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水泳インストラクター仕事まとめ!年収・資格・必要スキルって?


水泳インストラクターは、スポーツジムに通う高齢者や子どものお客様に欠かせない存在です。

では、その仕事内容とはどんなものなのか。水泳インストラクターの仕事内容、年収や資格などのをまとめまして紹介します!

1)水泳インストラクターの仕事とは?

泳ぎだけでなくエアロビクスも教える

水泳インストラクターの仕事は、水泳をただ単に教えるというものだけではありません。

近年の健康ブームの高まりもあり、高齢者もスポーツジムやフィットネスクラブに通うようにもなってきました。

そのスポーツジムのプールでエアロビクスを教える人も、水泳インストラクターに当てはまります。

小さい子どもから高齢者まで幅広く、しかも泳法だけでなくエアロビクスも行うのが水泳インストラクターなのです。

水泳インストラクターは教えるだけが仕事ではない

水中で行うエアロビクスは特に高齢者に人気なのですが、実はとても効率よく脂肪の燃焼ができるのです。

同じ時間ランニングするよりも水中エアロビクスをした方が効率が良いとも言われています。

インストラクターももちろん水に入って指導することもありますし、危ない時などは助ける必要もあります。

水中エアロビクスは紹介したようにかなり大変な運動なので、1人のインストラクターが1日中行うのはかなり大変。

そのために数人のインストラクターで交代しながら指導することも多いです。

インストラクターとして指導していない時は、事務作業などに追われることもあるといいますし、プールの監視員としての業務もあります。

水泳インストラクターは教えるだけが仕事ではなく、さまざまな業務に加え、楽しませることなども必要になってきますよ。

プールの水面

2)水泳インストラクターは稼げるの?

正直なところ水泳インストラクターは高給が望めるような資格ではありません。その初任給は17〜18万円ほどが相場だと言われています。

20代では30万円まで稼げる人はほとんどおらず、年収にしたら300万円が相場だというのが一般的です。

しかしこれも、一概には言えません。

20代でも人気があるインストラクターになれれば会社側も給料を多く支給するところもあるようですので、楽しく人気のあるインストラクターになれれば周りより高収入がみこめます。

また正社員として働いている場合は、インストラクターだけでなく運営の仕事もあり、役職をマネージャーやチーフマネージャーに上げていくことにより高収入を目指すこともできます。

自分から活躍の場を作ろうと努力できるか。これが水泳インストラクターの給料格差に大きく関わるのです。

3)水泳インストラクターになるための必須スキル

水泳インストラクターになるためには何が必要かということですが、必要なものはほぼありません。資格についても、水泳インストラクターに必須のものは存在しません。

資格よりも大切なことは、皆さんが水泳が好きかどうかということ。そして水泳の4泳法が綺麗なフォームで泳げるなど、技術を持っていることも重要なことです。

水泳インストラクターで他に必要なことは、お客様の継続率アップにつながるコミュニケーション術。

そして、水中で足をつってしまったお客様など、トラブル時の対処法です。

プールで泳ぐ

4)水泳インストラクターの資格はこの2種で決まり!

水泳インストラクターには資格は必要ないと言いましたが、ないよりはあった方がもちろん良いです。

水泳インストラクターを目指す方は、まずこの2つの資格を勉強してみましょう!

水泳インストラクターの資格1:基礎水泳指導員

基礎水泳指導員は日本水泳連盟が認定した資格で、水泳インストラクターになりたいなら必ず取っておきたい資格です。

水泳は水中で行い、専門性の高いスポーツであるが故に、危険な部分があるとも言えます。

その時の対処法や指導する方法などの基本的なことを学べます。また企業によっては資格の取得を義務化しているところもあるようです。

(1)受講料

(2)取得期間:約1か月

(3)注意点:受験資格は満18歳以上

水泳インストラクターの資格2:水泳教師資格

水泳教師資格は日本スイミングクラブ協会が認定している資格で、プロコーチになるための資格です。

本格的な指導を行うので、基礎水泳指導員とは違い専門性もかなり高いことがあげられます。

また水泳教師資格には水泳のコーチを主に行う「水泳教師」と、経営のコンサルタントなどを行いビジネスの観点から経営を考える「水泳上級教師」という2種類があります。

(1)受講料

(2)取得期間:4年以内に取得しなければならない

(3)注意点:満20歳以上

5)水泳インストラクターの仕事で注意するべき2つのポイントについて

水泳インストラクターにとって、泳ぎそのもののスキル以外に2つ、注意すべきことがありました。

その「コミュニケーション能力」と「怪我への対処力」について、もう少し掘り下げてみましょう。

コミュニケーション能力

水泳インストラクターが教える相手というのは子どもから高齢者まで幅広い方が対象です。

そのため高いコミュニケーション能力が求められます。

子どもの場合と高齢者の場合では、全く接し方が変わります。他にもサラリーマンや主婦など、スポーツジムにいらっしゃるお客様の年齢層は様々です。

厳しく教えるだけでなく、水泳や水中でのエクササイズを楽しんでもらうこと。

それを意識してコミュニケーションを磨いているインストラクターは、高収入にもつながります。

水泳インストラクターはお客様のケガにも注意!

水泳インストラクターがもっとも注意すべきなのが、水中でのケガです。

特に子どもや高齢者は気を配っていないと溺れてしまう可能性があります。

浅いプールでも足が釣れば、パニックになり溺れてしまうこともあるのです。

水中ということで命にも関わるような職であることを常に頭に入れておくことが最も大切なことかもしれませんね。

プールの水面

6)水泳インストラクターのQ&A

【Q1】水泳の経験が1年もありません。それでも働くことはできますか?

水泳の経験が乏しい場合ですが、働くことはできます。もし4泳法ができるのであれば特に問題もありません。

しかし経験が少ない場合は基礎水泳指導員の資格は必ず取得した方が良いでしょう。

【Q2】水泳は体力仕事だと思います。何歳まで続けられますか?

水泳は確かに体力仕事ですし、インストラクターを見ても若めの人が多いです。

だいたいが他の職に移るか、スポーツジムやスイミングスクールで管理職の立場になるかのどちらかです。

水泳に関わりたいという気持ちがあるのであれば、インストラクターは辞めて運営側に行くのが懸命でしょう。

【Q3】アルバイトでもインストラクターはできるのですか?

水泳インストラクターのアルバイト募集もたくさんあり指導できます。

最初はなかなか指導させてもらえないことがほとんどのようですが、地道に経験を積むことが重要です。

また企業によってはアルバイトインストラクターに対しての講義を行うところもあるといいますよ。

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