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ボルダリングトレーナーの仕事内容・ノウハウ・給料総まとめ

ここ数年、新たなスポーツの趣味としてボルダリングを始める方が多くなりましたが、趣味の枠をこえて、トレーナーとして働きたいと考えている方もいるでしょう。今回は、そんな方々にボルダリングトレーナーの実態をお伝えしていきます。

1)そもそもボルダリングってなに?

近年街中でよくみるボルダリングジムですが、トレーナーは一体どのような仕事をしているのでしょうか。また、クライミングやボルダリングといった表記の仕方が違うところもありますので混同してしまう方も多いと思いますのでまずは、その違いについてまとめていきましょう。

ボルダリング

ボルダリングは、フリークライミングの仲間で、命綱を付けずに体ひとつで壁を登っていくタイプのクライミングと言われています。滑り止めのチョークとクライミングシューズという非常にシンプルな装備で岩壁を登るので、気軽に楽しめます。また、命綱がないので5メートル程度の高さまでで楽しむこと、落ちた際にケガをしないようマットを敷いておくということも特徴です。最近よくみられる室内型のジムは、このボルダリングを採用していることが多いです。

ロッククライミング

ロッククライミングは岩壁を登る行為の総称を指しますが、その目的によっても名称が変わります。また、それだけでなく、どのような登り方をするかによっても名称が変わるので、種類は多岐に渡ります。

(1)アルパインクライミング

最もハードな登山スタイルと言われており、主な目的として山頂を目指すということを表します。ですので、とにかく登りきるといったフリークライミングの技術だけはなく、人工登攀の技術も用いて登らなければなりません。

(2)スポーツクライミング

アルパインクライミングと異なり、山頂は目指さずに登ること自体を楽しむものが当てはまります。実際のスポーツ競技となると、器具は使用せず体一つで登ります。

(3)フリークライミング

ボルダリングと同じように、器具は使用せずに登りますが、ボルダリングは一人に対してフリークライミングとなると2人1組、山や河川で行う、人工的な足場を使うことは禁止、といった制約があるのが特徴です。

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2)実際のトレーナーの仕事内容は?

通常のジムのインストラクターや、トレーナー等と同様の仕事内容となっています。例えば、新規入会者の入会案内、トレーニング指導、用品販売等の接客業務から、店舗運営に関わる仕事と、業務内容としては多岐に渡ります。ですが、アルバイトやパートとなると主に接客のみの募集が多くなっています。

個別トレーニング指導

通常のジムと異なることとしては、実技指導をしっかりと個人別で行わなければならないということがあります。特に初心者には自分が見本となって指導を行い、登り方や降り方等を説明しなければなりません。ですので、見本として丁寧に説明できるくらいの技量がなければ、トレーニング指導は難しいとされます。

集団向けトレーニング指導

ジムによって異なりますが、初心者向け講習、中級者向け講習、上級者向け講習というように、週でグループレッスンを組んでいるジムもあります。ですので、年代や性別も様々な方々に向けて、わかりやすく説明するための技量や、コミュニケーション能力が必要となります。

店舗運営

主に入会案内や、入会数増加のための取り組み、用品販売等の業務をこなします。店舗を円滑に運営するためにも、この店舗運営が非常に肝になりますので、最初のうちはあまり行わない可能性がありますが、慣れてきた段階で店舗運営に関する業務も増えてくるでしょう。特に、マネージャーや店長クラスになると店舗スタッフの教育や、店舗全体のマネジメントが必要になりますので、ボルダリングの技術の向上はもちろん、経営的な観点で物事を見れるスキルも必要となるでしょう。

ボルダリング トレーニング風景

3)トレーナーになるには?代表的な3種類

実際にクライミングスクールに通っていないと、トレーナーにはなれないのでないか・・・と心配になる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません!

基本的には、ボルダリングの経験やクライミングの経験がある程度あれば問題ありません。そうであっても不安、もしくはより技術を高めたい、と考えているならば実際にクライミングの専門学校や協会はあるので、そこでしっかりと学んでからトレーナーになるという道を選択してもよいでしょう。

公益社団法人日本山岳ガイド協会

こちらではクライミングに関する資格の取得ができます。インドアクライミングからスポーツクライミング、山岳ガイドなど多岐に渡りますが、中でもボルダリングのトレーナーとして必要になってくるのは、「インドアクライミングインストラクター」でしょう。この資格は、国内において人工壁におけるボルダリングからスポーツルートまでをインストラクター、コーチ、講師としての指導行為を有償で行うことができる。とされています。

国際自然環境アウトドア専門学校

こちらの学校では、クライミングインストラクター学科という専門学科があり、ボルダリングの元日本チャンピオンの方々が講師として教えてくれるといった非常に恵まれた環境で勉強ができます。また、クライミング能力だけではなく、ルートセットやレスキュー技術、またプロとして活躍するための意識や心構えについても学びます。実際にインターシップとして、ボルダリングジムで働く機会もあるので、よりトレーナーとして活躍したい方にはおすすめできる学校です。

一般社団法人日本クライミングジム連盟

こちらの連盟ではボルダリングの検定認定を行っています。ボルダリング検定は、クライマーのボルダリング能力技能を検定会を通じてジム連盟が評価し、段級位の認定と登録を行う新しいスポーツ技能検定です。

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4)給料はどのくらい?

大学卒業程度の初任給としてはおおむね月収17万円~20万円程度が相場といえるでしょう。転職や過去の経歴によって大きく異なることもありますが、未経験の採用となるとあまり高い給与は望めないかもしれません。スポーツトレーナー業界全体としていえることですが、大手のインストラクターでもあまり高い給与水準とはいえませんので、やりがいや好きなことを仕事にしたい、といった方が働かれていることがほとんどだと言えます。

ボルダリング

5)ボルダリングトレーナーに関するQ&A

【Q1】ボルダリングのトレーナーに求められる要素とは?

一番は、コミュニケーション能力です。技術があるのももちろん大切なことですが、やはりトレーナーとなると黙々と作業するよりも、しっかりと笑顔でコミュニケーションが取れる方が向いているでしょう。

【Q2】どれくらいの技術がないといけないの?

どのボルダリングジムで働くかによって異なりますが、ある程度の経験(1年くらい)がある方が望ましいでしょう。募集要項には経験年数〇年必須と記載されていたり、〇級程度必須、といったことが書かれていますので、注意して確認しておきましょう。

【Q3】ボルダリングの研修はあるの?

大きな会社であると、技術向上のためしっかりとした研修があるところが多いでしょう。小さな会社となると、大々的に研修といったことは書かれていないですが、アットホームな雰囲気でそのような研修が行われることもあるようです。

【Q4】用品は安く買えるの?

自社、もしくは企業と契約して用品販売を行っているのであれば、基本的に社販で用品を買えるジムが多いです。福利厚生の部分を見て確認しておきましょう。

【Q5】休日はしっかりとれるの?

トレーナー業界は休日が少ないのは否めません。ですが、店舗のトレーナーの数によっても変わりますので、会社概要で従業員数を確認しておきましょう。基本的にサービス業になりますので、土日が休めなくなることは覚悟しておきましょう。

 

【1】ボルダリングには様々な種類がある

【2】しっかりと指導ができるように、ある程度の技量が必要なため未経験だと難しい

【3】コミュニケーション能力が大切

【4】給与水準は高くはないが、他では経験できないような業務ができる

ジムインストラクターとして実際に働くとなると、どんな目的でどんな環境で働くのかが大事になってきます。

あなた自身に最適な環境を選び、目的をしっかり持ってトレーナーとして活躍してください。

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