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プライベートジムの経営ノウハウ!ジム経営に必要な3つの事

トレーニングジムなどで働いた経験のある人なら、一度は独立して自分のプライベートジムを持つことを夢見るのではないでしょうか。しかし、上手く経営できるかと二の足を踏む人も多いと思います。そこで今回は、プライベートジムの経営ノウハウについて解説していきます。

1)ジム経営は開業前から始まっている

ジム経営は開業前から始まっています。というよりも、開業前が勝負です。開業前に何をするのか、どのような選択をするかであなたが作るプライベートジムの未来が決まると言っても過言ではありません。そして、開業前にすべきことは「コンテンツ内容」「価格設定」「ジムの立地」を決めることです。それでは、次の章からそれぞれについて解説していきます。

2)コンテンツ内容の決定要因とは?

お客様に対してどのようなサービスを提供するか、コンテンツの内容を決めることはあなたのプライベートジムの方針が決まる最も大切なことです。開業後に変更することもできますが、スタートからつまずかないように、変更しなくてもいいように現時点で最適なものを作っておくようにしましょう。

ポイント1:ターゲットを明確にする

コンテンツ内容を決める上でまず考えなければならないことはターゲットを明確にすることです。女性をターゲットにするのか男性をターゲットにするのか、若い人か年配の人か、ダイエットを目的とした人か鍛えることを目的とした人か。

こういったターゲットを明確にしておかなければコンテンツ内容は決まってきません。また、幅広い層をターゲットにしようとすればコンテンツが中途半端になってしまいます。最初のうちはしっかりとターゲットを明確にした上で、コンテンツも絞っておくほうがお客様に刺さりやすくなります。

ポイント2:差別化ポイントを明確にする

次に、差別化ポイントを明確にすることを心がけましょう。ただ「ダイエットができます」というのであればわざわざあなたのプライベートジムに通う必要はなく、近所のフィットネスジムに通えばいいと思われてしまいます。他のジムとは何が違うのか、そのジムに通えばどんないいことがあるのかというのをしっかりと打ち出しましょう。他のジムにはないメリット、差別化ポイントがあればお客様の心に刺さりやすくなります。

ポイント3:基本的なコンテンツ

ここで基本的なコンテンツ例を紹介しておきます。プライベートジムで多いのが「2か月16回のマンツーマン指導」です。1人のお客様に対して1週間に2回通ってもらうということです。この基本指導に「食事アドバイス」や「リバウンド対策」などを加えたコンテンツに人気があります。こういった人気コンテンツを軸にして、ターゲット、差別化ポイントを明確にしたあなただけのコンテンツ内容を作りましょう。

ダンベル 筋トレ

3)価格設定も成功に重要な要素?

コンテンツが決まったら次にそのコンテンツの価格を決めましょう。価格は同じエリアの同業他社や同じようなコンテンツを提供しているプライベートジムの価格をまずは調べましょう。どれだけ魅力的なコンテンツを作成しても、周辺のジムに比べて高すぎるようなことになればお客様は集まりません。

しかし、他のジムよりも安くしろと言いたいわけではありません。他のジムよりも優れたコンテンツであるならば多少高くなっても問題ないでしょう。ただ、しっかりと選んでもらえるような価格設定にしなければなりません。

維持費の計算は最低限しておきましょう

プライベートジムを経営するとなると毎月の維持費がかかるのはもちろんお分かりいただいていると思います。「家賃」「水道光熱費」「通信費」「その他雑費」などがプライベートジムの経営には必要です。

こういったものが毎月いくらかかるのか、そして自分自身の給料としていくら必要になるのかをしっかりと計算した上で価格設定をしましょう。

ギリギリの価格設定は危険

お客様に少しでも安く通ってもらいたいとギリギリの価格設定をしてしまうのは危険です。プライベートジムの経営には唐突な出費が起こり得ます。思ったよりもお客様が集まらなければ広告を作る必要があるかもしれません。もし機材が壊れてしまえば修理をしたり、場合によっては新しいものを買わなければなりません。

しかし、ギリギリの価格設定ではこういった事態に対処できないということになりかねません。長くプライベートジムを経営するためにも、お客様の安全のためにも少し余裕を持った価格設定にしておくことをお勧めいたします。

4)ここに注意!立地を見極めよう

さて、いくらいいコンテンツ内容を揃えて価格が決まっても場所が悪ければお客様には来てもらえません。極端な話をすれば、人がほとんど住んでいないような場所にプライベートジムを開いても誰にも来てもらえるはずがありません。

では、人が多い都会ならいいのか言えばそうとも言い切れません。駅が近い、駐車場があり車でも通いやすいなどアクセスの良さもジムを決める上でお客様が重要視するポイントです。プライベートジムを構える立地は慎重に見極めましょう。

マンションなどの一室を使用する場合は注意が必要

ジムを開く際にマンションなど部屋の一室を使う場合があると思いますが、その際には他の住民に迷惑がかからないよう注意が必要です。上手く経営していくためには、近所の住民とも上手く付き合わなければなりません。

(1)防音対策は万全に

マンションを使用する際に特に気をつけなければならないことが防音対策です。身体を動かしたりマシン器具を使用すればどうしても音が響いてしまいます。床全体に厚手のマットを敷くなどしてできる限りに防音対策をしておきましょう。

(2)1日に必要以上のお客様を受け入れない

より多くのお客様に来てもらいたいという気持ちはわかりますが、自分の住んでいるマンションに1日に何人もの知らない人が出入りしていては住民の方々は不安に感じてしまいます。前述したように住民とは上手く付き合っていかなければなりません。不安を抱くほどの人の出入りにならないように注意しましょう。また、事前に近隣の方々には伝えておくようにするといいでしょう。

ダンベル

5)プライベートジムの経営Q&A

【Q1】パーソナルジムを開くのに資格は必要ですか?

プライベートジムを開くのに資格は必要ありません。インストラクターは国家資格ではなく民間資格です。つまり、なんの資格がなくても自分がインストラクターだと名乗ってしまえばインストラクターになれます。

しかし、資格を持っていることでお客様からの信頼を得られる可能性は高くなります。NSCA-CPTやNESTA-PFTなどの民間資格を取得しておくといいでしょう。

【Q2】プライベートジムを開業するにはどれくらいの資金が最初に必要ですか?

プライベートジムを開くには場所とマシン器具が必要です。場所は、例えば家賃が15万円のマンションの一室と仮定すれば敷金礼金1か月、家賃2か月分を最初に支払うとすればマンションを借りるのに60万円。マシン器具は特にこだわりがないのであればダンベルや基本的なマシン、防音用マット、鏡などで100万円かからないくらいで揃えることもできます。

場所代と機材などでおよそ160万円、そこに最初であれば広告費もかかってくるでしょう。また、最初から経営が上手くいくかわからないので数か月分の生活費も用意しておく方がいいでしょう。

今回はプライベートジムの経営ノウハウについて3つの大切なことを解説して来ました。その3つとは、「コンテンツ内容」「価格設定」「立地」です。つまり、プライベートジムの経営は開業前から始まっているということです。この3つについてしっかりと考え、お客様に喜ばれるプライベートジムを作ってください。

また、この3つは大切なノウハウですが基本中の基本です。この3つができたから大丈夫ではなく、常に進化させていきましょう。

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