職業 パーソナルトレーナー パーソナルトレーナーとは?

独立したら考えておきたい、パーソナルトレーナーの休みの取り方

独立開業してパーソナルジムを経営しているパーソナルトレーナー、そして、フィットネスクラブなどで業務委託として活動しているパーソナルトレーナー。

どちらのトレーナーも、「個人事業主」である点で共通しています。

独立すると働き方は完全に自由。それこそ毎日仕事に没頭することも可能です。

でも、そんなことをやっても体が持ちません。働き方を考えることは、同時に「休み方」を考えることにもつながります。

そこで今回は、フリーパーソナルトレーナーが知っておくべき「休日の設定方法やその考え方」を紹介しましょう。

フリーのパーソナルトレーナーは休日をどうやって決めているの?

まず、個人でパーソナルトレーナーとして活動している方の場合、そもそも定休日を設定している方とそうでない方がいます。

定休日を設定している方の場合、平日に休む方もいれば土日を定休日としている方もおり曜日は様々。

多くの方は週休1〜2日としていますが、決まりはもちろんありません。あとは「セッションが入らなかった日が休み」という感じで、完全不定休にしている方もいますね。

【参考】パーソナルジム経営、1ヶ月のセッション数と入会者数の目安を紹介

休日の決め方は、「どんなライフスタイルを送りたいか」につながる

休日をどう設定するか。これはパーソナルトレーナー自身の考え方や、価値観によるという結論になってしまいます。

  • 休日返上してでもとにかく経験を積み、収入を増やしたい
  • 家族や自分の時間も大切にしたいから、土日は休むようにする
  • 市場から考え、入りやすい時間帯のみの営業時間にし、お客様があまり来ない時間はセッションを受けないようにする

考え方や価値観は人それぞれです。

『パーソナルトレーナーという職業を通じて、どんな人生を歩みたいか?』

この考えを踏まえながら決めていくと良いでしょう。

とはいえ、これは一度決めたら変更できないという問題ではありません。

色々試行錯誤をしながら、自分やお客様にとってどんなスタンスがベストか探ってみてください。

トレーナーは体が資本の仕事。休日はしっかり取ろう

私の意見としては断然、休日は取ったほうが良いです。

休日を取ることで仕事の振り返り、心身のメンテナンスが可能となり、仕事のパフォーマンスも明らかに変わります。

それに、パーソナルトレーナーは体が資本の仕事。それなのに自分の疲労やストレスを無視しては、「医者の不養生」になってしまいかねません。

「それでも、休むのはやっぱり不安…」

そう思う方は、一度数字と向き合いながら自分のワークスタイルを決めてみるといいでしょう。

・お客様のリピート率
・お客様との会話などの反応や表情
・クロージング率

数値化できるものを参考に、本当に働きづめでも高いパフォーマンスを維持し、収入が確保できているかチェックしてみてください。

感覚だけでなく数字で比べると、想定とは違う結果が出てくるかもしれませんよ。

パーソナルトレーナーの休日の過ごし方の例

パーソナルトレーナーはどんな休日を過ごしているのか。

もちろん他の方のように、自分の趣味に時間を使ったり、恋人や家族との時間を過ごしています。

ただ、フリートレーナーはセッション以外で次の活動をしていることがあります。

・自身の指導スキルを高めるため、トレーナー向けのセミナーに参加する
・認知度を高めるため、イベントにブースを出店する
・自身や他の団体が主催するセミナーに、講師として登壇する

休みの日をどう投資に使えるか。個人事業主として避けられない課題とも言えますね。

まとめ

・好きな曜日を定休日としたい
・仕事はもちろんだが、それを通じて人生そのものを楽しみたい
・しっかり休んでも安定した収入が欲しい

ワークライフバランスやQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を意識した時、上のような毎日を送りたいと思う方は多いでしょう。

個人事業主であればなおのこと、自己管理やトレーナーとしてのスキル向上は必須です。

しかし個人の実力以上に、安定してお客様からの問い合わせを得られる「集客力」を意識しているトレーナーは多くありません。

結果、常に広告やSNS戦略に追われて休みたくても休めない…なんて悲劇が。

フリーとして活躍したいなら、「個人の実力」「集客力」の両方を意識してみてください。

それがあってはじめて、理想のライフスタイルが手に入るんです。

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服部拓也

パーソナルトレーナー

服部拓也

大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。

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