スポーツトレーナーの年収のリアル!高収入のトレーナーの特徴は?
スポーツトレーナーは年収が高そう。なんとなくそんなイメージを抱いている人は多いのではないでしょうか?実はスポーツトレーナーの年収は、働き方でかなりバラつきがあるんです!
スポーツトレーナーの年収のリアルを、ここで大公開します!また、高収入で活躍しているトレーナーの特徴も、こっそり教えちゃいます♫
スポーツトレーナーとは?
スポーツトレーナーとは、プロ選手やアマチュア選手に関わらず、スポーツ選手やチームにトレーナーとして関わっている人を指します。
具体的な働き方は、プロスポーツや個別にアスリートのトレーナーとして帯同することが多く、トレーニング中はトレーニングのサポートをしたり、試合中はベンチに入り常に緊急時に備えて試合を見ています。
また、練習や試合が無い日でも選手のコンディション調整に携わることもあるため、トレーナーの休日は少なくなると思います。
スポーツトレーナーを4種類に分類!
スポーツトレーナーの働き方のスタイルは、大きく4種類にまとめられます。
- サッカーや野球などプロチームの専属トレーナー
- 企業が母体である実業団チームのトレーナー
- フィットネスクラブのインストラクター(パーソナルトレーナーに近い)
- 整骨院、整体院などで働いているトレーナー(柔道整復師などの国家資格を保有しているケースが多い)
みなさんが思い浮かべるのは、最初のプロチーム専属のスポーツトレーナーではないでしょうか。じゃあ、彼らの年収はいったいいくらなのかをずばりチェックしてみましょう!
スポーツトレーナーの年収は、200万円〜1,000万円以上までかなり幅広い!
先ほど紹介した4種類のスポーツトレーナー別に、年収傾向をまとめました。
スポーツトレーナーの種類 | 収入 |
プロスポーツチーム(クラブ・球団) | 300万円〜1,000万円 |
実業団チーム | 200万円〜650万円 |
スポーツジム | 300万円 |
整体院、整骨院 | 300万円〜500万円 |
※トレーナーエージェンシー調べ
プロスポーツチームをはじめ、結構なばらつきがありますね。
スポーツトレーナーの年収を決める2つの要素
スポーツトレーナーの年収がなぜこんなにバラつくのか。それは大きく2つの要因で考えることができます。
スポーツトレーナーの年収を決める要素①働き方〜従業員か、個人事業主か、経営者か
例えばフィットネスクラブのトレーナーは、大半は店舗を経営する企業の従業員です。
彼らの収入は会社の規定(固定の月給+インセンティブ)によって決定されるため、収入の振れ幅は大きくないという特徴があります。
プロスポーツチームでも収入がそれほど高くないトレーナーも、これに該当する方ですね。
一方で、フリーランスや個人事業主として働くトレーナーも存在します。
彼らはその専門性を評価されてチームに帯同したりお客様に指導をするので、総じて従業員として働くトレーナーよりも収入が高くなる傾向にあるのです。
ここであげている収入を超えて、個人で年収2,000万円以上を稼ぐトレーナーもいます。
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スポーツトレーナーの年収を決める要素②トレーナーの一員か、チーフトレーナーとしてまとめあげるか
個人を対象としたパーソナルトレーニングに注力している場合を除き、ほとんどのスポーツトレーナーは複数のチームを組み、プレイヤーのサポートをします。
トレーナーのチームの中で、フィジカルやメディカルケアといくつかの専門分野に分けられるのです。
それぞれのチームの一員としてプレイヤーを支えるのか、それとも包括的にトレーナーチームをまとめあげるチーフ職にいるのかで、収入も大きく変わるのは当然ですね。
スポーツトレーナーの年収アップは、技術・信頼アップと直結している
スポーツトレーナーが収入を上げたい場合、方法は2つ。「信頼を積み重ねる」ことと「技術を磨く」ことです。具体的にどんなことを指すか見ましょう。
スポーツトレーナーの年収を上げる方法①選手やチームの結果を出し、評価を上げる
選手やチームの収入が上がれば、スポーツトレーナーの収入も上がりやすくなります。そのためには、シンプルに選手やチームにいい結果を出してもらうことが一番です。
数字はスポーツトレーナーに限らず、ビジネスをやる人間にとって最大かつ唯一とも言える指標です。
スポーツトレーナーの年収を上げる方法②グローバルで戦える資格を取る
日本よりスポーツ業界が大きく進歩しているアメリカは、スポーツトレーナーの地位が確立しており、学生相手のスポーツトレーナーでも年収400万円以上など、しっかりした収入が見込めます。
アメリカで発行している『NATA-ACT』というトレーナー系国家資格は、そうしたフィットネスの本場で働くために必須の資格です。
海外での勉強と専門的知識が要求されるこの資格を取得することは、容易なことではありません。だからこそ、NATAの資格はキャリアアップの超強力な武器となるわけです。
スポーツトレーナーの年収を上げる方法③業界内のつながり=コネクションを作る
元も子もない話ですが、スポーツトレーナーにとってそもそも最初の第一歩である「チームや実業団のトレーナーになる」ことが最難関といっても過言ではありません。
トレーナーに限らず、より専門性の高い職業の人材募集は「人からの紹介」、つまり口コミで働き口が見つかるということが珍しくないのです。
現時点でトレーナー職に就いたことがない方は、勉強と並行して業界の人に会えるチャンスを模索してみてください。セミナーや講演会、オフ会などどんなイベントにも顔を出していきましょう。
まとめ
スポーツトレーナーは一定のラインを超えると、収入アップには「人脈」「実力」「信頼」といった要素が不可欠です。
全ての要素を網羅するには、1人でなんとかしようというのは難しいでしょう。
実際、トレーナーエージェンシーにも日々多くの方から、「トレーナーになりたいけど、勉強するだけで就職やフリーになる方法がわからない」というご相談を受けます。
当サイトのスタッフには、現役のトレーナーから大手フィットネスジムのパーソナルトレーナーを経験した人間が在籍しています。
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大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。