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未経験から始める柔道整復師!就職先や求人情報も解説

柔道整復師という資格をご存知ですか?

柔道整復師は、病院をはじめ、整骨院や、接院、あるいはスポーツジム、介護施設など、健康業界で働く人の多くが取得している国家資格です。

実際にはどのような仕事をしているのか、そもそもどうやったら柔道整復師の資格がとれるのか、ここでは柔道整復師の疑問についてお伝えいたします!

柔道整復師って、そもそもどんな資格?

柔道整復師

柔道整復師は、手術や薬を使わずに、柔道整復術(整復法、固定法、後療法という「非観血的療法」)によって治療を行うことができる国家資格をもつ専門家です。

接骨院の先生スポーツトレーナーとして、怪我を治したり、健康をサポートしたりするお仕事に就くことができる資格でもあります。

柔道整復術の歴史は古く、その源流は戦国時代の武術にたどることができます。

武術の書物には、敵を殺傷する技「殺法」、外傷を治癒する技術「活法」という記述がありますが、柔道整復術は「活法」が発展してできあがったという説があるのです。

日本古来からの手技を活かした専門性の高い資格が柔道整復師であり、近年は海外で活躍している柔道整復師の人も増えています。

柔道整復師にはどうやったらなれるの?

柔道整復師

柔道整復師になるには、国家試験を受験し、合格することが必要です。

1993年(平成5年)の柔道整復師法改正により、柔道整復師の資格は国家資格になりました。国家試験は、年に1回実施され、毎年3月上旬に筆記試験が行われます。

医療資格なので解剖学や生理学、一般臨床医学などの科目も含まれ、試験科目は全部で11科目あります。

その受験資格は、高校を卒業後、柔道整復師養成施設等で最低3年間以上のカリキュラムを受講して、卒業または卒業見込みであることという要件があります。

大学の専門学科で学ぶこともできますし、社会人として働きながら専門学校に通うこともできます。

そのため、あなたがまず始めることは、試験が受けられる資格を取得するために、柔道整復師養成課程のある専門学校などを選び、入学することです。

専門学校は、将来どんな柔道整復師になりたいかを考え、自分の考えに合う学びが得られる学校を選びましょう。

柔道整復師を取得したらなれる職業

柔道整復師の資格を取得したあなたが働く場所として、代表的な活躍の場を4つご紹介します。

  1. 病院、接骨院・整骨院のスタッフ
  2. スポーツトレーナー
  3. 機能訓練指導員
  4. ケアマネージャー

柔道整復師は、骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれなど、各種損傷に対し、非観血的療法を使って、機能を回復させる仕事です。

最近では、スポーツトレーナーとしてフィットネス業界やスポーツ業界で働く人や、介護施設などで高齢者の機能回復を行う仕事に従事する人など、その職域はますます広がっています。

また実際の求人情報を見てみると、国家試験の受験資格を取得するために学校に通っている人や、まったく健康業界が未経験の人でも、働きながら資格を取得できるという条件のある求人が多くあります。

実際の現場で、柔道整復師として活躍される人の身近で、その仕事を体験することもできます。

実際の求人情報をチェック!未経験OKの柔道整復師の仕事

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では、実際にどういう求人情報があるのか、チェックしてみましょう。

未経験の人の収入

正社員の募集を探してみると、月給は20万円から40万円と幅があります。これは柔道整復師の資格があるかどうか、実務経験があるかどうかの違いによるもののようです。

アルバイトやパートでの就業形態の求人も数多くあります。柔軟な勤務形態の募集も多くあるので、これから資格取得を目指す人は、通学しながら働ける場所を探すことをおすすめします。

未経験の人の仕事内容

求人票には、施術を含む院内全般の業務と書かれていることが多いです。

未経験者でも、研修で初歩から指導してもらえます。実際に施術を経験しながら技術を習得していくことが可能です。スポーツトレーナーとしての求人も多くあります。

その代わり、もしも無資格・未経験という方々は柔道整復・鍼灸・あん摩マッサージなど、資格が必要が施術はできません。

フェイシャルケア・ボディケアなどのストレッチから、競技者向けのトレーニング指導、マッサージなどが主な仕事内容となるでしょう。

未経験者必見!健康業界で働くために必要なこと

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柔道整復師は資格が必須の職業です。しかし無資格・未経験でも働ける職場はあります。

代表的なものは、介護施設での仕事や、接骨院・整骨院、あるいは病院の受付業務です。一部職場では、職場でしっかりと研修を行ってくれることも多いです。

逆に、たとえ資格があっても知識のみで実践経験が無い場合などは、応募しても優遇されることはまずないと考えておいた方がよいです。

人の身体に触って治療を行うには、経験が必要です。求人募集の内容を検討し、未経験者への研修制度が整っている職場を選ぶことが大切です。

未経験者でも、柔道整復師の資格がなくても、「人を健康にしたい」「人の役に立ちたい」、そんな想いをしっかりと持っている人材が、今一番求められています。

健康業界で自分の力を試してみたい人は、ぜひチャレンジしてみてください!

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