カリスマトレーナー特集

『パーソナルトレーナーが働きやすいGYM大賞』受賞!!Dr.TRAININGの山口代表を突撃取材!

Dr.TRAININGは、スタッフにATC(全米アスレティックトレーナーズ協会認定トレーナー)、理学療法士、管理栄養士などを抱え、アスリートや本気で体を変えたい人をサポートするパーソナルジムです。

このDr.TRAININGが、この度、『パーソナルトレーナーが働きやすいGYM』大賞を受賞しました。

転職が盛んなトレーナー業界において、2013年の創業以来、トレーナーの離職率ゼロ!?トレーナーが離れたくないジムは何が違うのでしょうか。代表の山口元紀さんを突撃取材しました!

山口 元紀
Dr.TRAINING代表取締役
日本大学文理学部体育学科を卒業後、アメリカのテキサス工科大学院 健康学科センターに入学。
卒業後、ボストン・レッドソックスで故障者リストの選手をケアをするアスレティックトレーナーとして活躍。
帰国後、プロアスリート(野球・競輪・ゴルフ・ サッカーなど)を初め、数多くの芸能人(歌手・国民的美少女・モデル・司会者など)のパーソナルトレーナー を経て、株式会社をDr.トレーニングを設立。医療関係の専門的な講演会も毎月行っている。

創業以来、トレーナーの離職率ゼロを実現!?

この度は、パーソナルトレーナーが働きやすいGYM』大賞の受賞、おめでとうございます。

ありがとうございます!!

カラフルでおしゃれなジムですね。
ところで、本当にトレーナーの離職率ゼロなんてあり得るのでしょうか?

いきなり疑ってきますね(笑)

僕は、2013年9月に独立し、恵比寿店、中目黒店、自由が丘店と店舗を拡大してきましたが、その間、トレーナーの離職率はゼロです。

これは日本のトレーナー業界においては、奇跡的なのでは!?

まず、こんなGYMはないと思いますよ。誰も辞めないので、毎月10名ほど就職希望者が来ますが、みなさんお断りしている状態です。

トレーナーの間でも、魅力的な職場として有名なのですね。

僕のブログなど発信を見て、僕の理念に共感し、さらに、スタッフのブログを見て知識やスキル的にもしっかりとしたジムだということを確認してくれるようです。

「共感できる理念×信頼できる実績」ですね。トレーナーからそれほどモテモテなら、山口さんは選びたい放題ですね。

ですね(笑)。ですから、Dr.TRAININGには質の良いトレーナーがそろっています。

トレーナーにとっての魅力は、高い報酬と成長できる研修制度!!

質の良いトレーナーが集まるだけでなく、辞めない、ということは「釣った魚にえさをやらない」ではなく(笑)、魅力的な環境を提供し続けているということですね。

どんな魅力でトレーナーさんを惹きつけているのでしょうか?

日本のジム業界の課題として、トレーナーの給与が低い、成長できる環境がない、などがあります。

Dr.TRAININGでは、こうした業界の常識にとらわれず、実績に見合った高い報酬成長できる研修制度を提供しています。

 実績に見合った、ということは成果報酬ですか?

セッション数をベースとする完全な成果報酬です。

トレーナーには、月90セッションの担当をベースとして受け持ってもらっていますが、やる気があれば、いくらでも担当してもらえます

ずばり、Dr.TRAININGのトレーナーのおおよその収入を教えてください!

一般の優良企業を基準としているので、新卒でも月収20万円ほどあります。

月収60万円をたたき出したトレーナーもいます。

 なるほど、それはモチベーションが上がりますね。成長できる研修制度とは、何でしょうか。

むちゃくちゃ研修時間を取っています。

Dr.TRAININGの理念を共有する基礎研修、トレーナーとしての基本の知識&スキルの勉強会マインド研修、店長クラスのための経営研修などですね。

トレーナーとしての知識&スキルについては、どのジムにもありそうですが…。

いえいえ、その研修すらないジムも多いです。

Dr.TRAININGでは、僕自身が外国の文献などから世界の最新情報を集めて、それをトレーナーに伝えています。トレーニング方法は、日々、新しいことが発見・研究され進化しています。

ネットには色んな情報が流れていますが、根拠のないものも多いですね。僕はエビデンスベース・プラクティカルにこだわっています。

外国の文献とおっしゃいましたが、山口さんは、アメリカ・テキサスの大学院で、トレーナーの国家資格であるNATA/ATCを取得され、英語も堪能ですよね。

アメリカではトレーナーの地位が高く、トレーニングは準医療分野だと考えられています。僕が通った学部も、メディカルスクールの一貫としてのトレーナー養成コースでしたね。

その世界では有名な大学で、僕はもともと英語は大の苦手だったのですが、ここに行くと決めた大学2年のときから猛勉強しました。

 そして、無事にNATA/ATC取得後は、メジャーリーグのトレーナーとして1年半勤務されたのですよね。これって、かなりすごいことですよね!?

メジャーリーグで一流選手を相手に、一流のトレーナーが集まるチームの一員として経験を積めたのは、貴重な体験でしたね。

ただ、現地では日本語を話さないと決めていたので、帰国後は日本語がやばかったですね。居酒屋で店員さんに日本語が通じないぞ、みたいな(笑)

 それほど!?

でも、アメリカでトレーナー業界を見てきた経験が、今、日本のトレーナー業界では型破りとも言えるDr.TRAININGの研修制度につながっているのですね。その研修の1つである、「マインド研修」とは何でしょうか?

これは、ものごとの考え方ですね。テーマは毎回違いますが、相談相手の選び方、ヒーロー論など、週1回、僕が本などを通じて学んだこと、会社経営者から聞いたことなどをベースに話をします。

それは 勉強になりそうですね。会社経営者の人脈はどこからつながるのでしょうか。

お客さんの紹介が多いですね。幸い、Dr.TRAININGのお客様は質の高い方が多いので。これもすべてスタッフのお陰なので、僕はこの人脈から得た知識をスタッフに還元するわけです。

スタッフもお客さんに会食に誘われたら「行って来ます」と報告してもらいますし、学びをフィードバックしてもらっています。

 山口さんは海外研修にも行かれているとか。

海外のコネクションを使って、毎年アメリカやスペインなどに研修に行き、トップチームやトップジムの施設見学、現地トレーナーとの情報交換などをしています。こうして学んできたこともスタッフに伝えていますし、昨年、当社基準をクリアしたスタッフ1名は、一緒に同伴させました。

 色んな方面からの学びが多く、スタッフみんなで成長していけそうですね。

スタッフ同士は、休日も一緒に過ごすほど仲が良い!?

働きやすい雰囲気作りのために、心がけていることはありますか?

良い人しかこないので、放っておいても雰囲気は良いですね。

すばらしいです。では、採用ではこれを重視している、みたいなここだけの話はありますか?

トレーナーという職業に命をかける覚悟があるかどうか。あとはマインドが強いかどうかです。

その結果としてですが、スタッフの半数は海外帰国組です。ここだけの話という意味では、「僕が二人で飲みに行って話をしたいと思えるかどうか」も基準にはなりますね。ですから、スタッフにキライな人はいません。

「二人で飲みに行けるかどうか」ですか、なるほど。そういえばDr.TRAININGのトレーナーさんは美男美女が多いですが、その辺りも基準があるのですか…?

それは偶然の結果です(笑)。ただ、清潔感は必要ですね。

お客さんに触れるわけですから。薄汚れた人が、こうやって触ってきたら、お客さんもイヤじゃないですか。トレーナーはサービス業ですから、知識だけ蓄えたオタクではダメだと思っています。

お客さんに目標としていただけるよう、セルフプロデュースすることも必要ですから、ファッションに興味を持っていることも、必要かなと思いますね。

実際にトレーナーさんと二人で飲みに行ったりされるのですか?

プライベートで僕から誘うことはないですね。強制になってしまいますから。

ただ、月一回ジムをクローズして、大掃除や勉強会のあとはみんなで飲みに行って、誕生月のスタッフをお祝いしたりしています。

そのほか、月一回、ランダムに3人ぐらいを選んで飲みに行きます。また、月一の個人面談では、1ヶ月の実績を確認し、目標設定してもらうなど蜜に話し合っています。

かなり濃密ですね!

そうですね。それでも、スタッフたちは休みの日にサッカーしたり、カフェで一緒に勉強したり、飲みに行ったりしていますよ。

仲良しですね(笑)。職場の人間関係に悩む人からすると、うらやましいでしょうね。

だと思います。雰囲気の良さは、透明性が高いということも理由かもしれませんね。僕も含めたスタッフの給与もすべてオープンにしてありますし、僕がどこで何をしているのか、スケジュールもオープンです。

目指すは国内100店舗と世界進出!!

さて、山口さんの今後の目標をお聞かせください。

Dr.TRAININGで健康を維持する、ということが一種の文化になればいいですね。まずは、日本で100店舗ぐらいに増やしたいです

早く店舗を増やして、就職希望のトレーナーさんを採用してあげてください。

そうなんです。お客様も、すでに3店舗では受け入れられなくなっていますからね。3年以内にアジアへ進出することも視野に入れて動いています。

その先の夢は、やはりトレーニング業界の最先端であるアメリカに出店することですね。今、日本発のジムで、アメリカで認められているジムはありませんから。

目指すは、トレーニング界のトヨタ、ということですね?

ですね、そういうことで、がんばります!

編集後記

充実した研修制度は、企業経営者にも驚かれるそうですが、山口さんは何度も「僕にとっては当たり前のことですけどね」とおっしゃっていたのが印象的でした。

Dr.TRAININGには独立サポート体制もあるそうですが、「居心地が良すぎるのか、僕の多忙すぎる生活を間近で見てビビっちゃうのか、みんなここに留まっちゃうのが問題ですね」と笑う山口さん。

成功する経営者の余裕を感じました!!

Dr.トレーニングの詳細はこちら

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※掲載店舗は、一部のみです。ご了承ください

鯰美紀

miki.namazu

鯰美紀

兵庫県芦屋市出身。大学卒業後、経済団体国際部に就職し、企業役員と共に海外出張もこなす。結婚後、アメリカでライターとしてのキャリアをスタート。各業界の社内報、オウンドメディア、専門誌などに執筆する。インタビュー相手の守備範囲は広く、役員、著名人、外国人から子どもまで。柔らかで話しやすい雰囲気作りと、さりげなく鋭い突っ込みを得意とする。美容とダイエットには常に興味あり。(http://namazumiki.com/)

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