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インストラクターが副業におすすめな3つの理由とは?

平成30年は「副業元年」と言われるほど現在の日本では副業する人々が増加しています。しかし副業をするにあたってさまざまな不安が出てくると思います。そこで今回は副業の中でも特に注目したい「インストラクター」について解説していきます。

そもそも副業とは?

副業とは、法律では明確な定義はされていません。
広く知られている基本的な意味は「本業以外で収入を得るために、仕事に携わる」ことを意味します。
そのため副業には「派遣」「アルバイト」「在宅でできるビジネス」など、さまざまな種類が存在します。

代表的なものでは、自身のスキルをお金に換える「クラウドソーシング」・外貨を交換・売買しその差額を利益とする「FX」・記事を書いて広告を載せて収入を得る「アフィリエイト」・商品を格安で仕入れて転売する「せどり」そして今回ご紹介する「インストラクター」などがあります。

参考サイト:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html

インストラクターとは?

インストラクターとは、スポーツや情報系などの特定分野においてさまざまな教育や訓練を行う指導員のことです。インストラクターになるために専門的な知識が必須なのはもちろんのことですがインストラクターは接客業とも言われています。

なぜなら、幅広い年齢層のクライアント(お客様)とコミュニケーションをとり、信頼関係を築いていく事も必要だからです。なので、インストラクターという職業は人に教えることが得意な方や人と会話することが好きな方に向いているといえます。

ヨガ インストラクター

インストラクターにはどんな種類があるの?

インストラクターの中で特に人気のあるインストラクターを3つご紹介します。

スポーツインストラクター

(1)スポーツインストラクターとは?

スポーツインストラクターとは、フィットネスクラブやスポーツクラブにおいて、クライアントの年齢や体力、実力、目標などに合わせたトレーニングプログラムを作成し、運動指導を行う仕事です。

クライアントの目的の多くは、健康増進・ストレス解消・ダイエットなどです。スポーツインストラクターは、そういったクライアントのサポートを担います。

(2)取得方法

スポーツインストラクターになるためには、特にこれといった資格は必要ありません。しかし、指導するためには身体や運動についての科学的な専門的知識が必須です。

そのため、大学や短期大学の体育・健康科学系の学科・学部で運動生理学やスポーツ運動学などを学んでおくことをおすすめします。代表的なものだと厚生労働省所管の財団法人健康・体力づくり事業団体が登録事業などを行っている「健康運動指導士」と呼ばれる資格を取得される方が多いです。

フィットネスインストラクター

(1)フィットネスインストラクターとは?

フィットネスインスターとは、スポーツジムやフィットネスクラブなどの民間スポーツ施設に所属し、1対複数人数でクライアントの健康づくりや体力維持などをサポートする仕事です。また、クライアントの年齢や体力、ニーズに合ったトレーニングプログラムを作成します。

(2)取得方法

フィットネスインストラクターも【1】のスポーツインストラクターと同様に資格が保持していなくてもなれます。しかし、トレーニングに関する知識はもちろんのこと、運動生理学や健康についての医学的な知識も必須条件となってきます。

そのため、インストラクターを目指すならまずは大学・短期大学・専門学校などで、コミュニケーション学や医学、体育学、スポーツ学、健康科学などの分野を学び、その後就職先のフィットネスクラブ・スポーツジムなどの採用試験に合格してフィットネスインストラクターになることをおすすめします。

ヨガインストラクター

(1)そもそもヨガって何?

ヨガとは、古くから伝わるインドの心身鍛錬の方法です。サンスクリット語で「つながり」という意味を表しています。呼吸・瞑想・姿勢を整え心身の緊張状態を改善します。

ヨガの呼吸法は乱れた感情を平常心に戻したり、全身に酸素を巡らせることで新陳代謝を高め心身をリラックスさせる効果があります。その他にもヨガをすることによって姿勢が良くなり、脂肪がつきにくい体に変化するなどさまざまな効果を得ることができます。

(2)ヨガインストラクターとは?

ヨガインストラクターとは、スポーツジムやヨガ専門スタジオなどで、クライアントにヨガ独特の呼吸法やトレーニングポーズを指導する方です。

クライアントの層が幅広いため、ヨガインストラクターは個々の年齢や体力、レベルなどに見合ったトレーニングプログラムを作成しなければなりません。

(3)取得方法

ヨガインストラクターになるためには【1】のスポーツインストラクターと同様に特にこれといった資格を有する必要はありません。日本国内ではまだヨガに関する資格が存在しません。

なのでヨガインストラクターを目指すほとんどの方が民間のヨガインストラクター養成学校に通い、必要技術を身につけます。中には、通信講座で理論を学ぶ方も増えつつあります。

ヨガ インストラクター

副業にインストラクターがおすすめな3つの理由

必ずしも資格を保持していなくてもインストラクターとして活動できる

それぞれの分野に特化した専門知識や実力を身につけることが必須にはなりますが、今回ご紹介したインストラクターのようにこれといった資格をわざわざ取得する必要がないものもあるので活動しやすいです。

インストラクターによっては時間・場所を問わずいつでも活動ができる

今回ご紹介した中の「ヨガインストラクター」では、「朝活」や「朝ヨガ」が最近話題となっています。朝ヨガとは、その名の通り朝に実施するヨガのことを言います。朝は一日の中で最も体が硬くなっています。

そこで朝ヨガを行うことで、体がほぐれ代謝も上がり、朝の憂鬱な気分も改善されます。10分間行うだけでも効果はあるので、仕事に出勤する前にレッスンを行うことで、自身のコンディションを整えつつ副業ができます。

コミュニケーション能力や指導者としてのスキルも身につくため本業にも活かしやすい

職業によって異なりますが、どんな仕事においてもコミュニケーションは重要だと思います。そこで、インストラクターでコミュニケーション能力や人に教えるスキルを習得することで、本業にも副業にも身につけたスキルを活かすことができます。

インストラクターを副業にする前に気をつけたい2つの注意点

現在所属している会社がそもそも副業を許可している?

会社によっては、副業が禁止されていることもあります。基本的には「本業の業務に支障が生じる副業」や「会社の信用を落とすような副業」「会社に損害をもたらす副業」のいずれにも該当しなければ副業しても問題ないとされています。

まずは、自身の所属している会社が副業可能であるか確認することをおすすめします。

収入の管理は怠らないように

副業をする上で気をつけなければならないのは収入の管理です。副業で20万円以上の収入を得ると、確定申告が必要となります。では20万円超えなければ問題ないと思いがちですがそうではありません。

その場合、基本的に確定申告は必要ありませんが住民税の申告が必要になります。このように副業の所得によってさまざまな申告が必要になってきますので、収入の管理は怠らないように注意してください。

ストレッチマット

インストラクターや副業に関するQ&Aコーナー

【Q1】就業後、知り合いの手伝いをして謝礼を受け取ったがこれは副業なのか?

いいえ、副業ではありません。自身の所属している会社が副業を禁止していたとしても、謝礼などのいわゆる報酬にあたるものは、副業に当てはまらないとされています。なぜなら、憲法や法律では就業後の時間を自由に使って働くことを認めているからです。

【Q2】インストラクターはぶっちゃけ稼げるの?

クラブやジムでアルバイト等で働いている方は、基本的に時給制で収入を得ることができます。フリーでインストラクターをする場合は、知名度や人気度によって収入も大きく変動してきます。集客ができなければ収入も減っていくばかりです。どちらにも共通して言えることは、インストラクターで収入を増やすためには、コミュニケーション能力を身につけ、知名度や人気を集めることが大切です。

【1】インストラクターは、専門的な知識やコミュニケーション能力が必須ですが、基本的に資格を必要としないため活動しやすい職業です。

【2】まずは自身が所属している会社が、副業可能なのかを就業規則などで確認する。

【3】副業をする上で、収入の管理はとても重要です。

【4】インストラクターで収入を増やすためには、自身のスキルで知名度や人気を集めることが大切です。

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