FWJ (旧NPCJ)の開催する大会とは?カテゴリーまで詳しく解説

Fitness World Japan(FWJ)は、ボディビルコンテストの企画や運営をしている団体です。

元々はNPCJという団体名で活動していましたが、アメリカのIFBBプロリーグが下部団体として「NPC Worldwide」を立上げ、アマチュアボディビルコンテストを牽引していくと発表しました。

そのため、名称の混合による混乱防止を目的として2020年にFWJと団体名を変更し、再出発を図っています。

日本国内や世界を含めたフィットネスや健康増進を啓蒙するFWJ。

開催する大会やカテゴリーを含めて詳しく解説していきます。

FWJ とは

FWJは「一般社団法人NPCJ」が運営しています。

公式URL:Fitness World Japan

世界最高峰であるボディビル大会「オリンピア」出場者で、IFBBプロボディビルダーである山岸秀匡氏や、ボディビル大会で多数優勝経験がある堺部元行氏が運営に携わっている事でも有名な団体です。

FWJの歴史や大会の特徴を掘り下げて解説していきます。

FWJ の歴史

元々NPCJという団体名で活動していたFWJですが、アメリカのIFBBプロリーグが下部組織として「NPC Worldwide」を立上げたため、名称の混合による混乱防止のために団体名をFWJに変更したという経緯があります。

また、NPCJ自体はフィットネスをより日本に普及させるため、2021年6月にAPFと団体名を変え、アスリートモデル・フィットネスモデルなど独自性のあるカテゴリーを設けています。

FWJ 大会概要

FWJで開催されている大会は、ボディビル・メンズフィジーク・ボディビルディング・ビキニなど、NPCJ時代から引継いだものを含めると、2021年7月時点では7種目存在しています。

フィギュアやビキニと言った女性も参加できるクラスや、年齢制限が無いキッズクラス・ファミリークラスなども存在しているのも特徴。

FWJは2020年に発足したばかりですが、フィットネス業界の底上げをするために尽力しています。

FWJ 大会の特徴

FWJが主催している大会は、アマチュアボディビル団体であるNPCの競技ルールに則って審査し、上位組織のIBFFプロリーグと連携しているのが特徴。

活躍して上位に食い込めば、オリンピアアマチュアやプロクオリファイといった世界大会の出場権が得られます。

ここ最近では、人気筋トレYouTuberであるシャイニー薊氏や、シルク・ドゥ・ソレイユ出演経験のある山澤礼明氏が参加した事でも大きな話題になっています。

男性向けカテゴリー3種

FWJが開催している男性向けのカテゴリーは、メンズフィジーク・クラシックフィジーク・ボディビルディングの3種目です。

カテゴリーによりますが、格好良さや身体の絞り具合が重要だったり、全体の仕上がりやバランスまでトータルで求められたりと、それぞれ審査基準が異なっています。

メンズフィジーク・ビーチで思わず目に留まる格好良さが勝負の鍵

引締った体形をアピールする必要があるメンズフィジーク。

ボトムはサーフパンツ及びボートショーツを着用し、洗練された立ち振舞いや、ビーチで思わず目に留まる格好良さがアピールできるかが鍵となります。

規定ポーズはフロント・バックで、全体のバランスや個々の魅力を引出したポージングが求められ、カテゴリーが多く設定されているのも特徴です。

★カテゴリー

・ローカル(開催地の都道府県または隣接した都道府県に在住・在勤・在学の方)

・ファーストチャレンジ(生涯一度だけ出場可能)

・ノービスチャレンジ(超入門クラスで生涯2回まで出場可能)

・ノービス(入門クラス)

・マスターズ(40歳以上)

・オープン(誰でも参加可能)

※参加人数によっては、身長別で分けられるケースも存在します

クラシックフィジーク・ボディビルの要素も必要な競技

引締った体形に加え、ボディビルの要素が必要になってくるのがクラシックフィジークです。

お尻または側面が11.4cm以上カットされているトランクスを着用し、腹筋や筋肉の大きさ、ポージングの上手さ、皮下脂肪の少なさなどが総合的に審査されます。

さらに、IFBBプロリーグ規定では身長によってクラス規定が定められています。

・162.9cm未満⇒72.9kgまで

・170~172.9cm⇒82.9kgまで

・180~182.9cm⇒95.9kgまで

※プロクオリファイやアマチュアオリンピアに関しては下記の限りではありません

規定ポーズは、フロントバイセプス・サイドチェスト・バックダブルバイセプス・アブドミナルサイ・任意のクラシックポーズ(マスキュラーポーズは除く)の5つです。

「ムーンポーズ」を行うと失格になり、ステージ上で横になったり、他の選手にぶつかったりする動作は禁止になっています。

ボディビルディング・限界を超えて鍛え上げた自慢の筋肉を競う

ボディビルディングでは、限界を超えて鍛え上げた自慢の筋肉を競います。

筋肉の大きさ(バルク)や皮下脂肪の少なさ(ストリエーション)はもちろんですが、全身の筋肉バランス・ポージングの巧みさ・肌のツヤや美しさなどもトータルで審査します。

衣装はボディビルスーツのみで、Tバックは着用不可になっています。

カテゴリーはマスターズとオープンの2つ。

マスターズの参加資格は40歳以上、オープンは誰でも参加可能になっており、出場者や体重別によってクラス分けが行われます。

規定ポーズ及びフリーポーズを実施しますが、過度な動作は減点対象になり、床に横たわるのは禁止されています。

★規定ポーズ

フロント ダブルバイセップス

フロント ラットスプレッド

サイドチェスト

サイド トライセップス

バック ダブルバイセップス

バック ラットスプレッド

アブドミナル アンド サイ

モスト マスキュラー

女性向けカテゴリー4種

ビキニ・フィギュア・ウェルネスといった女性向けのカテゴリーは、審査基準が男性とはやや異なるのが特徴です。

女性らしいしなやかな身体に加え、肌の明るさ・艶っぽさ・笑顔がポイントになるケースも多く存在していますので、それぞれの違いを説明していきます。

ビキニ・全体的なアウトラインの美しさを競う

ビキニでは、メイク・髪型・魅力的な笑顔・雰囲気・アウトラインの美しさが、筋肉の大きさよりも重要視されます。

規定ポーズはフロントとバックで、わいせつに見える動きは禁止です。

水着は既製品のツーピースV型タイプを着用しますが、皮ひもタイプはNG。

ハイヒールはヒールの高さが無制限で、アクセサリーは着用可能です。(指輪・ブレスレット・イヤリング・耳ピアスのみ)

そして、メンズフィジークと同様に参加カテゴリーが細かく分けられているのも特徴です。

ローカル(開催地都道府県及び、隣接した都道府県に在住・在勤・在学の方)

ノービスファーストチャレンジ(生涯で一度だけ出場可能)

ノービスチャレンジ(超入門クラスで生涯2回まで出場可能)

ノービス(入門クラス)

エリート(40歳以上)

オープン(誰にでも参加可能)

※参加人数によっては身長別でおこなわれる可能性もあります

ウェルネス・下半身の筋肉が勝負を決める競技

ウェルネスでは下半身の筋肉の発達に重きを置いています。

ビキニに比べて筋量は必要ですが、上半身は下半身ほど重要視されないのが大きな特徴。

カテゴリーはオープンで、女性なら誰でも参加可能になっています。

水着は既製品のツーピースV型水着を着用しますが、皮ひもタイプは禁止。

ハイヒールの高さは自由になっていて、アクセサリーはイヤリング・耳ピアス・指輪・ブレスレットのみ着用可です。

規定ポーズは

フロント

サイド

バック

右回りクォーターターン

を行いますが、過度な動作(ムービング)や規定ポーズ以外を行うと減点対象になり、卑猥に感じるしぐさは禁止事項となります。

フィギュア・女性らしい筋肉のつき方が勝敗を決める

女性らしい筋肉のつき方や美しさがポイントになるのがフィギュア。

ボディビルほどの筋量は求められませんが、全体の筋肉バランスの良さ・張り・しっかり絞れているか(極端に絞りすぎない)が審査され、肌色の良さや艶やポージングの技量も必要になってくるカテゴリーです。

カテゴリーはオープンなので誰でも参加可能で、アクセサリー着用可能、ハイヒール着用で実施されます。

着用する水着はツーピース水着で、背面がクロスしてフロントがV型のフィギュア競技用が推奨されていますが、市販品でも問題はありません。

規定ポーズは

フロント

サイド

バック

サイドの右回りクォーターターン

規定ポーズ以外は減点の対象になります。

ウィメンズフィジーク・女性らしい筋肉美を競う

ウィメンズフィジークは、女性らしい筋肉美を競っていくクラスになります。

しなやかさ・筋量・バランス・芸術性といったフィギュアの審査基準に筋発達をプラスするイメージで、身長・体重・骨格を考慮して審査されます。

ただし、過度な筋肉は減点になりやすいのも特徴です。

カテゴリーはオープンクラスで、一般参加が可能。

ビキニは既製品を着用可能で、単色以外も認められます。

ツーピースビキニを着用し、ショーツの形はVシェイプでトングは禁止です。

また、5種類行う規定ポーズではポージングが細かく指定されています。

フロント ダブルバイセップス(両手の指は広げて身体全面を真正面に向けず、必ずツイストを入れたフロントポーズで行う)

バック ダブルバイセップス (両手の指は広げて実施)

サイド トライセップス(片脚を伸ばす)

サイドチェスト(両腕は伸ばす)

フロントアブドミナル アンド サイ

大会スケジュール・参加方法

FWJが主催している大会スケジュール及び参加方法を説明します。

東京や大阪だけでなく、北海道や福岡や沖縄でも開催されていますし、スマートフォンでエントリー出来るため申込みも手軽におこなえます。

大会によってもカテゴリーやクラス分けが異なりますので、自分の好みや目的に合った大会に参加するようにしてください。

2021年上半期スケジュール

FWJが2021年の上半期(1月~6月)までに主催した大会スケジュールです。

・2月21日 OSAKA REGIONAL SHOW/IFBB PROFESSIONAL LEAGUE JAPAN NATIONAL PRO QUALIFIER

・3月20日 DISCOVERY CHAMPIONSHIPS

・4月4日 NEW GENERATION CLASSIC

・4月24日 APRILIS CHAMPIONSHIPS

・5月4日 BLAZE OPEN

・5月22日 EVOLGEAR HIDETADA YAMAGISHI,IRIS KYLE JAPAN CLASSIC

・5月29日 RISING STAR CHAMPIONSHIPS

・6月5日 TOURNAMENT OF KINGS CHAMPIONSHIPS

・6月19日 JAPAN ULTIMATE WARRIOR CHAMPIONSHIPS

2021年下半期スケジュール

FWJが開催する大会の下半期(7~12月)スケジュールです。

・7月3日 PAN PACIFIC OKINAWA OPEN

・7月10日 POWERHOUSE GYM JAPAN CLASSIC

・7月24日 GOLDEN MILLION CHAMPIONSHIPS 

・7月31日 CRYSTAL CUP

・8月14日 PACIFIC OCEAN CHAMPIONSHIPS

・8月22日 MOLA CUP

・8月29日 LÝFT CUP BEEF SASAKI JAPAN CLASSIC

・8月29日 EVOLGEAR PRESENTS TOKYO PRO MEN’S PHYSIQUE SUPER SHOW

・9月5日 EVOLGEAR CHAMPIONSHIPS

・9月18日 Y4-GYM CLASSIC

・9月25日 WEST JAPAN CHAMPIONSHIPS

・10月16日 JAPAN OPEN

・10月23日 NORTH JAPAN OPEN

・11月13日 LÝFT PRESENTS OLYMPIA AMATEUR JAPAN D-1

・11月14日 LÝFT PRESENTS OLYMPIA AMATEUR JAPAN D-2/LÝFT PRESENTS JAPAN PRO 

・12月5日 WORLD LEGENDS CLASSIC

参加方法

お手持ちのスマートフォンを使用しての申込みが可能です。

★申込み手順

1.出場するコンテストの申込みページにログイン

2.登録項目(参加カテゴリー・体重・競技歴・バックパスなど)を入力

3.決済方法(クレジット及び銀行)を選択

4.内容を確認して 支払い/To Payment をタッチして送信

自動返信メールには30分以内に返信しないと承認が取れず、申込みが行われないため注意が必要です。

また、銀行振込みの場合は事務局で振込み確認をします。

登録反映まで数日掛かる場合があるので、余裕を持って申込みをおこないましょう。

まとめ

アメリカボディビル団体の日本版とも言えるNPCJは、2021年にFWJと団体名をあらため、ボディビルの企画や運営を実施してきました。

FWJが開催するコンテストで結果を残せば、オリンピアアマチュアやプロクオリファイなどの世界大会の出場権が得られるので、近年はハイレベルな選手達による競争が繰り広げられています。

プロを目指す人のみならず、キッズやファミリー層までフィットネスやボディビルの楽しさを広げようと努力を惜しまないFWJの活動に、今後も期待していきましょう。

 

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YUMI

YUMI

YUMI

某情報誌とサイトの編集者として15年以上勤務し、自身も編集者時代からダイエットとリバウンドを繰り返した経験を持つエディター兼ライター。現在はダイエット関連の記事を400本以上担当しつつ、3児の母として日々育児に奮闘している。

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