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カイロプラクティックを勉強したい!おすすめの勉強方法や整体との違いを解説!

「カイロプラクティックを勉強したい!」
「カイロプラクターって整体師とは何が違うの?」

そんな希望や疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?

カイロプラクティックを行えると肩こりや腰痛など、様々な不調を改善させることができます。

ただ適切な勉強をして正しく知識と技術を習得しないと、誤った施術による事故を起こしかねません。

そこで今回は、カイロプラクティックを勉強したい方に向け、おすすめの勉強方法や整体との違いを解説します。

カイロプラクティックを勉強する前に〜整体とは何が違うの?〜

カイロプラクティックと整体って、ほとんど同じイメージではありませんか?

事実、整体サロンでもカイロプラクティックを行なっているところがあり、カイロプラクティックと整体にそこまで大きな違いはありません。

ただ細かく言うと、カイロプラクティックとは骨格調整の手技名です。

首や腰回りなど、背骨が「パキッ」「ポキッ」という音がするような手技を特定してカイロプラクティックと呼びます。

一方、整体とはカイロプラクティックも含め、リラクゼーション系のマッサージや指圧、気功など、様々な施術を広く指す言葉です。

カイロプラクティックはどんなことを勉強すればいいの?

カイロプラクティックの施術家になるには、専門の養成機関で知識と技術を習得し、卒業後に就職または独立開業という流れが一般的です。

養成機関での勉強内容が気になる方はとても多いと思うので、実際の養成機関で行われているものを参考に紹介していきます。

【基礎医学カリキュラム】

・基礎医学 解剖生理学(骨格・筋肉)
・基礎医学 解剖生理学(神経)
・基礎医学 解剖生理学(内臓)
・専門医学 病理学
・専門医学 内科学
・専門医学 免疫学
・専門医学 公衆衛生学
・専門医学 運動学
・専門医学 栄養学
・専門医学 X線診断学

【テクニックカリキュラム】

・テクニック必修科目 ディバーシファイド1・2・3
・テクニック必修科目 アクティベーターテクニック1
・テクニック必修科目 トムソンテクニック
・テクニック必修科目 脊柱外テクニック
・テクニック必修科目 モーションパルペーション
・テクニック必修科目 脊柱緩和操作
・テクニック必修科目 整形学検査法
・テクニック必修科目 神経学検査法
・テクニック必修科目 Xインターン実習
・テクニック選択科目 ターグルリコイル
・テクニック選択科目 AKテクニック
・テクニック選択科目 ガンステッドテクニック
・テクニック選択科目 ブロックテクニック
・テクニック選択科目 コックステクニック
・テクニック選択科目 ローガンベーシック
・テクニック選択科目 アクティベーターテクニック2
・テクニック選択科目 人体解剖実習

基礎医学は単純に筋肉や骨だけでなく、名前の通り医学を勉強していきます。

テクニッック科目は必須科目と選択科目に分かれており、カイロプラクティックで使う様々な手技を学びます。

例として出した養成機関は、2年間でカイロプラクティックに関する知識と技術を習得していきます。

カイロプラクティックと一緒に、整体を勉強している人が多い!

カイロプラクティックは整体の一種だとお伝えしました。

カイロプラクターとして活動している方は、カイロプラクティックと一緒に整体を勉強している方がとても多いです。

中でも筋肉を揉みほぐす技術は、カイロプラクティックを行ううえでとても役に立ちます。ぜひ習得しておきましょう。

筋肉がほぐれていない状態で無理にカイロプラクティックの手技を行うと、首や腰の骨折など、重大な事故にもつながりかねません。

筋肉をほぐす技術は、カイロプラクティックの効果を高めて適切な施術が行えるようになるのです。

カイロプラクティックは民間資格!他に勉強・取得していることの多い資格は?

カイロプラクティックの勉強内容と同時に気になるのが「資格ってあるの?」ということではないでしょうか?

カイロプラクティックに関する資格は、「カイロプラクター資格」というものがあります。

ただ、カイロプラクター資格は国家資格ではなく民間資格です。厳密に言うと、講習や養成課程を受け、修了証をもらうことで得られる資格ということになります。

カイロプラクターとして活動している方は、カイロプラクター以外の資格も一緒に取得している方が多いです。

カイロプラクター資格以外でおすすめの資格は、次を参考にしてください。

・按摩マッサージ指圧師
・鍼師
・灸師
・柔道整復師
・整体師
・カイロプラクター
・リフレクソロジスト
・セラピスト
・深層筋アプローチセラピスト

カイロプラクティックの勉強法

カイロプラクターになるための勉強内容は先ほど紹介しましたが、どのように勉強したら良いのか悩みませんか?

カイロプラクティックを学ぶ際には、次に紹介する4つの勉強法があります。

独学

独学は自分自身が気になる点に絞って勉強でき、なるべく短期・安価で済ますことができます。

すでに整体やトレーナーに関係する活動を行っていれば独学の勉強方法は有効です。しかし、全くの未経験でいきなり独学から始めるのはあまりおすすめしません。

身体に整体の仕事に携わっており、新たにカイロプラクティックの技術を学びたい方であれば独学でもしっかり勉強できるでしょう。

通信講座

独学と違って体系的に学べ、より効率が良いのが通信講座です。

また、短期スクールや学校と違って自宅で学習できるため、独学同様に時間を作りやすいことも大きなメリットです。

通信講座は働きながら自分のペースで勉強したい、空いた時間を有効活用して学べます。

短期スクール

平日夜や休日に時間を作りやすく、定期的に講座に通う時間があるのであれば短期スクールをおすすめします。

短期スクールは講師から直接学ぶことができ、不明点をその場ですぐに質問できることが大きなメリットです。

働きながらカイロプラクティックを学びたい方、学校の授業が終わった後に勉強したい方は、短期スクールを検討してみてください!

また、一部の短期スクールは単位制を採用しており、好きなタイミングで不定期に通うことができます。

交替勤務をしている方など、曜日や時間帯が固定しづらい方は単位制で通えるスクールが最も通いやすいでしょう。

大学・専門学校

現在高校生で将来はカイロプラクティックを仕事にしたい方は、大学や専門学校へ行くことが最もおすすめです。

また、今は社会人として働いているが、学校に戻ってカイロプラクティックを学びたいという方にも大学や専門学校は良い選択となります。

4つの勉強法の中では最もお金と時間がかかりますが、それだけ広く、しっかりと学ぶことができるのはカイロプラクターとしての活動する際に大きな強みとなるでしょう。

腰を据えて深く学びたい方、就職に向けて知識と技術を習得したい方には大学や専門学校がおすすめです。

カイロプラクティックは単体ではなく、整体全体で勉強するようにしよう

カイロプラクティックを勉強したいと思ったきっかけは人それぞれだと思いますが、共通するのは次の想いではないでしょうか?

「怪我や不調に悩んでいる人を救いたい」

カイロプラクティックだけではなく、筋肉の揉みほぐしなど整体全体で勉強することでカイロプラクティックの施術効果がより高まり、人の役に立ちます。

トレーナーや施術家など、身体に関係する仕事で人の役に立ちたい方はぜひ参考にしてください!

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