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理学療法士の履歴書の書き方!項目を1つずつ説明!

理学療法士として働くにはなにが必要でしょうか?
理学療法士として活躍する新卒生だけでなく、転職を検討している社会人にも共通して求められるのは履歴書です。

面接官にとって履歴書は応募者の個人情報が書かれている書類という役割だけではなく、パッと見た時の履歴書の雰囲気から推察できる人柄や、転職者の志望動機を知り、この仕事を志望する熱量を推し量るための材料です。

しかし履歴書は人生で何回も書く書類ではないため、理学療法士としての経験に関わらす苦手意識を持つ人は少なくありません。
そこで今回は新卒生でもわかる理学療法士の履歴書の書き方・注意事項・事前に準備するものを説明します。

理学療法士の履歴書の書き方

履歴書

履歴書は新卒生にとって顔のような役割を果たすため、誤字や汚れに注意して丁寧に手書きで書くことが求められます。
あらかじめミスのしやすいポイントを把握して、履歴書のケアレスミスを防ぎましょう。

履歴書の項目一覧

  • 事前に準備するもの
  • 注意するポイント
  • 日付
  • 氏名
  • 証明写真
  • 現住所
  • 電話番号
  • 経歴
  • 免許・資格
  • 長所・短所
  • 志望動機

事前に準備するもの

履歴書を作成する前にあらかじめ準備の必要なものを紹介します。

  • 履歴書を入れる封筒(A3二ツ折またはB4二ツ折の履歴書が入る封筒)
  • 履歴書(A3二ツ折またはB4二ツ折)
  • 職務経歴書
  • 印鑑(朱肉を使用し、捺印後はティッシュなどで押えてにじみを防ぐ)
  • 黒いペン(ボールペンまたは万年筆を使用。消せるペンは不可)
  • 所定の大きさの証明写真
  • 理学療法士免許のコピー
  • その他の資格証明書のコピー
  • 成績証明書・職務経歴書・健康診断結果・源泉徴収票などの提出が求められる場合もあります。

※職務経歴書とは
職務経歴書とは「これまでの仕事内容や成果をプレゼンテーションするための書類」です。
短い面接の時間内に応募先の採用担当者から「ぜひ来てほしい」「一緒に働きたい」と思わせる内容が重要です。

参考:ハローワークの職務経歴書の書き方より

注意するポイント

  • 誤字脱字のときは修正液や修正テープを使用せず、新しい用紙に書きなおしましょう。
  • 年号は西暦あるいは和暦で統一する。
  • 黒いボールペンで、丁寧に書くように心掛ける。
  • 空欄がないようにする。
  • 郵送前あるいは提出前にコピーする。

履歴書の項目

履歴書にはいくつも項目があります。
ひとつずつ紹介します。

日付

日付はなるべく面接日当日の日付を書きましょう。
郵送の場合、ポストに投函する日付です。
持参の場合、履歴書を持参する日付です。

氏名

丁寧に書き、ふりがなは「ふりがな」か「フリガナ」かで区別して記入します。
「ふりがな」とある場合はひらがなで記入します。
「フリガナ」とある場合はカタカナで記入します。

証明写真

3か月以内に撮影した証明写真を添付します。
髪の毛で顔が隠れたり、不健康そうな写真は、面接官のウケが悪いので注意しましょう。
基本的にスーツまたは襟のある服を着て撮影することが望ましいです。
白衣など現場で着ている服もおすすめできません。
履歴書からはがれる可能性も考慮して、証明写真の裏に名前を記入しましょう。

現住所

入社後に社会保険などの手続きに使用するため、最新の住所を記入しましょう。
住所の記入には都道府県名から記入して、マンションやアパート名・建物名と部屋番号までまで省略せず記載

電話番号・メールアドレス

携帯電話や固定電話の番号を記入します。
メールアドレスの場合、普段から使用するアドレスを記入しましょう。

経歴

1行目には「学歴」と記入しましょう。
学歴には中学校卒業以降の入学あるいは卒業年月を、西暦あるいは和暦を統一して記入します。
高校以降は、入学と卒業年次の両方を記入します。
学校名・学部名・学科名は省略せずに正式名称で記入しましょう。

学歴とは1行空けて「職歴」と記入しましょう。
学歴と同様に、西暦あるいは和暦に統一して記入しましょう。
職歴にはこれまでの会社名と配属先を正式名称で記入します。
配属先の部署名・部署異動・昇進をできるだけ具体的に記入します。
現在、在職中の場合は「現在に至る」と書き、退職済みの場合は「一身上の都合で退職」と書くのが一般的です。

免許・資格

リハビリテーション関連の資格や免許のほかに、運転免許や民間資格など仕事に役立つ資格はすべて記入します。
理学療法士などの場合、登録番号を記入することで、より丁寧な印象を採用担当者に与えます。

取得日が早いものから順番に並べ、取得年月と正式名称で記入しましょう。
スポーツ界で活躍を考えている人はスポーツ系の資格も記入することで、採用担当者にアピールできます。
資格取得段階のものもあれば、あわせて記入します。(一次試験合格・在学中・講習受講中など)

長所・短所

理学療法士は職場でほかの理学療法士や医師と協調性を持って働くだけでなく、コミュニケーションスキル・趣味・特技などのパーソナリティーを重視します。
そのため趣味・特技・自己PRなど、記入できる項目はしっかりと埋めるように努力しましょう。
ほかにも特にアピールしたいスキルがあれば、具体的な経験・エピソードと合わせて書くことで人柄が伝わりやすいです。

退職理由・志望動機

なぜ応募先の病院・福祉施設に応募したのか具体的に書きましょう。
さらに志望動機は職場ごとに、志望する施設の実体験・やりたいことを目指す理学療法士像など、理念や特色と結びつけることで書きやすくなります。
一般的に150文字~250文字あるいは4~5行程度が目安です。

志望動機に関しての特集ページはこちらにまとめてあります。
合わせてご覧ください。

履歴書を書き終えたら、時間を空けて再確認しよう!

履歴書

履歴書は書くことができたでしょうか?
新卒生の人は、主にバイトの履歴書しか書いたことがなく手こずる項目もあったと思います。

書き終えた後に少し時間を空けてもう一度必ず最終チェックをしましょう。
時間を空けることで履歴書の注意点を押さえているかどうか・履歴書作成のルールを守っているか落ち着いて確認できます。
ぜひ理学療法士の履歴書作成の際には読み直して、実際の履歴書の作成に活かしていただくと幸いです。

参考:リハビリ職の履歴書の書き方【PT/OT人材バンク】より

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