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ストレッチの資格を通信で取得?取得方法を解説

近年は健康のためにストレッチを自宅で行う方が増えていますが、それに伴って資格を取得しようと考える方も増えています。今回はストレッチの通信講座での資格取得のメリットや取得までのステップ・勉強方法・取得後の進路などについてまとめます。

1)ストレッチの資格とは

ストレッチは幅広く知られている運動の一つですが、自己流で行っている方が多く、なかなかストレッチをしっかり学ぶ機会はあまり多いとは言えません。ですが、ストレッチについて知識を深めておくだけで、ケガの予防や美容の促進、また体の構造について理解することに繋がっていきます。ストレッチの資格は、正しい体の構造を知り、柔軟性を高め、効果的なストレッチの方法を学びたい方におすすめです。

資格の種類

資格には大きく分けて2つの種類があります。国家資格と民間資格です。国家資格は国に認められている資格で、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ・指圧師・柔道整復師などが国家資格になります。それに対して、ストレッチは民間の資格になります。

ストレッチの通信講座の資格

(1)アロマ・パートナーストレッチ講座

グローバルボディケア総合学院-『SHIKAKU-ONE』が認定するこの資格は、早い方だと1か月ほどで取得することができ、男女は問われません。このようなストレッチ系には流行がほとんどないため、将来的にも役に立つ資格と言ってよいでしょう。開業する場合メニューの1つに取り入れたり、日常の中で自分自身だけでなく、身近な方の体質改善にも役立てられる技術です。月々24回払いで非常に安価な値段で勉強することが可能です。

(2)ACCA コンディショニングコーチ・養成講座

特定非営利活動法人 アスレティックコンディショニングコーチズ協会が認定する資格です。ストレッチのみの資格ではありませんが、スポーツコンディショニングについてトータル的に学ぶことができます。筋肉別の強化方法やストレッチの方法、スポーツ障害、栄養、メンタルトレーニングなどのスポーツ選手をサポートするノウハウを学ぶことができます。費用はこちらも比較的安価ですが、期間は大体10か月と少し長くなっています。

2)ストレッチの資格の取得方法

ストレッチをする女性

ストレッチの資格には様々な種類があり、その取得方法や期間もそれぞれバラバラですが主なステップとしては以下の通りです。

必要なステップ

(1)ライフスタイルに合わせて実現可能な目標を設定する
まずは、資格を取得する際に割ける時間や期間、予算などから決めておきます。その中で自分のライフスタイルに合わせて、通信コースにするのか通学コースにするかを定めておきましょう。

(2)資格取得ができる企業や団体をみつける
通信コースや通学コースどちらにも言えることですが、取得したい資格が見つけられたら、まずはコースがどのように分けられているのかを確認し、自分にあった資格とコースを選択しましょう。

(3)申込み
申込みは資格によって期限は様々です。ですので、いつから申込み開始なのか、定員はあるのかどうかを確認しておきましょう。

(4)資格の勉強を進める
コースの教材やテキストにしたがって勉強をすすめ、資格取得に向けて知識を入れていきます。期間はストレッチの資格だと短いと2〜3日からということもありますので、期間を確認しておきましょう。

(5)資格の取得
勉強が進んだら、所定の期間に資格取得のテストを受験します。受験に合格すると資格の認定を受けることができます。

3)通信講座のメリット・デメリット

通信講座のメリット

通信講座の大きな魅力のひとつとしては、好きな時間や好きな場所で勉強が進められるというところです。また、地方出身者の悩みとしてあげられる、自宅の近くに通えるスクールがないという状況でも、通学コースと同じ内容の講座を受けることができます。そのため、通学分の時間や費用も節約することができます。その他にも、講義教材が用意されているので、分からないところがある場合は何度も見直すことが可能です。

通信講座のデメリット

通信講座は、自分自身の学習スケジュールがしっかりと確立されていないと、勉強が捗らず資格の取得が難しくなる可能性があります。そのため、綿密な計画を実行する能力と精神力が必要となります。また、一人で勉強するので孤独になりがちで、わからないことがあった場合は他の人にすぐ質問することが難しくなります。もちろん、企業によって質問をWEBで受け付けているところもありますが、やはり通学コースに比べてレスポンスは遅くなりがちです。

そのほかにも、テキストや教材を送付してもらうため、通学コースよりも少々割高になっている可能性があります。また、どこの企業のテキストを使うかによって内容も少しずつ変わってくるので、自分にあった教材を選ぶことが必要になります。

4)資格取得後の進路

ストレッチ 女性

ストレッチの資格は民間の資格になるため、一般的には取得した資格の種類や内容によってどこで活躍していくかが変わっていきます。

ストレッチ店で正社員・アルバイト・パートとして働く

一般的なものはこちらになるといえます。近年はストレッチ専門店も増えてきており、需要も増しているので働き口は多いと言えます。もちろんストレッチ専門店に限らず、他のマッサージ店でも同様のことが言えます。

フィットネスジムのインストラクターとして働く

ストレッチの資格を持って、個人に行うパーソナルトレーナーや、スタジオレッスンの集団にむけてストレッチのプログラムを実施する方々もいます。

開業して働く

近年はストレッチの資格を取得して開業する方が増えています。ですが、ここでひとつ注意点があります。ここでいうストレッチの資格は民間資格になります。ストレッチを行うことに関して、必ず国家資格が必要という決まりは明確にありませんが、マッサージ業界は医療類似行為にあたり、少々グレーな部分があると言われています。そのため開業する場合には国家資格を取得したうえで、知識の裏付けとしてストレッチの資格を取得して開業すると、より患者さんの信頼が増すでしょう。

5)ストレッチ系資格の通信講座に関するQ&A

【Q1】通信講座は何度でも受講することが可能ですか

通信講座の種類にもよりますが、基本的には受講から最終の期限まで利用することができます。期限を過ぎての受講は不可能となりますので、受講開始日と終了日をしっかりと確認しておくようにしておきましょう。

【Q2】通学コースと同じ内容が学べるのですか

どのような資格に挑戦するかによって異なりますが、基本的には同じ内容が選べます。DVDやテキストにならって自分なりに勉強を進めていかなければならないので、持続力がないとなかなか続ける事ができないと言えるでしょう。

【Q3】どのくらいの期間で資格を取得することが可能ですか

これもどの資格に挑戦するかによって異なりますが、最短ですと2日で資格を取得できるような講座もあります。ですが、基本的には1か月~最長で6か月くらいと考えておきましょう。締め切りには十分余裕がある間に資格試験の受検をするようにしましょう。

【Q4】どのような人が通信講座に向いていますか

通信講座に向いている方は、持続力がある方といえます。通学型のように、要点やポイントを押さえて学ぶことが比較的難しくなり、自分の好きな時間や好きなタイミングで出来るからこそ、制限がなく勉強がおろそかになりがちです。そのためしっかりと勉強の時間を確保し、継続的に勉強に励むことができる方でなければ資格取得は難しくなるでしょう。

【Q5】通信講座から開業することは可能ですか

通信講座の資格取得で自宅サロンを開業するプランを用意している団体もあります。もちろん開業を行うのは受講者本人ですが、開業に至るまでのサポートや開業をするために必要なステップを学ぶことができる講座もあります。

今回はストレッチに関連する資格についてお伝えしました。通信講座では、かなり自由度高く資格取得が可能な反面、自分できちんとコントロールできる自制心を持って、合格まで励む必要があります。資格取得後は、幾つかの進路が考えられるため、向き不向きによって職種や就職先も楽しく選んでみましょう。

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