職業 ダンスインストラクター

夢のダンス講師に!4種類のワークスタイルと資格解説

ダンスを趣味で続けていた方はダンス講師として働きたいという方も多いと思います。

しかしダンス講師にはジャンルや働き方もさまざまで、どのように働くのが良いのかわからないという方も多いはず。そこで今回は、ダンス講師として働く前に知っておきたいことを紹介します。

1)ダンス講師とはどんな仕事か

ダンス講師とは生徒に対してダンスの指導をすることです。

ダンススタジオなどで生徒たちの前に立ちダンスを教え、またダンスの技術だけでなく楽しさを教えることも大切な仕事です。指導する生徒はさまざまで、子どもを対象としたダンススクールやプロを目指す生徒が通うダンススクール、大人が趣味として習うようなダンススクールなど多岐にわたります。

基本的なスタイルは1レッスンを60〜120分行い、そのコマに応じて給料をもらうことがほとんどのようです。

そしてダンスの指導をするだけでなく柔軟や筋トレ、身体のケアについての知識があることも必要です。ただダンスを黙々と教えるだけでなく楽しくさせるようなコミュニケーション能力も問われる仕事になります。

2)ダンス講師には様々な種類のジャンルがある

ダンス講師といってもダンスのジャンルには色々なものが存在しますよね。例えば社交ダンスやタップダンス、ジャズダンス、ロックダンスなどです。実はそれぞれダンスによって資格が必要であったりなかったりします。

ダンス講師になりたいという方はもともとダンス経験がある方が多いので、それまでやってきたジャンルのダンス講師になることがほとんどです。

なのでダンス講師になりたいという方は自分の行ってきたダンス講師になるためには、どのような経歴や資格があるかを調べておく必要がありますよ。

3)ダンス講師の働き方って?4つのスタイルを紹介

先ほどお伝えしたようにダンスいはさまざまなジャンルがあり、対象となる生徒もさまざまです。

そんなダンス講師の働き方は4つに分類されます。

スタイル1:ダンススクールの正社員

もっとも安定している働き方の正社員。ダンススクールの運営をしながらダンスの指導も行います。

正社員で働いた場合、年収200〜400万くらいが相場のようです。

スタイル2:ダンス講師の派遣会社に登録

ダンス講師を派遣する会社に登録し、紹介されるスタジオでレッスンなどを行います。

派遣会社に社員として入社するので安定しているともいえますし、年収も正社員で働く場合と同じ200〜400万程度です。

スタイル3:フリーとして講師契約を結ぶ

ダンススクールから業務委託を受ける方法で、1レッスン2,000円〜5,000円くらいが相場のようです。もちろん実力により金額には大きな差が出ます。

正社員とは違い、1レッスンごとに対する支払いなので給料が安定しているとはいえません。ダンス講師として働く以外にも仕事を持っている人も多いのが実状です。

フリーの働き方は4つの働き方の中ではもっとも主流な働き方で、業務委託を受けているダンス講師がとても多いのです。自分の時間をうまく使えるようになり、自分の頑張り次第で給料も大きく変わるのが魅力的ですね。

スタイル4:自分のダンススクールを作る

もっとも安定しないといえますし、講師としての業務だけでなく経営目線でのスキルが必要になります。なので幅広いことを学ぶ必要があり、また幅広い経験もできること、そして頑張り次第で収入が大きくなることも魅力的です。

自分色のダンススクールを経営できますので、「こんなダンススクールを作りたい!」という野望が強い方にはオススメできる働き方ですね。

ダンスレッスン

4)ダンス講師になるにはぶっちゃけ資格は必要なの?

ダンス講師になるための資格はダンスのジャンルにより必要なものと必要のないものがあります。

資格が必要なジャンル

資格が必要なダンスは社交ダンスのみになります。資格は大きく2つに分けられ、「アマチュア資格」と「プロ資格」があります。アマチュア資格ではダンス講師のボランティア、つまり報酬なしで働くことができますよ。しかしアマチュア資格を持ってボランティアとして働く人はほとんどいないのが現実です。

もし社交ダンスの講師で稼ぎたいのであれば、プロ資格の取得が必須。しかしプロ資格の取得は容易ではありません。プロとして活躍している人が取得する資格になっているので、取得するのは大変なのです。

資格が必要のないジャンル

社交ダンス以外のジャンルでは資格を必要としないものがほとんどです。資格を必要としない分、ダンスでの輝かしい経歴が必須と言えるかもしれません。

例えば大会やコンテストでの優勝経験やアーティストのバックダンスやショーに出演した経歴、ダンス経験年数などが資格に変わるアピールポイントです。

ただジャンルによっては民間の資格は存在しますので、資格を持っているとアピールポイントになるのは間違いありません。資格を取得するためのスクールなどもあるので、ダンス講師として働きたいのであればスクールに通うという方法もあります。

ジャンプしてる女性

5)ここには注意?ダンス講師として働く注意点って?

ダンス講師は自分もダンスしながら教えるため体力的にはかなりハードです。フリーでダンス講師をしながらプロを目指している人も多いので、そういう人は仕事以外でも踊ることがあり一層体力的にもきついことがいえます。

またフリーですと怪我をして身体が動けなくなると働けなかった分だけ給料は発生しません。一番怖いのは怪我をしてダンスを踊れなくなることでしょう。

また先生と生徒とのコミュニケーションも大切です。フリーとして働く人は周囲から評判で仕事が舞い込んでくることがあるといいます。

横のつながりがあることで仕事を紹介されることあります。いろんな人と関わり合える対人力やマナーなどもダンス講師には必須だということがわかりますね。

6)ダンス講師に関するQ&A

【Q1】ダンス講師になるには養成スクールと普通のダンス教室どちらに通った方が良い?

ダンス講師を本気で目指しているなら断然養成スクールです。しかしダンスの経験が浅い場合は養成スクールに行くのはハードルが高いでしょう。まずはダンスを好きになることが大切ですので、本気で考えられないようであれば普通のダンス教室に通った方が良いかもしれませんね。

【Q2】どのようなダンス講師が人気になる?

対象にする生徒により人気のダンス講師像は違っていきます。子どもが楽しくダンスするような教室では一緒になって楽しめる講師が人気ですし、プロを目指すような教室ではカリスマ性のある憧れられるような講師が人気です。教室やスクールにより違いが出てきますので一概にはいえないのですが、コミュニケーションがとれない講師はどこでも人気は出ないでしょう。

【Q3】1レッスン20人の場合と1レッスン3人の場合では給料は違う?

フリーとして働く場合、1レッスンで〇〇円という1レッスン単位での金額が支払われることがほとんどです。この場合は1レッスンが何人であろうと同じ金額ですが、人数×900円などで支払われるところもあります。働く前にちゃんと確認する必要がありますね。

【Q4】ダンスが上手ければ飯は食べていけるの?

ダンスが上手い=食べていけるとは思わない方が良いでしょう。ダンスの実力が申し分なくてもコミュニケーションができなかったりや社会人としてのマナーが守れない方には仕事は来ないでしょう。

ダンス講師であるなら生徒に楽しんでもらうことも考える必要が出てきます。

ダンスが上手ければ飯を食べれるかは少し違いますね。

自分がどのようなジャンルのダンス講師になりたいかによって資格の有無が出てきますし、ダンスの経験年数も働くには重要なポイントです。しかし経験が浅くてもダンス講師になりたいのであれば、ダンス講師を養成するためのスクールもありますので通ってみるのも良いでしょう。

働き方もさまざまなので自分に合う働き方が出来るのは良い点ではあります。そして何より、ダンスが好きなことが働く上でもっとも重要なポイントですね。

PR トレーナー求人情報

※掲載店舗は、一部のみです。ご了承ください

traineragency

traineragency

traineragency

トレーナー向け記事ランキングarticle ranking

カテゴリ 一覧

パーソナルトレーナー向け