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理学療法士は文系からでも目指せる?活かせるスキルや受験科目を紹介

高校で文系科目を選択していても、理学療法士になるための専門学校や大学に通うことは可能なのでしょうか?
結論から言うと理系科目を選択している人と比べ、多少不利な受験になりますが、文系科目でも理学療法士を目指すことができます。

今回は理学療法士の養成学校の、文系の受験科目と活かせるスキルを紹介します!

養成学校ごとの入試方法を紹介します!

勉強

理学療法士などの医療・リハビリ系の職業では、理系科目だけでなく文系科目も受験科目として指定されています。
理系科目の論理的思考力・生物・人体などの勉強をしているほうが、進学後に専門的な勉強を理解する基礎知識になります。

一見文系科目を選択している学生の方が不利な印象がありますが、進学先でしっかりと勉強をすることで国家資格取得に大きな影響はありません。

文系科目から理学療法士を目指す場合、理系の人とは異なる受験科目になることです。

理系科目が必要な国公立大学の一般受験は厳しいため、AO入試などで国公立大学を狙うことができます。
メインの受験は私立大学あるいは専門学校となります。

大学

キャンパスの外観

国公立大学

  • AO入試

一般的に「小論文・面接・学力テスト」が受験科目です。
理系科目の出題が少なく、過去問対策をすることで合格を目指せます。

  • 一般入試

一般入試の受験科目のほとんどが「国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語」です。
国公立大学の受験には理系科目も含まれるため、文系だけの勉強では難しいことが予測されます。

私立大学

  • AO入試

一般的に「小論文・面接・学力テスト」が受験科目です。
理系科目の出題が少なく、過去問対策をすることで合格を目指せます。

  • 一般入試

主に「国語・数学・理科・外国語」から2~3教科選択です。
私立大学ごとに受験科目が異なるため、あらかじめ気になる大学のオープンキャンパスや大学資料で確認が必須です。

 

専門学校

キャンパスの外観

  • AO入試
  • 一般入試

入試では、筆記試験・作文・適性診断・面接など、受験生の人柄を見る入学試験があります。
面接や作文などは過去問対策をしっかりと行うことが肝心です。
オープンキャンパスや学校見学を行うことも重要です。

 

文系でも理学療法士に活かせるスキル

勉強している男性

理学療法士の仕事は、医療や福祉施設の現場でリハビリテーション指導をすることです。
患者と直接コミュニケーションをとり、患者に寄り添った気持ちを持つことが非常に大切です。
そのため文系で学んだ知識やスキルを活かすことのできる場面があります。

受験科目に国語を選択できる

大学や専門学校によっては、国語を受験科目に選択できます。
これまで国語に割いた勉強時間が役立ちます。

 

人体の知識は入学後から勉強できる

理学療法士には人体の知識が必要不可欠です。
専門性が高く、高校で学ぶ内容よりもはるかに高度な内容になってくるため、入学段階では学力に大きな差は生まれにくいです。
1年次は基礎知識を身につける期間のため、入学後からじっくりと勉強できます。

 

コミュニケーション能力

医療人として患者やその家族・職場の関係者と、円滑なコミュニケーションをとる力は大切です。

 

文系からでも理学療法士を目指せる学校はあります!

理学療法士

文系からでも十分理学療法士を目指せることがわかりました。
しかし一般的に理系科目での受験が多いため、受験できる学校数が限られます。

文系から理学療法士を目指すなら志望校を少しでも早く決めて、受験要項を確認する必要があります。
資料だけではわからないことは、オープンキャンパスや学校見学に参加して、学校についてしっかり必要事項を調べておきましょう。
理学療法士になりたい気持ちを大切にして、志望校選びを進めてください。

 

理学療法士国家試験の正しい勉強法を知ろう

理学療法士国家試験の合格率は79.6%と比較的高い傾向にあります(令和4年度)。しかし、一度不合格になってからもう一度試験に挑戦する再受験者の合格率は37.4%ととても低いのはあまり知られていません。

なぜこんなにも合格率の差が大きいのでしょうか?

それは、試験に合格できない人は正しく効率的な勉強法があるのに知らないことが原因です。だから時間をかけて再受験をしたのに、再び試験に落ちてしまいます。

もともと学校の勉強が得意ではなかったり、新しい事を覚えるのに苦手意識はありませんか?そんなあなたは正しく効率的な勉強方法を知らない可能性が高いです。

だから、そのままの状態でせっかく理学療法士の目指せる大学に入って勉強をしても、合格できない可能性があります

もし国家試験に不合格になるとさまざまなデメリットがあります

 

デメリット1: 再び試験を受けられるのは1年後

理学療法士の試験は国家試験なので、実施は年間1回だけです。だから、つぎに試験に挑戦できるのは1年後です。

次の試験を迎えるまでの間勉強をする、国試浪人をしなくてはいけません。

 

デメリット2: 理学療法士の内定が取り消しになってしまう

せっかく卒業の内定を獲得していても、国家試験に落ちると内定が取り消しになってしまいます。

なぜなら、国家試験に合格しないと理学療法士として活動できないと法律で定められているからです。理学療法士としての採用であれば、試験に合格できなかった場合の内定が取り消しになっても仕方がないと言えますよね。

1年後の再試験まで病院でアルバイトとして働けないか?と考える人もいるでしょう。しかし、残念ながらそのような理学療法士にそのような制度を設けている病院はとてもレアケースです。

国試浪人になったら、その間の生活費を賄う必要がある人がほとんどですが、理学療法士とは関係無い飲食などのアルバイトで食いつなぐ浪人生が多いようです。

 

デメリット3: 勉強も就活も全部自分だけでやり直し

国試浪人すると勉強も就活もすべて自己責任になってしまいます。

現役の学生なら毎日勉強できる環境があります。一緒に勉強する仲間がいるし、いつでも先生に質問ができます。

しかし浪人生はどうでしょうか?学校には通えないから、頼れるのは学校で買った教科書だけ。だれかに質問したくても出来ない環境です。

そして何よりもツラいのは、就活を自分でやらなくてはいけないことです。現役の学生であれば、在学中に内定した企業や病院に入社するのが普通です。

でも浪人生は、学校に紹介される求人を頼ることができません。自分で求人を探して応募し、内定まで自分の力で勝ち取る必要があるんです。

せっかく学校に高い学費を払ったのに、求人を紹介してもらえないのはもったいないですよね。

だからこそ、理学療法士の国家試験は絶対に現役合格したほうが良い!と言えます。

 

絶対に現役合格するための正しく効率的な勉強法を知る

勉強が苦手な人でも、正しく効率的な勉強法を知って理学療法士の国家試験は絶対に現役で合格しましょう。

そのためには、正しく効率的な勉強法を大学に入る前から知っておくのが理想です。

理学療法士の国家試験対策講座のLINEに登録すると、国家試験に落ちてしまう人の共通点や、合格のための正しく効率的な勉強法をまとめた攻略ガイドを配布しています。

これから理学療法士の勉強を始める人はこの攻略ガイドを読んで現役合格を目指してください。

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