります。生徒さんのニーズに応えるためにはその分野のヨガの知識があることはもちろんですが、それ相応の人生経験も必要になってきます。

超高齢化社会になってきている現在、高齢者のヨガのニーズも高まってきています。高齢者の健康増進や自立した生活を支えるためにも年配のインストラクターが活躍できる場が増えているのです。

2)スタジオ勤務を希望した場合、年齢制限はいくつくらい?

ヨガインストラクターをを目指す際に年齢は関係ないと書きましたが、実際にスタジオで勤務するとなるといくつかの弊害が出てきます。
ここではヨガインストラクターとしてスタジオに勤務する場合に、気をつけなければいけない点について紹介します。

スタジオ勤務は年齢制限があることが多い

スタジオによっては年齢制限をしているスタジオもあります。理由として、長くスタジオに勤めてほしいということやスタジオ独自のインストラクターを育成したいという理由があります。

スタジオ勤務は時給制の場合が多く、たくさんのレッスンをこなさなければいけないため、体力を必要とします。年齢を重ねると、20代のインストラクターよりも体力面で不利となってしまいます。

年を重ねたインストラクターは年配の生徒さんの心情を理解できる

スタジオのクラスによっては40代以上の生徒さんが7割を占めるクラスもあります。40代以上の生徒さんたちの身体のどこが動かしにくいのか、年配のヨガインストラクターのほうが理解できるというメリットがあります。若いインストラクターでは身体の悩みの原理は分かっても、なかなか心から理解できないかもしれません。

また、40代以上の生徒さんにとって、若いインストラクターは悩みを打ち明けづらいというデメリットがあります。年配のインストラクターの存在が生徒さんには安心できるのです。

3)年齢制限を気にしないでヨガインストラクターを楽しむ方法

年齢を気にせずヨガインストラクターを続ける方法はないのでしょうか?もちろんあります。
ここでは、年齢を味方につけてヨガインストラクターを続ける方法について解説します。

独立開業をするなら年齢は関係ない

自分でスタジオを持つ独立開業なら、全て自分の裁量でできますので年齢制限はありません。ヨガを教えられるだけの技量があれば、ヨガインストラクターとしてデビューすることができますが、全くの未経験からの開業は難しいかもしれません。

全くの未経験でも、ヨガインスタクターの資格を取得する講座で学ぶなどの方法もあります。ヨガインストラクターの資格という形でもいいですので、指導方法を学んでおきましょう

スタジオを開くなら独自のメニューを

独立開業しようとしている場所の近くにフィットネススタジオやヨガスタジオがある場合はなかなか生徒さんが集まらない可能性があります。それらがない場合、公民館やレンタルスタジオで教室を開くと、生徒さんが集まる可能性があります。

また、レッスンメニューや料金体系などに特徴を持たせることにより、集客できる場合もあります。フィットネススタジオやヨガスタジオは月額性の場合が多いですが、都度払いなどにすることによって、差別化を図ることができます。

年配の方を対象にしたレッスンを行ってもいいでしょう。

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4)ヨガの資格はあったのほうがいいの?スタジオ勤務希望の場合は要チェック

ヨガの資格がなくても、ヨガインストラクターになれますが、フィットネススタジオやヨガスタジオでスタジオ勤務をする場合、ヨガの資格は必須です。ヨガインストラクターになりたい人は多く、スタジオ側は志望者の質をヨガの資格の有無で判断することが多いからです。

ヨガの指導力で判断するのが本来ですが、ヨガインストラクターの求人自体が少なく、ヨガインストラクターの求人に志望者が殺到することは珍しくありません。スタジオ側はヨガの資格やヨガインストラクターの経験などわかりやすいところで判断するしかないのです。もしスタジオ勤務を希望するのであれば、ヨガインストラクターの資格を取得できる養成講座に通いましょう

養成講座を開講しているスタジオ自体がヨガインストラクターを募集している場合もありますので、よく調べてから受講することをおすすめします。

5)超やりがいあり?ヨガインストラクターの本音って?

ヨガインストラクターになったあと、実際にどんな気持ちなのか、何名かの本音を探ってみました。また、生徒さんはどう思っているかも探ってみましたので紹介します。

集客は大変だけれど、とにかく楽しい!

「本音は儲からない、勉強は金がかかる。けれど、めちゃめちゃ楽しい!こんな仕事につけるのは前世で徳を積んだんじゃないかな。って思えるくらい醍醐味がある仕事。気難しい生徒さんや不思議な人の相手が難しかったり、集客に頭を悩まされますが、いかに対応できるかが腕の見せどころだと思う(女性・ヨガインストラクター)」

ヨガを始めた事で年齢を重ねる事が楽しくなりました!

「教えるようになってから改めて、ヨガってすごいなと思いました。同僚に教え始めた最初のころは、習ったことを紙に書き、言う順番を覚えて行ったり、まだ不安だらけで。そんなつたない教え方でも、ポーズをとったことで気持ちよかったと言ってもらえたんですね。

ヨガというメソッドがよくできているからなんだと、その素晴らしさを実感しました。ヨガを始める前の私は、40代を迎え、「もう若かったころとは違って、これから先の未来は先細っていくだけなんだ……」と精神的に行き詰まっていました。でもヨガを学んだことで、体形も変わりましたし、気持ちも変化しました。

年齢を重ねることを心から楽しいと思えるようになったんです。今は、未来は明るい! という気持ちです(40代女性・ヨガインストラクター)」

ヨガ教室は私の元気の素です

「インストラクターの仕事をし始めたころ、実は生徒さんの体のどこにどう触れたらいいのか自信がなかったんです。触れることにも触れられることにもまだ抵抗がありました。

そこで、タイマッサージのトレーニングを受講したのですが、お陰で体のしくみや強く触れても大丈夫なところなどがわかり「触る」という行為への苦手意識もなくなりました。今ではクラスは私の元気の素!「風邪をひいたかな?」というような日でも、クラスが終わった後は、まるで自分がヨガをしたかのようにエネルギーをもらって調子がよくなります(女性・ヨガインストラクター)」

ヨガインストラクターは年配の方が安心

「私の通っているヨガは、シヴァバンダのこともあるためか、イントラの先生方の平均年齢、高いですよ~(笑)。でも、その先生達に教えていただくと、20代の子でも筋肉痛になるくらいです。

インストラクラーの先生の年齢はあまり関係ないと思います。また、同じ教室に通っている友人は、先生はむしろあまり若くない方が良いと言ってました。

若い子だと、「できて当たり前」って思ってしまうし、プロポーションとかに気後れもしてしまうけど、自分より上の年代の先生だと、自分の将来を重ねて安心するし、私も!って気になると言ってました(女性・ヨガ教室生徒)」

6)ヨガインストラクターに関するQ&Aコーナー

ここではヨガインストラクターについての質問にお答えします。

ヨガ歴は関係あるの?

ヨガ歴は関係ありません。ヨガを10年続けていても、指導力がなく、教えられる状態にない人もいます。ヨガインストラクターとしての正しい知識と理解、指導力があれば、ヨガ歴が短くても大丈夫です。

ヨガを習う生徒さんは美容・ダイエット目的だけではなく、精神の安定やスピリチュアルな要素を求めてやってくる人など様々です。生徒さんのニーズに応えるためにも、ヨガ歴の長さには関係なく、ヨガの歴史などについて深く知っておくことが大切です。

養成講座を修了した後はどうすればいいですか

養成講座を修了したら、スタジオやフィットネススタジオのオーディションを受けるのが通常です。また、養成講座を開講しているスタジオでヨガインストラクターのオーディションを行っている場合もあります。地域によっては公民館などでヨガインストラクターの募集を行っている場合もあるので確認してみてください。

ケガの後遺症で取れないポーズがありますが、ヨガインストラクターになれますか

教科書通りにポーズが取れて、教えることがヨガインストラクターだと思っている方はたくさんいます。ですが、どうすれば身体を痛めることなく、ポーズがとれるのかという理解がある方のほうがヨガインストラクターに向いています。

後遺症があるからこそ、生徒さんを理解できる場合もあります。生徒さんにいかに安全にヨガを行ってもらうか。これを考えられる方がヨガインストラクターに向いているのです。そのためにも身体の構造など知識を深めることが大切です。

ヨガインストラクターに年齢は関係ない
スタジオ勤務の場合、年齢制限がある場合がある。
独立開業の場合、年齢制限はない。
ヨガの資格はスタジオ勤務の場合は必要。

<参照>
http://www.7andi-pub.co.jp/pdf/2017/20170307_sevenandi_yoga.pdf(ヨガマーケット調査2017)
http://yuta.ituyoga.com/entry/2016/09/18/105159(ITUYOGA by Yuta.K)
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0226/297772.htm(発言小町)
https://www.yoggy.co.jp/recruit/voice/kako/ (インストラクターの声)
https://www.yoggy.co.jp/recruit/voice/miyabi (インストラクターの声)

 

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