balanced bodyのピラティス資格とは?特徴・取得方法・他資格との違いを解説
最近人気が高まっているピラティス。ピラティスインストラクターとしての成功を目指すなら、ピラティス資格の取得が高く推奨されます。
しかし、ピラティスインストラクターを育成するスクールや資格が多数存在しているため、どのスクールで資格を取得すべきか迷っているという人も実際に多いのではないでしょうか。
ピラティスインストラクターは、どのスクールで資格を取得したかによって教え方に特徴が出るため、スクールと資格選びは非常に重要です。
今回の記事では、多々あるピラティス資格の中でbalanced bodyで取得するピラティス資格を取り上げ、その特徴や資格の取得方法、メリット、他資格との違いなどをご紹介します。
特に、世界的に認知された団体のもとでピラティスインストラクター教育を受けたいという人はぜひ参考にしてください。
balancedbodyとは?
まず、balanced bodyについて知ることから始めましょう。
本項では、
- balanced bodyは世界的に認知されたピラティス教育団体
- balanced bodyの創設の背景と理念
の以上2つの項目について詳しく説明します。
世界的に認知されたピラティス教育団体
balanced bodyは、ピラティスマシンの製造とピラティスインストラクター育成の分野で50年にわたってピラティス業界をリードしてきた世界最大の企業です。
balanced bodyのピラティス指導者の育成においては、102カ国以上でインストラクターを育成を行い、世界で最も多くのピラティスインストラクターを世に送り出してきた実績があります。
また、balanced bodyは、国際的なピラティス資格の認定機関であるPMA(Pilates Method Alliance)の起源であることも特徴の1つです。
balanced bodyで学ぶメリットは、他にも以下の点が挙げられます。
- ピラティスの生みの親であるジョセフ・ピラティスの方法を総合的に学ぶことができる
- 日本最大級の設備が整っている
- 国内・海外の様々な環境で活躍する多くの卒業生がいる
- 海外講師を招いて世界最先端のピラティスを継続的に学べる
- balanced body米国本部のハイレベルの教育プログラムを受けた一流の講師陣が指導をする
- 他の団体の資格取得者でも簡単な手続きでマシンコースを受講できる
balanced bodyは以上のように様々な魅力があるため、多くの人に注目されています。
創設の背景と理念
balanced bodyは、ケン・エンデルマンによって、「動きが人生を変える」という信念のもとに設立されました。
ケン・エンデルマンは、もともとカスタム家具の設計者として働いていましたが、顧客から「より優れたバージョンのリフォーマーを作ってほしい」と頼まれたことをきっかけに、ジョセフ・ピラティスのオリジナルデザインを研究して機能性を向上させ、改新しました。
これがピラティスマシン製造メーカーとしてのbalanced bodyの始まりです。
また教育団体としてのbalanced bodyは、単にピラティスのエクササイズを学ぶのではなく、「100人いれば100通りの身体があり、目の前のお客様のお体を正しく評価し、適切なレッスンを提供する」という教育理念があります。
特に「動きの質」を大切にしていて、ムーブメント科学を教育に取り入れてムーブメント科学の原則と、その原則をクライアントへの指導やクラスづくりに活かすために応用する方法などを生徒に教えています。
参考:バランスドボディの歴史
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
・トレーナー資格試験の力試し模擬問題
・うまく行く人/いかない人の違い
などをまとめた「【完全版】未経験からトレーナーになるための攻略ガイドブック」を”無料でプレゼント“しております。(内容の一部を先んじて見せちゃいます!)
下記ボタンからダウンロードできますので、ぜひご確認いただいた上で、ご自身の学習にお役立てください。
balancedbodyの資格コースの特徴
次に balanced bodyの資格コースの特徴について見ていきましょう。
balanced bodyの資格コースの主な特徴は、
- マット・リフォーマー・機器別に分かれたカリキュラム
- モジュール制で柔軟に学べる
の以上2点が挙げられます。
本項ではそれぞれの特徴について詳しく紹介します。
マット・リフォーマー・機器別に分かれたカリキュラム
balanced bodyのピラティス資格コースは、レベルや目的に合わせてスタートアップ、ステップアップ、ブリッジプログラム、コアアラインのコースがありますが、これらのコースは基本的に
- マットクラス
- リフォーマークラス
- アパラタスクラス(リフォーマー以外の器具を学ぶクラス)
の組み合わせによって構成されています。
マット、リフォーマー、アパラタスの講座はそれぞれ1~3のレベルによって分かれていて段階的に学べるようになっています。
また、アパラタス講座はリフォーマー以外の専用機器を総合的に学ぶクラスですが、単科受講でトラピーズテーブル、チェア、バレルを機器別に受講することもできます。
モジュール制で柔軟に学べる
balanced body のもう一つの特徴として、ある程度柔軟に好きな順序やペースで学習を進められることも挙げられます。
balanced bodyの資格は様々なコースが用意されているため、ご自身の目標や生活に応じて、必要な資格を段階的に取得していくことができます。
例えば、マットの認定資格を取得した後リフォーマー、他の専門機器の順で学び、コンプリヘンシブ認定資格を取得することもできますし、マットとリフォーマーの認定資格をいっぺんに取得した後、他の専門機器を追加で学びコンプリヘンシブ認定資格を取得することも可能です。
ただし、講座によっては受講条件が決まっているため、全ての講座を好きな順序で受講できるわけではありません。受講したい講座がある場合はまず受講条件を確認し、受講条件を満たすことから始めましょう。
詳細は、balanced bodyの公式サイトでご確認ください。
資格取得までの流れ
balanced bodyの資格はどのような流れで取得すればよいのでしょうか。
本項では資格取得までの流れを把握するために、
- 受講前の準備と要件
- 各モジュールの概要と所要時間
- 試験・実技評価とその内容
の3点について以下で詳しく説明します。
受講前の準備と要件
balanced bodyの受講の準備として運動経験が必要なのではないかと思う人もいますが、実際には運動経験が必須というわけではありません。
balanced bodyは、ピラティスの初心者の方でも基礎からスタートして段階的に学ぶことができるカリキュラムになっています。
ただし、実際に自分でピラティスのレッスンを体験してピラティスの効果や動きを理解している人は、完全に未経験の人よりもピラティスの指導法をスムーズに学べることも事実です。学習時間も個人の運動経験によって変わってくるでしょう。
そのため、もし可能であれば講習前にbalanced bodyのレッスンを体験してみると後々役立つかもしれません。
また、前述したようにbalanced bodyの講習によっては、受講の要件が定められているものもあります。受講したい講座の受講要件をチェックし、要件を満たすために必要なステップを踏むことが重要です。
各モジュールの概要と所要時間
代表的なモジュールの概要と必要な受講時間は以下の通りです。
モジュール | 主な内容 | 必要な受講時間 |
ムーブメントプリンシプル (動きの原則) | ピラティスインストラクター、パーソナルトレーナー、または運動指導者に必要な解剖学、評価、生体力学の基礎を学ぶ | 16時間 |
マット1 | ピラティスの歴史及び原理原則、初級から中級レベルのエクササイズを学ぶ | 16時間 |
マット2 | ピラティスのマットプログラムを完全に理解するために、中級〜上級レベルのマットエクササイズを学ぶ | 16時間 |
マット3 | 従来のマットエクササイズに、バンド、ボール、ピラティスリング、ストレッチポールの4つの器具を用い、よりバリエーション豊かなエクササイズを学ぶ | 16時間 |
リフォーマー1 | リフォーマーの紹介、マシン指導の安全面での注意事項、初球から中級向けのエクササイズなどを学ぶ | 18時間 |
リフォーマー2 | 中級から上級のエクササイズ、産前産後/骨粗鬆症/腰痛のお客様に向けたプログラムレッスンプログラムの組み立て方、動きの中での体の評価法などを学ぶ | 16時間 |
リフォーマー3 | 上級から超上級のエクササイズ、上級/超上級エクササイズへの導き方、どのレベルのお客様にも対応できるレッスンプログラム作りなどを学ぶ | 16時間 |
アパラタス1 | トラピーズ テーブル・チェア・バレル(ラダーバレル・ステップバレル)マシンの特徴、取扱い方、各マシンの安全面などを学ぶ | 14時間 |
アパラタス2 | 各マシンの柔軟なセットポジション、腰痛や肩の問題など、特定の症状をもつクライアントの取り組み方、ピラティスの動きの原則 (機能解剖学)とマシンの役割、特徴、機器を使った初級・中級エクササイズなどを学ぶ | 12時間 |
アパラタス3 | ピラティスの動きの原則 (機能解剖学)とマシンの役割、特徴、機器を使った中級・上級・超上級エクササイズなどを学ぶ | 12時間 |
試験・実技評価とその内容
balanced bodyの資格を取得するには、モジュール修了やリクワイメント(課題)など各資格の受験条件を満たした後に筆記試験と実技試験を受けて合格することが必要です。
筆記試験では、解剖学や運動学、エクササイズ法、ピラティスの動きの原則、注意点など各モジュールで学んだ知識が問われます。
実技試験では、クライアントにエクササイズを指導する実際の能力が評価対象になります。
十分な知識と効果的かつ安全な指導スキルを身に付け試験に臨みましょう。
日本でbalancedbodyの資格を取得するには
balanced bodyは多くの国でインストラクターを養成していますが、日本でbalanced bodyの資格を取得する際にはどのようなことを知っておけば安心でしょうか。
本項では、日本でbalanced bodyの資格を取得する際に知っておきたい情報である、
- 日本国内の提携スタジオや開催校
- 講義は英語?日本語?受講環境の確認
- 費用の目安と支払い方法の例
の3点について詳しくまとめます。
日本国内の提携スタジオや開催校
balanced bodyの日本国内の提携スタジオは、例として
- zen place academy
- zen place pilates & yoga
- ピラティススタジオ メノティス
- ピラティス スタジオ エッセンス
などが挙げられます。
また、開催校は駅近で通いやすいスタジオが全国に26個あり、スタジオと同様のコースを受講できるオンライン会場も用意されています。
講義は英語?日本語?受講環境の確認
balanced bodyのコースで日本国内で開催されるものは、基本的に日本語で受講することができます。
コースで使用するテキストやワークブックも日本語で書かれていることがほとんどです。
ただし、一部のワークショップや上級コースでは、外国人の講師が英語で指導したり、英語の教材が使用されたりすることもあります。その際は日本語の通訳が入ることが一般的ですが、念のため事前に確認しておくと安心です。
費用の目安と支払い方法の例
費用の目安は、以下の通りです。
マットコース | 350,000円 (税込) |
マット&リフォーマーコース | 750,000円 (税込) |
コンプリヘンシブコース | 930,000円 (税込) |
ピラティス・ベーシックマスター | 500,000円 (税込) |
リフォーマーコース | 450,000円 (税込) |
コンプリヘンシブコース・A | 350,000円 (税込) |
コンプリヘンシブコース・B | 750,000円 (税込) |
支払方法は銀行振込、もしくはクレジットカード払いが可能です。
参考:料金一覧
balancedbodyの資格のメリットと活用例
balanced bodyの資格は、その質の良さや国際的な認知度の高さからピラティスインストラクターとしてのキャリアに多くのメリットと活用の場をもたらします。
本項では、balanced bodyの資格のメリットと活用例として、
- 就職やスタジオ開業での信頼性
- 海外でのキャリア展開にも対応
- 多様な場所での活躍にも有利
- 継続教育(CEC)とアップデートのしやすさ
についてそれぞれ詳しく解説します。特に、どのピラティスインストラクターの資格を取得すべきか迷っている人はぜひチェックしてください。
就職やスタジオ開業での信頼性
世界的に認知された教育団体であるbalanced bodyの資格は、高度な指導技術と専門知識を併せ持つピラティスインストラクターであることの証明になります。
そのため、履歴書にbalanced bodyの資格があることを記載すると就職時や転職時に有利になりますし、資格保有者であることをウェブサイトや広告、SNSなどで顧客にアピールすれば開業時にも役立つでしょう。
まず就職時や転職時には、balanced bodyの資格保有者であることが企業側に安心感や信頼感を与えることが期待できます。
即戦力として認識されることで、チームの一員に迎え入れられる可能性が高くなるかもしれません。
また、開業の際はbalanced bodyの資格が顧客を獲得する強力な武器になります。
顧客は一般的に、どのインストラクターの指導の質がよく、かつ信頼できるかを考えてスタジオを選ぶ傾向があります。
世界的に認められているbalanced bodyの資格を取得していれば、顧客がインストラクターを信頼できると判断しやすくなり、結果的に新規の顧客獲得がスムーズになる可能性が高いです。
海外でのキャリア展開にも対応
balanced bodyの資格は国際的に通用する資格です。
そのため、balanced bodyの資格を取得していれば、将来的に海外のピラティススタジオやフィットネス施設での就職など、海外でのキャリア展開も視野に入れることができるでしょう。
ただし海外で就職するには、永住権やビジネスビザが必要となることが多いです。
海外での就職をめざすのであれば、永住権やビジネスビザの取得、ワーキングホリデーの活用など、働ける権利を獲得する方法についても事前に調べておきましょう。
多様な場所での活躍にも有利
balanced bodyの資格を保有していれば、ピラティス以外の多様な場所での活躍にも有利です。
balanced bodyの資格取得過程で得たピラティスの専門知識と指導スキルは、フィットネスクラブ、ヨガスタジオ、リハビリテーション施設、高齢者向け施設などでも活かせます。
グループレッスンやパーソナルレッスン、オンラインレッスンなど指導スタイルを変えれば、より幅広く活躍できるでしょう。
また、解剖学や運動生理学の専門知識は、整体師、スポーツトレーナーなど、身体に関する専門分野へのキャリアアップやキャリアチェンジにも繋がることも期待できます。
balanced bodyの資格取得をきっかけに、理学療法士などの国家資格にチャレンジしてみるのもよいかもしれません。
継続教育(CEC)とアップデートのしやすさ
balanced bodyは、 継続教育(CEC)とアップデートがしやすいことにも定評があります。
ピラティスインストラクターは、お客様の身体に責任を持つ仕事のため最新の情報や指導法のアップデートを常に行うことが必要です。
知識のアップデートは、日常の忙しさからついつい後回しにしてしまいがちですが、balanced bodyでは、資格取得後の継続的な学習や知識・指導法のアップデートがスムーズにできるように資格更新(CEC:Continuing Education Credits)システムを設けています。
認定資格の有効期限である2年の間に、16時間の所定のワークショップ(以下参照)を受講することで認定資格の更新ができるようになっているため、忙しい中でも少しの時間を見つけながら、効率的な知識のアップデートが可能です。
対象ワークショップは下記のとおりです。
- PMAプログラムへの参加
- balanced body主催のワークショップ・POT
- Zen place主催の資格更新対象のワークショップ
- balanedbody養成コース受講、再受講 (リテイク)
以上の対象ワークショップを受けることにより、ご自身の興味や必要性に応じた最新情報や最新の指導法などのアップデートが自然にできるような仕組みになっています。
詳しくはbalanced bodyの公式ホームページをご覧ください。
他のピラティス資格との比較
ピラティスの指導資格は様々な団体が発行していて、それぞれに特徴があります。
本稿では、Balanced Bodyと比較されることの多い、
- BASI Pilates
- POLESTAR Pilates
- STOTT Pilates
との違いを解説します。
また、 どの資格が自分に合っているかの見極め方もご紹介します。
balancedbodyvsBASIPilates
balanced bodyとBASI Pilatesの主な違いとして以下の3つが挙げられます。
- 指導アプローチの違いマット・リフォーマー・機器別に分かれたカリキュラム
- 取得資格の違い
- カリキュラムの柔軟性の違い
指導アプローチの違い
指導アプローチに関しては、balanced bodyが伝統的なピラティスの原則を尊重し、かつ現代の運動科学や解剖学の知見を取り入れた指導アプローチを重視しているのに対し、BASI Pilatesでは創業者であるラエル・イサコウィッツが気付いたメソッドを継承しつつ、現代の科学的知識を取り入れた教育を提供しているという違いがあります。
取得資格の違い
取得資格に関しては、balanced bodyでは、
- マット認定資格
- リフォーマー認定資格
- コンプリヘンシブ認定資格(マット+リフォーマー+リフォーマー以外の機器)
が取得できるのに対してBASI Pilatesでは、
- ファンデーション資格(マット+マシン初級~中級)
- グラデュエイト資格(マシン中級~上級)
- コンプリヘンシブ資格(マット+マシン初級~上級)
の資格が取得できるようになっています。
カリキュラムの柔軟性の違い
カリキュラムについては、balanced bodyがモジュール制により自分のペースや興味に応じて柔軟にカリキュラムを組むことができるのに対して、BASI Pilatesでは、柔軟なフレームワークの中でレッスンを段階的に構成できるものの、基本的には系統立てられたカリキュラムの中で基礎から段階的に学んでいく特徴があります。
BASI Pilatesについてもっと詳しく知りたい方は、下記記事も参考にしてください。
BASIピラティス資格とは?資格取得のメリットやコース内容を詳しく解説
balancedbodyvsPOLESTAR
balanced body とPOLESTAR の大きな違いは、balanced bodyがピラティスインストラクターとして働くための教育プログラムを重視しているのに対し、POLESTAR PILATESは、リハビリテーション医学を基盤にし、スポーツ医学、運動科学などを組み合わせたピラティスの技術を提供していることです。
POLESTAR Pilatesは、理学療法士や医療従事者によって設立された背景があります。
リハビリテーションに特化したピラティス資格の取得を目指すため、理学療法士や運動指導者のような身体機能の改善や怪我予防を重視する人や臨床治療とピラティスを融合させたリハビリテーションを希望する方に向いています。
対してbalanced bodyは、より幅広い層のお客様に対応できるエクササイズの指導法を重点的に学びます。そのため、フィットネスやウェルネスに関わることを目的とする人にはbalanced bodyの方が適しているといえるでしょう。
balancedbodyvsSTOTTPilates
balanced bodyとSTOTT Pilatesには、指導法とカリキュラム構成に大きな違いがあります。
指導法に関しては、STOTT Pilatesが解剖学などのバイオメカニクスに基づいて姿勢や身体のバランスを整えることやケガの予防を目的としたエクササイズに力を入れているのに対し、balanced bodyは特徴の一つであるムーブメントプリンシパル(動きの原則)と原則を応用する方法を軸に、解剖学や生理学の分野から『身体』を科学的に学ぶことで、一人ひとりの身体にあった動きを適切に指導できるインストラクターを目指します。
カリキュラム構成は、STOTT Pilatesが細かくレベル分けされていて、基礎から専門的な内容までを段階的に学ぶことができるのに対して、balanced bodyはモジュール制を取り入れることにより柔軟な学習を可能にしています。
どの資格が自分に合っているかの見極め方
ここまで、主要なピラティス資格とbalanced bodyの資格の比較をしてきましたが、どの資格が自分に合っているのか見極め方が分からないという人もいるのではないでしょうか。
数多くの資格の中から自分に適切なものを選ぶためには、それぞれの公式サイトをチェックしながら以下の点を考慮することをおすすめします。
- 自分のペースで柔軟に学びたいか、または決まったカリキュラムで段階的に学びたいか
- 取得したい資格があるか(マットピラティスのみの資格取得を目指すか、リフォーマーや他の機器の資格も目指すかなど)
- フィットネスやウェルネスを中心に活躍するか、リハビリテーションなどの医療現場での活躍を考えているか
- 将来海外での活動を視野に入れているか
- 費用と取得期間はどのくらいかかるか(仕事をしているなどで時間に制限がある人はオンラインクラスの有無も調べてみましょう)
- 団体の指導方針や教育方針に共感できるか
また、その他もし可能であれば、興味のある団体のピラティスの体験レッスンや説明会に参加したり、実際に資格を取った人の体験談を聞いたりすることもおすすめです。
オンライン上では調べられない雰囲気や感覚などを掴みやすくなり、より適切な資格を選べるようになるでしょう。
balancedbody資格に関するよくある質問
本項では、ピラティスの資格取得を目指す方々からよく寄せられる質問にお答えします。
資格取得に運動経験は必要?
資格取得に運動経験は必須ではありません。
balanced bodyの資格は初心者でも受講可能で、運動経験がない方でも基礎から無理なく学習を進められます。
ただし、ある程度の運動経験やピラティスの経験があると、自分の身体で動きを確認でき、指導法への理解がしやすくなったり、学習をよりスムーズに進められたりすることも事実です。
そのため、もし可能であれば受講前にピラティスのレッスンを実際に体験してみることをおすすめします。
仕事をしながらでも取得できる?
balanced bodyの資格は、仕事をしながらでも取得できます。
まずbalanced bodyは、柔軟に学習できるモジュール制をとっているため、週末や仕事終わりなど都合の良い時間帯に集中して受講することができます。
また、一部のコースやワークショップはオンラインコースを活用することも可能なため、通学時間の心配をせずに学ぶことも可能です。
さらにbalanced bodyでは、仕事をしながら資格取得を目指す受講生に対して、スケジュール調整や補修講座などのサポート体制も整っています。(詳細はスクールに確認してみてください)
以上のことから、仕事をしながらbalanced bodyの資格取得を目指すことは十分可能でしょう。
仕事をしながら資格を取得するコツは、仕事と学習を両立するためにスキマ時間を使った無理のないスケジュールを立てることと、自主的な学習も積極的に取り入れて工夫しながら学習を進めることです。
諦めずに努力すれば、結果は自ずとついてきます。
トレーナーエージェンシーでは、
・トレーナーとして必要な素養
・具体的なトレーナーの働き方
・おすすめの資格
・トレーナー資格試験の力試し模擬問題
・うまく行く人/いかない人の違い
などをまとめた「【完全版】未経験からトレーナーになるための攻略ガイドブック」を”無料でプレゼント“しております。(内容の一部を先んじて見せちゃいます!)
下記ボタンからダウンロードできますので、ぜひご確認いただいた上で、ご自身の学習にお役立てください。
まとめ|balancedbody資格は国際的に通用する信頼のピラティス資格
今回の記事では、balanced bodyの特徴や資格の取得方法、メリット、他団体との違いなどを解説してきました。
Balanced Bodyのピラティス資格は、質の高い教育プログラムと国際的なブランド力により世界中から信頼され、保有していると就職時に有利になったり海外でのキャリア展開を期待できたりする資格です。
また、モジュール制による学びやすさや継続教育(CEC)とアップデートのしやすさなどは、運動経験のない初心者からピラティスの経験者、仕事をしながら資格取得を目指している人など様々な生活環境にいる人にとって魅力的といえます。
現にbalanced bodyの資格は、学びやすさと信頼性から非常に人気の資格です。
これからピラティスインストラクターとしてのキャリアをスタートさせたい人は、ぜひ一度balanced bodyの公式サイトをチェックしてみてください。

パーソナルトレーナー 業界総合支援サイト「トレーナーエージェンシー」編集部です。