トレーナーの年収/報酬

スポーツトレーナーの仕事内容とは?資格取得の方法や将来性について解説!

Jリーグやプロ野球、Bリーグ、卓球など日本でも多くのスポーツにおいてプロリーグが増えており、2024年8月に実施されたパリオリンピックでも日本中を騒がせました。

それに伴い、彼らスポーツ選手を支えるスポーツトレーナーの活躍の場も増えており、「スポーツトレーナーになりたい」という方が増えています。

そこで今回の記事では、スポーツトレーナーの仕事内容や収入、資格取得の方法などをまとめて解説します。

目次

スポーツトレーナーとは?

そもそも、スポーツトレーナーとはどのようなトレーナーなのでしょうか。

・スポーツトレーナーの概要
・スポーツトレーナーの種類

について以下で詳しく説明していきます。

スポーツトレーナーの概要

スポーツトレーナーとは、アスリートやスポーツをする人の運動パフォーマンスを高めるためにトレーニング指導やケガの予防・応急処置、健康管理、心身のコンディショニングの調整、リハビリのサポートなどをする専門家です。

スポーツトレーナーの主な指導対象は、プロのアスリートや実業団ですが、最近は一般の人の健康志向が高まっています。

そのことから、スポーツジムやフィットネスジムなどで一般の人を対象にして指導するスポーツトレーナーも増えています。

スポーツトレーナーの種類

スポーツトレーナーは、専門とする分野の違いによって以下のような呼ばれ方をします。

・アスレティックトレーナー
・コンディショニングトレーナー
・メディカルトレーナー
・ストレングストレーナー
・フィットネストレーナー

名前はそれぞれ違いますが、スポーツトレーナーとしてスポーツ選手のけがを防ぎ、心身のコンディションを整えるという役割は同じです。そのため、業務が重なることもめずらしくなく、1人のスポーツトレーナーが複数の役割を果たすこともあります。

トレーナーエージェンシーでは、

トレーナーとして必要な素養
具体的なトレーナーの働き方
おすすめの資格
トレーナー資格試験の力試し模擬問題
うまく行く人/いかない人の違い

などをまとめた「【完全版】未経験からトレーナーになるための攻略ガイドブック」を”無料でプレゼント“しております。(内容の一部を先んじて見せちゃいます!)

下記ボタンからダウンロードできますので、ぜひご確認いただいた上で、ご自身の学習にお役立てください。

ダウンロードはこちら

スポーツトレーナーの仕事内容とは?

スポーツトレーナーと聞いてどのような仕事を想像しますか?スポーツトレーナーとはその名前の通り、スポーツの現場で活躍するトレーナーのことを指します!

・アスレティックトレーナー
・コンディショニングトレーナー
・メディカルトレーナー
・ストレングストレーナー
・フィットネストレーナー

の仕事内容を、詳しく見ていきましょう。

アスレティックトレーナー

アスレティックトレーナーは、ケガの予防や応急処置を中心に行うスポーツトレーナーです。怪我の予防をするための情報提供や、復帰に向けた健康管理も行っていきます。

アスレティックトレーナーは、資格もいくつか存在しています。スポーツトレーナーの中でも知名度が高いトレーナーです。

コンディショニングトレーナー

コンディショニングトレーナーは、アスリートやスポーツをする人のパフォーマンスを高められるように健康管理をしたり、コンディションを整えたりするトレーナーです。

コンディショニングトレーナーの他、フィジカルトレーナーと呼ばれることもあります。

メディカルトレーナー

メディカルトレーナーは、スポーツで怪我した人の復帰をサポートするトレーナーです。

医師や理学療法士などの医療関係者と連携しながら、復帰するためのトレーニング指導などをし、身体・運動機能の回復を支援します。

ストレングストレーナー

ストレングストレーナーはパフォーマンス向上を目的として、体力の向上や筋力の強化、身体機能を高めるためのトレーニング指導を行うトレーナーです。

ストレングストレーナーの他、ストレングスコーチとも呼ばれます。

フィットネストレーナー

フィットネストレーナーは、フィットネスクラブやスポーツジムでお客様の目標や運動経験に合わせてトレーニング指導を行うトレーナーです。

また、勤務する施設の清掃や点検なども行うこともあります。スポーツインストラクターと同じような仕事内容だと覚えておいてください。

ストップウォッチでタイムを測る

スポーツトレーナーの活躍の場とは?

スポーツトレーナーは以下のような場所で活躍しています。

・プロチームとの契約
・プロ選手と個人契約
・スポーツジム・フィットネスクラブ
・地域・学校のスポーツクラブ
・医療機関・整骨院

そこで本項では、それぞれの活躍の場の特徴を説明していきます。

プロチームとの契約

プロのスポーツチームと契約をしてプロ選手のパフォーマンスをサポートする働き方です。

勤務のスケジュールが試合の日程に左右されるため、土日祝日に勤務がある場合があるなど不規則な勤務体系にはなりますが、プロの選手をサポートできるやりがいのある仕事ということで非常に人気が高く、契約できる人はごくわずかです。

また、プロのチームで働くスポーツトレーナーは成果を出すことを前提として契約されます。そのため、期待される結果が出せない場合は契約打ち切りになる場合も少なくありません。

プロ選手と個人契約

テニスや水泳、陸上、ゴルフ、アイススケートなどの個人競技のプロ選手と契約を結んで選手をサポートする働き方です。プロ選手だけでなく市民マラソンに参加する一般人のサポートをする場合もあります。

個人契約なので、マンツーマンでのトレーニング指導を行う機会が多くなります。そのため、何より選手との相性が非常に大切です。指導内容が良くても相性が悪ければ解雇の対象となることもあるでしょう。

スポーツジム・フィットネスクラブ

スポーツジムやフィットネスクラブに雇用され、正社員や派遣、パート、アルバイトで勤務する働き方です。

ジムやクラブを経営する会社の中には、社内研修や教育制度が充実していて未経験や無資格のスポーツトレーナーでも雇用してくれるところもあります。

ただし、お客様の信頼を得たり、お客様の安全を守るための十分な知識をつけたりするためには資格取得はとても重要です。また、資格があると転職や昇進に有利になることも多いため、無資格で働けるところに勤務するとしても資格取得は考えておいた方がよいでしょう。

地域・学校のスポーツクラブ

スポーツでの実績を重視している学校の部活動や、地域のスポーツチームなどと契約して指導を行う働き方です。

学校や地域と契約する働き方は、やりがいがある一方で他の勤務先に比べると報酬が低い場合が多いです。そのため、複数のチームを掛け持ちしたり、副業として働いたりする人が多い傾向があります。

医療機関・整骨院

医療系の資格を持って病院や整骨院などで働きながら、副業としてスポーツトレーナーとしてスポーツ選手をサポートする人もとても多いです。パートタイムで働いているスポーツトレーナーの半分以上は医療機関や整骨院で働いているというデータもあります。

普段本業で、多くの患者様を診て培ってきた医学的な知識や経験をスポーツ選手に活かせるため、医療系の資格を持つスポーツトレーナーは、多くの選手に信頼されるでしょう。

スポーツトレーナーの収入とは?

「プロの選手を支える仕事なんて責任重大!」
「高い給料をもらえるのかな」

などと夢をふくらませる方もいることでしょう。そこで本項では、スポーツトレーナーのになる収入

・正社員として働く場合
・プロと直接契約して働く場合
・業務委託契約を駆使して複数の職場で働く場合

の3つの雇用形態において詳しく見ていきます。

正社員として働く場合

スポーツトレーナーとして企業に就職して働く方法があります。

まずはスポーツチームを運営している企業に、スポーツチームのトレーナーとして働く働き方です。

雇用形態は「正社員」であるケースが多く、平均的に年収は300〜400万円ほどだと言われています。

勤続年数が長いほど給料も良くなっていき、トレーナーをまとめるチーフなどの役職につくと、その分昇給が期待できます。

スポーツトレーナーの最初のキャリアとして、誰もが通る道とも言えます。

プロと直接契約して働く場合

スポーツトレーナーの中でも、1,000万円以上稼いでる人は大抵プロと「直接契約」をしています。

しかし、誰もが高収入を実現できるわけではありません。所属するチームの規模や、知識・経験が収入を大きく左右します。

どれだけビッグネームのチーム、あるいはスポーツ選手の専属となれるか。これがプロと契約するスポーツトレーナーの収入を大きく左右するのです。

もちろん、経験を積めば1,000万以上の高収入も狙えます。実力主義な分、夢も大きいのがこの働き方というわけです。

業務委託契約を駆使して複数の職場で働く場合

スポーツトレーナーの中には、スポーツジムでスポーツインストラクターとして働きつつ、高校や大学、社会人チームのスポーツトレーナーとして働く方もいます。業務委託契約での収入は、働く職場や契約数によって変わります。

ある意味、週末起業に近いこの働き方は、複業時代と言われる現代にはぴったりかもしれません。

スポーツトレーナーに向いている人の特徴とは?

スポーツトレーナーに向いている人の特徴として、

・コミュニケーション能力が高い
・スポーツに対する強い情熱を持つ
・観察力や洞察力を持つ

が挙げられます。そこで本項では、3つの特徴を以下にて説明していきます。

コミュニケーション能力が高い

スポーツトレーナーは、コミュニケーション能力が高い人に向いている職業です。

スポーツトレーナーは、スポーツ選手をサポートするために常に選手とコミュニケーションをとる必要があります。選手に必要な要素を言語化して的確に伝えたり、選手の言いたいことを素早く理解したりすることが、選手のパフォーマンスの向上やけが予防などのサポートに直結するからです。

そのため、スポーツトレーナーにはコミュニケーション能力の高さが求められます。

スポーツに対する強い情熱を持つ

スポーツに対する強い情熱もスポーツトレーナーには必要な要素です。

世の中の情報は常に変わりますが、それはスポーツにおいても同じことです。スポーツトレーナーは、スポーツにおいての最新の情報や、聞いたことのない情報などを積極的に追い求めて、選手に伝える役割があります。

好奇心旺盛でスポーツが好きな人は、情報収集が苦にならないため、スポーツトレーナーに向いているといえるでしょう。

観察力や洞察力を持つ

スポーツトレーナーとして働いていると、観察力や洞察力が必要な場面が多々あります。

選手の成長などを察知することで適切なトレーニング内容に変更できますし、わずかな身体の動きの変化を感じ取ることでケガや体調の悪化の予防につながることもあります。

スポーツ選手のベストコンディションを常に維持するためには、スポーツトレーナーの観察力と洞察力は不可欠だといえるでしょう。

スポーツトレーナーになる方法とは?

スポーツトレーナーになるはどうしたら良いのでしょうか。その方法がわからない人も多いことでしょう。

そこで本項では、スポーツトレーナーになるために重要になる資格取得について

・必要な国家資格はないが資格があれば実力の証明になる
・取得できる資格を起点に大学・専門学校を選ぶ

の2つの観点を以下にて説明していきます。

必要な国家資格はないが資格があれば実力の証明になる

スポーツトレーナーには国家資格が存在しません。資格がなくてもスポーツトレーナー名乗って、働くこともできます。

しかし、スポーツトレーナーはプロ選手やスポーツをする人の身体に責任を持って働かなければならないため、専門的なレベルでの知識やスキルが必要になります。そのため、高い知識やスキルをもっているという証明になる資格を取得することは、スポーツトレーナーにとって非常に重要です。

実際に現在活躍しているスポーツトレーナーは、ほぼ全員が柔道整復師や鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師、理学療法士などの医療系の資格を持っています

それ以外にも、日本体育協会が発行している「アスレティックトレーナー」などの民間の資格を取ることでスポーツトレーナーとしての実力が証明でき、スポーツチームや選手から信頼されやすくなるでしょう。

取得できる資格を起点に大学・専門学校を選ぶ

取得したい資格をまず選んでから大学や専門学校を選びましょう。

柔道整復師や鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師、理学療法士などの国家資格を得たい場合は、その資格を取得できる大学、短大、専門学校を選びます。

のような学校は就職先とのコネクションもあるので、進路選択がそのまま就職対策にもなるのが大きなメリットがあります

ただし、これらの国家資格を取得するには学校の通学だけでも3年以上はかかります。そのため、まずはスポーツトレーナーの民間の資格をスクールなどで取得してから国家資格取得をじっくり目指したほうが良い場合もあります。

スポーツトレーナーが持つと有利に働く国家資格とは?

スポーツトレーナーが持っていると有利になる資格として、

・理学療法士
・柔道整復師
・あん摩マッサージ指圧師
・鍼灸師(はり師・きゅう師)
・ATC(アスレチックトレーナー資格)

の5つの資格が挙げられます。以下にてそれぞれの資格について説明していきます。

理学療法士

理学療法士は、病院やリハビリ施設などのリハビリテーション科でケガや手術後の患者さんが日常生活に戻れるようにサポートする筋肉や関節のエキスパートです。

理学療法士は、患者様の歩き方や手足の動かし方を見て身体のどこに痛みの原因があるのかを分析することができます。痛みの原因が痛んでいるところではない部分にあることを理学療法士に指摘され、治療すべき部分が明確になったと喜ぶ患者様も少なくありません。

このような理学療法士の高いスキルを求めるスポーツ選手も多くいます。そのため、スポーツ現場で理学療法士の資格を持っているスポーツトレーナーが重宝されているのです。

柔道整復師

柔道整復師は、お客様の捻挫や打撲、骨折、脱臼などのケガを医師の指示のもと治療します。

スポーツトレーナーは選手のケガの予防や応急処置をしたりすることから、柔道整復師の資格を持っている人が沢山います。選手のコンディショニングをする上で柔道整復師の知識や経験が非常に役立つでしょう。

あん摩マッサージ指圧師

あん摩マッサージ指圧師は、東洋医学にもとづいてあん摩、マッサージ、指圧を患者様に施術します。あん摩マッサージ指圧師の施術は、機械や道具ではなく素手を使って行うという特徴があります。

仕事としてマッサージを患者さんに施せるのは、医師とあん摩マッサージ指圧師のみです。スポーツ選手からの需要も多いことから、あん摩マッサージ指圧師の資格を持ちながらスポーツトレーナーとして活躍している人もいます。

鍼灸師(はり師・きゅう師)

鍼灸師は、医師の指示のもと「はり」や「きゅう」をもちいて東洋医学に基づいた治療をします。

治療院で働くことが多いですが、スポーツ業界からの需要も多いため、スポーツトレーナーとしてはたらいている鍼灸師も多いです。

ATC(アスレチックトレーナー資格)

ATCはアメリカの国家資格です。アメリカでスポーツトレーナーとしてプロスポーツ業界で働くためにはATCの資格取得が必須となります。

ATCを取得すればグローバルに活躍できるスポーツトレーナーになれます。また日本国内でも高く評価されるでしょう。

ただし、ATCを取得するためにはアメリカの大学や大学院にトレーナー留学をしなければいけませんし、インターシップを決められた時間数経験することも必要です。そのため、日本国内のスポーツトレーナーとして活躍するためにATCの取得を試みるのは遠回りになってしまう可能性も高いです。

スポーツトレーナーを目指す方にオススメの民間資格とは?

スポーツトレーナーになるのに国家資格があれば有利になりますが、国家資格を取得するには時間がかかるのも事実です。そのため、民間資格をまず取得して働きながら国家資格を取るスポーツトレーナーもいます。

本項では、スポーツトレーナーを目指す方にオススメの民間資格として、

・アスレティックトレーナー(日本スポーツ協会)
・JATAC-ATC(ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会)
・公認アスレティックトレーナー(NATA)
・NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)
・CSCS・NSCA-CPT(NSCA)

の5つについて、以下にて説明していきます。

アスレティックトレーナー(日本スポーツ協会)

アスレティックトレーナーは日本スポーツ協会が認定する資格です。日本のアスレティックトレーナーの資格の中で一番知名度がある資格といっても過言ではありません。

受講条件は、

・受講する年の4月1日現在、満20歳以上の者で、JSPO、JSPO加盟団体及びJSPOが特に認める国内統轄競技団体から推薦され、受講者選考基準を満たす者
・受講有効期間内に講習の全日程に参加が可能である者
・受講内定後インターネットサービス「指導者マイページ」から申込が出来る者

となっています。

団体からの推薦を受けるためにトレーナーとしての実績が問われるため、取得するハードルは高いといわれています。

JATAC-ATC(ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会)

JATAC-ATCは、ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会が認定している資格です。

・医療系国家資格があり、スポーツ科学分野の単位を取得した者
・2年制以上の専門学校、大学、大学院でスポーツ科学系のコースを卒業し、臨床医学系やスポーツ科学分野の単位を所得した者

が認定対象者となります。

NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)

NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)が認定する日本での認知度が高い資格です。

受検資格は以下の通りです。

・NESTA JAPAN(あるいは医学映像教育センター)からPFTテキストを購入済み
・CPR・AEDの技能を習得・保持している
・日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する
・満18歳以上で、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定資格試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者または、高卒資格を何らかの形で取得しているかNESTAが認定する教育カリキュラム 「ヒューマンアカデミー スポーツカレッジ」にて、カリキュラムを修了している

CSCS・NSCA-CPT(NSCA)

CSCSは、ストレングスコーチ向けの資格、NSCA-CPTは、ストレングスとコンディショニングを満遍なく習得できる資格です。

CSCSの認定条件は、

・NSCAジャパン会員であること
・学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持していること
・有効なCPR/AEDの認定者であること
・CSCS認定試験 基礎科学セクションに合格していること
・CSCS認定試験 実践/応用セクションに合格していること

です。

NSCA-CPTの認定条件は、

・NSCAジャパン会員であること
・満18歳以上であること
・高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格していること
・有効なCPR/AEDの認定者であること
・NSCA-CPT認定試験に合格していること

となっています。

日本トレーニング指導者協会 トレーニング指導者

日本トレーニング指導者協会 トレーニング指導者は、JATI-ATIと呼ばれる日本トレーニング指導者協会が認定する資格です。

JATI ATIは、スポーツ選手や一般のスポーツを行う人を科学的根拠にもとづいた適切な運動プログラムで指導する専門家です。

一般認定試験を受験する場合の受験資格は以下の通りです。

・個人正会員としてJATIに入会している。
・トレーニング指導者養成講習会を受講している(免除措置あり)。

養成校・養成機関対象認定試験を受験する場合の受験資格は以下の通りです。

・養成校・養成機関でJATI認定試験に必要な単位を修得または修得見込み。

スポーツトレーナーの将来性は?

日本でプロスポーツといえば、プロ野球とサッカー・Jリーグの2つが代表的でした。近年はここに、卓球やバレー、バスケなど多種多様なスポーツもプロ団体が盛り上がっています。

またスポーツの多様化を通じて、教育現場でもトレーナーへのニーズが増えてきました。

2020年のオリンピックに向けて、今後スポーツトレーナーの活躍の舞台はますます増えていくことでしょう。

今スポーツトレーナーというのは、かなり挑戦しがいのあるジャンルなのです。

ジムで鍛える

スポーツトレーナーとは、選手が最高のコンディションを作る手伝いをすることが仕事です。自分が慣れ親しんできたスポーツに関わる仕事がしたい人にとって、この職業は転職と言えるのではないでしょうか?今後ますます需要が伸びていく分野でもあるので、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!

スポーツトレーナーに関するQ&A

【Q1】大学で専攻した方が良いものってありますか?

「スポーツ科学」や「健康科学」などは専攻しておくと良いでしょう。資格取得だけでなく、スポーツトレーナーになるための知識やなってから役立つ知識を多く学ぶことができますよ。

【Q2】スポーツトレーナーで大変なことは何ですか?

スポーツトレーナーは選手が最高のコンディションで競技に臨めるようにすることが仕事です。

良いコンディションにするためには体から心からサポートすることが重要なのです。なので技術や知識以上に気遣いができるかや相手のことも考えられるかが重要なところになってきます。

また怪我をして試合に復帰するまでリハビリを一緒に行うこともあります。

この時の選手は選手生命が縮まないかやクビになるのではないかと不安になっていることがほとんどです。

そんな時にその選手に対して良い対応をしてあげられるかも大変ではありますが、やりがいを感じられる部分ともいえます。

トレーナーエージェンシーでは、

トレーナーとして必要な素養
具体的なトレーナーの働き方
おすすめの資格
トレーナー資格試験の力試し模擬問題
うまく行く人/いかない人の違い

などをまとめた「【完全版】未経験からトレーナーになるための攻略ガイドブック」を”無料でプレゼント“しております。(内容の一部を先んじて見せちゃいます!)

下記ボタンからダウンロードできますので、ぜひご確認いただいた上で、ご自身の学習にお役立てください。

ダウンロードはこちら

まとめ

今回は、スポーツトレーナーの仕事内容や活躍の場、持っていると有利になる資格などについてご紹介してきました。

日本でスポーツトレーナーとして働くのに資格は必須ではありませんが、スポーツトレーナーとして活躍し結果を出すためには、高度な知識やスキルを持っていることが非常に重要です。また、適切な資格を持っていることで、選手やお客様から信頼されやすくなるでしょう。

この記事が、どのような種類のスポーツトレーナーをめざしたらよいのかやどのような資格を取得することがベストなのかなどを考えるきっかけになれば幸いです。

トレーナーエージェンシーでは、トレーナーを志す方向けに認定資格『NSCA』の完全攻略ガイドをお配りしています。興味のある方は、ぜひダウンロードしてみてください。

PR トレーナー求人情報

※掲載店舗は、一部のみです。ご了承ください

traineragency

traineragency

traineragency

トレーナー向け記事ランキングarticle ranking

カテゴリ 一覧

パーソナルトレーナー向け

トレスク講座資料