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男性も活躍できる!ピラティスインストラクターとして働くメリットと現状とは?

Tシャツ姿の男性
「ピラティスインストラクター=女性」というイメージは、今では少しずつ変わりつつあります。実際、男性インストラクターの活躍は国内外で広がっており、男性ならではの強みが求められる場面も増えています。

本記事では、男性がピラティスインストラクターとして働くことのメリットやキャリアの可能性、資格取得の流れなどを詳しく解説。ピラティスに興味がある男性や、キャリアチェンジを考える方に向けて、有益な情報をお届けします。

ピラティスインストラクターに男性が少ない理由

ピラティスインストラクターと聞くと、多くの人が「女性」のイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。実際、日本ではスタジオや養成スクールにおける受講者の大多数が女性で、男性インストラクターはまだ少数派です。ここでは、その背景にある理由を紐解いていきます。

女性向けというイメージが強い

ピラティスは、美容やボディメイク、柔軟性の向上といった目的で広まり、特に日本では「女性のための運動」という印象が定着しています。このため、男性が興味を持っても「自分には場違いかも」と感じてしまうケースも少なくありません。メディアや広告でも女性がメインモデルになることが多く、男性がピラティスに関わる姿が一般に浸透しづらい状況です。

スタジオや受講者の多くが女性

実際のピラティススタジオでは、参加者の大半が女性で占められています。そのため、男性がインストラクターとして働く際に「同性の顧客を指導しづらい」「スタジオ内で浮いてしまうのでは」と感じることも。とくに、パーソナルレッスンや身体に触れる指導が必要な場面では、性別による配慮が求められることもあるため、男性が躊躇する要因となることがあります。

男性インストラクターが少ないことによる“見本の不在”

ロールモデルの存在も、職業選択において重要です。しかし、ピラティス業界では男性インストラクターの事例がまだ少なく、「男性が活躍する姿」を目にする機会が限られています。その結果、自分がインストラクターとして働く姿をイメージしにくく、チャレンジに踏み出しづらいという心理的ハードルが生まれやすくなります。

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男性ピラティスインストラクターの需要は高まっている

かつては女性のためのエクササイズとされていたピラティスですが、近年では男性の参加者も増えており、インストラクターとしての男性のニーズも確実に高まっています。ここでは、男性インストラクターが求められている具体的な背景について見ていきましょう。

男性クライアントからのニーズがある

男性クライアントの中には、同性のインストラクターに指導される方が安心感を抱く人もいます。身体の使い方や筋力、目的意識が女性と異なることも多く、「男性インストラクターに見てほしい」というニーズは確実に存在します。特に初心者や年齢層の高い男性クライアントにとっては、同性の指導者から学ぶことで質問や悩みを共有しやすいというメリットもあります。

スポーツ選手や高齢者へのアプローチで注目

プロ・アマ問わずアスリートの間でも、ケガの予防や体幹強化、バランス感覚の向上を目的にピラティスを取り入れる例が増えています。スポーツ現場では男性同士の信頼関係や身体の特性理解が重視される場面も多く、男性インストラクターの存在は貴重です。また、高齢男性へのリハビリ的アプローチにも適しており、福祉や医療系の領域でも期待が寄せられています。

ボディメイク・姿勢改善など男性目線の指導が求められている

ピラティスは、姿勢改善や体幹の引き締めなど、外見と内面の両方を整えるのに有効です。近年、健康志向の高まりとともに「細マッチョ」や「しなやかで整った体」を目指す男性が増え、ボディメイク目的でピラティスに取り組むケースも目立ちます。そうしたニーズに対し、男性インストラクターが自身の経験を活かしてリアルなアドバイスを行うことが、受講者の信頼獲得にもつながっています。

男性がピラティスインストラクターになるメリット

ピラティス業界では女性インストラクターが多数を占めていますが、だからこそ男性が活躍できるチャンスも豊富にあります。ここでは、男性がピラティスインストラクターになることで得られる主なメリットを解説します。

差別化しやすく希少性がある

男性インストラクターはまだまだ少数派。そのため、スタジオやフィットネス業界の中でも一目置かれる存在になりやすく、採用面や集客面でも有利に働くことがあります。特に「男性から指導を受けたい」というクライアント層にアピールできるのは大きな強みです。また、SNSやメディアで発信する際にも、視覚的に目を引く存在として差別化しやすく、ブランディングにもつながります。

広い視野でキャリア展開が可能

ピラティスインストラクターの仕事は、レッスン指導にとどまりません。パーソナルトレーニングとの組み合わせ、アスリートのサポート、リハビリや健康増進事業との連携など、男性だからこそ活かせるフィールドが多く存在します。また、起業やスタジオ経営、オンライン指導など、多角的なキャリア形成がしやすいのもメリットです。

体の使い方や筋力を活かしたデモができる

男性ならではの筋力や体格を活かして、動きの見本(デモンストレーション)を力強く明確に行えるのも大きな利点です。特に、動きに迷いがある初心者や、身体の感覚がつかみにくい男性クライアントにとっては、具体的な見本を示してくれることが安心感につながります。また、フォームや体幹の使い方を視覚的に説明するうえでも説得力があります。

男性がピラティスインストラクターになるまでの流れ

男性がピラティスインストラクターを目指す際も、基本的な流れは女性と同様です。ただし、男性ならではの不安や注意点もあるため、資格取得から実際の現場経験に至るまで、ポイントを押さえて進めることが大切です。

資格取得のステップ

ピラティスインストラクターとして活動するには、まず信頼できる養成コースを受講して資格を取得するのが一般的です。以下のようなステップで進めていきます。

  • 基礎知識の学習(解剖学・ピラティス理論)
  • 実技トレーニング(マット・マシンなど)
  • 指導練習とフィードバック
  • 試験(筆記・実技)による認定取得

PMA認定校や、Balanced Body・STOTTなど国際的に認知された団体の資格を取得すると、信頼性が高まり活動の幅も広がります。

男性OKの養成コースを選ぶポイント

養成コースの多くは女性中心ですが、近年では男性受講者の受け入れも増えています。以下のポイントを確認すると安心です。

  • 男性受講者の実績があるスクールか
  • 男女共用の更衣室や設備が整っているか
  • 男性講師や男性卒業生の声が掲載されているか

「男性歓迎」と明記されていなくても、事前に相談することで受け入れてもらえるケースもあります。

現場経験を積む方法と注意点

資格取得後は、すぐに現場経験を積むことで自信と実力が身につきます。以下のような方法があります。

  • スタジオでのアシスタントや研修インターン
  • フリーランスとして副業的に活動する
  • オンラインセッションでの実践経験

ただし、初期段階では「男性だから断られるのでは?」という不安を抱くこともあるかもしれません。その場合は、男性インストラクターを受け入れているスタジオや、男性利用者が多いジム・フィットネスクラブを選ぶとスムーズです。また、SNSや個人サイトで自ら発信することで、指名を受けるケースもあります。

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まとめ|男性のピラティスインストラクターも活躍している

ピラティスは女性のイメージが強いものの、近年では男性インストラクターの需要も着実に高まっています。男性ならではの視点や身体性を活かし、多様な分野で活躍する事例も増加中です。

資格取得やキャリアのハードルは決して高くなく、必要なのはピラティスへの情熱と学び続ける姿勢です。自身の強みを活かせば、指導の場はきっと広がっていくでしょう。性別にとらわれず、ピラティスを仕事にしたい男性こそ、今がチャンスです。

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