スポーツトレーナーになるには?

大学?専門学校?スポーツトレーナーを目指す人への進路アドバイス!

スポーツトレーナーとして活躍している方の多くが、大学か専門学校を出ています。しかし、HPなどを比較しても取得可能な資格・就職実績などあまり違いがあるように見えません。

スポーツトレーナーを目指す人はどちらに行くべきか?ネットではなかなかわからない大学・専門学校の違いと、それぞれのメリットとデメリットを解説します!

大学と専門学校で決定的に異なるもの

大学と専門学校で大きく異なることは「授業構成」と「入学後の授業選択のフレキシブルさ」です。

専門学校の授業構成は、高校までと変わりません。入学の時点で、卒業までのカリキュラムがおおよそ決まっています。

一方、大学は必要単位やコマ数は決まっているものの、全ての授業に出席しないと卒業できないということはありません。

専門外のこともじっくり学べますし、効率的にカリキュラムを選択することで、自主勉強や現場実習に時間を割くことができます。

大学・専門学校それぞれのメリットとデメリット

大学・専門学校のそれぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。少しのぞいてみましょう。

●大学のメリット

・途中で学ぶ内容の変更が可能であり、進路変更が柔軟である
・長期休暇が長く、その期間にインターンシップなどの現場実習にじっくり取り組むことが可能
・大卒でないと取得できない資格がある

●大学のデメリット

・自主性が求められるため、自己管理能力が無いと学校への足が遠のき、どんどん授業についていけなくなる
・専門学校と比較して学費が高い。

●専門学校のメリット

・大学より短期かつ安価で必要な知識や技術を習得できる
・高校までと授業構成が変わらないため生活リズムが整いやすく、勉強にも集中しやすい
・専門分野に特化した学びが得られるため、必要な勉強のみに集中することができる

●専門学校のデメリット

・課題に追われがちになり、時間に余裕があまり無い
・途中で専門分野の変更ができない

大学と専門学校、それぞれにおすすめの人

上記のメリットとデメリットから、それぞれおすすめする人が分かれてきます。

●大学がおすすめな方

・まだ具体的な専門分野は決まっておらず、学校で色々なことに触れながら進路を決めていきたい方
・『NSCA-CSCS』など、大卒でないと取得できない資格が欲しい方
・自己管理能力があり、自分でスケジュールを決めて計画的に学校生活を過ごしたい方

●専門学校がおすすめな方

・学びたい分野や得たい状態が明確な方
・課題に追われたほうが集中でき、自分には合っていると感じる方
・1日の流れなど、これまでの生活リズムをなるべく崩したくない方

自分の考え方や目指す分野のあるなしを上の傾向と照らし合わせてみて、どちらの進路が向いているかを考えてみましょう。

まとめ

スポーツトレーナーになりたい人が、大学と専門学校のどちらに進むべきかという疑問についてまとめました。

取得可能な資格や進路などが同じでも、大学と専門学校では在学中の過ごし方が大きく異なります。

この記事を一つの参考にし、最適な進路を選択をしてください。

もちろん、大学・専門学校はこれから進学を目指す人の進路であり、社会人の方は別のアプローチが必要です。

トレーナーエージェンシーは毎日忙しく働いてる人にも通いやすい、トレーナー系のスクールを用意しました。気になる方は要チェックです!

スポーツトレーナーになりたい方はこちら

PR トレーナー求人情報

※掲載店舗は、一部のみです。ご了承ください

服部拓也

パーソナルトレーナー

服部拓也

大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。

トレーナー向け記事ランキングarticle ranking

カテゴリ 一覧

パーソナルトレーナー向け